クリムト展と「イタリアンバル ポルテラ」(2019年5月18日)
2019年5月18日 上野・東京都美術館の「クリムト展」に行きました。
5月18日
一年前のちょうど今頃って、
何してたかなあ…と思って、
写真をチェックしたところ、
「クリムト展」に行っていました。
夫に誘われて行ったのですが、
クリムトの絵は、
ぜひ見たいと思っていました。
理由は、その少し前に、
こんな映画を観たからです。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』(原題:Woman in Gold)。
2015年制作のイギリス・アメリカ合衆国の映画です。
グスタフ・クリムトが描いた、
「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」
(通称:「黄金のアデーレ」)
を巡る、裁判の顛末を描いた実話です。
予告編はこちらです。
たまたま、夫が抽選に当たり、
鑑賞券を2枚いただいたので、
あまり期待せずに行ったのですが…。
これが、すばらしい映画だったのです。
ある、ユダヤ人女性の話なのですが、
思いがけない展開で、
最後まで、飽きずに観せてくれます!^^
ちなみに、どうやらこの一家は、
コスメブランドのエスティ ローダーの一族(?)
のようです。
その財力や発言力も、
この訴訟に影響を与えたのではないかな、
という気がしました。
とてもいい映画です。
お時間のある方は、ぜひ、ご覧ください。
美術館を出て、
上野公園を少し歩きました。
大道芸人。上野公園では、たいてい、なにかしらやっていておもしろいのですが、この日は手品を見せてくれました。
女の子に参加してもらって、手品をやっているところです。
屋台村のようなところもあります。このときは、アユの塩焼きをたくさん売っていました。
夕方に近くなってきたので、
上野駅から電車に乗って、
神田に行きました。
この日の夕食に出かけたのは、
神田にある、
「イタリアンバル ポルテラ」。
2016年7月にオープンした、
小さな隠れ家バルです。
北西イタリア・ピエモンテ州で修行を積んだ、
オーナーシェフの大江宗平氏が、
築地の新鮮魚介類を用いて、
ピエモンテ料理を提供しているそうです。
大江宗平氏
築地で1年間仲買の手伝いをして働き、魚を勉強。そしてイタリア・ピエモンテ州で本場のイタリア料理を習得しました。六本木、銀座のイタリアンで、約10年間料理長を務めた後、念願の自身の店をオープン。ピエモンテは内陸のため、魚介類をあまり使わない料理ですが、大江氏は、得意の魚とピエモンテ料理をかけあわせて提供しています。
この日いただいたのは、
ポルテラコース(通常4500円)
+選べるドリンク2杯(一杯が1200円以内のもの)
で、通常価格は6900円です。
が、ルクサのクーポンを利用して、
3400円になりました。(51%OFF)
「イタリアンバル ポルテラ」。間口はたったこれだけの、小さなお店です。
お料理をご紹介します。
冷前菜4種:左から、青森県産アイナメのカルパッチョ、北海道産ツブ貝のサラダ仕立て、自家製ピクルス、クラテッロ・ディ・ジベッロ
店内は、カウンターと小さなテーブル席で、計12席。こじんまりとしたお店です。
ヤリイカのフリット
スパゲティ:いんげんのオイルソース
スパゲティ:白身魚のラグー トマトソース
メイン:アンガス牛のタリアータ
夫がまたもボケ写真を撮ったので…、
画像をお借りしました。
デザート:ティラミス
おいしかったです。^^
このお店、実は、
ランチがおススメだそうです。
当日に仕入れた食材で提供している、
パスタランチが大人気だとか。
次はランチで利用してみたいです。^^
美術館に行って、
イタリアンを楽しむ…。
そんな、優雅で楽しい日常が、
ついこの間までは、
あったんだなあ…。
なんだか、ずいぶん昔のことのようです。
絵を見て、おいしいものを食べる、
なんてことは、
当たり前のことだと思っていました。
ほんとうは、
世の中が平和だからこそ、
できることだったんですね…。
緊急事態宣言は、
近畿3府県を解除し、
東京など首都圏4都県と北海道は、
継続する方針のようです。
少しずつ、少しずつ、
前に向かって進んでいますね。^^
東京の新規感染者は、今日も5人でした。
東京が解除される日も、
近いと思います。
あともう少しです。
がんばろう、みんな。
がんばろう、日本。