「アイニンファンファン」で上海蟹フルコース(2020年1 月18日)
2020年1月18日 「アイニンファンファン」で。
前日の「チャイナブルー」を、温かい目で見ていただけたので(笑)、
それに勇気をもらい、第二弾です。^^
おでかけもままならない日々ですが、「よーし、コロナが終息したら、絶対に食べに行くぞ~。^^」と、少しでも楽しい気持ちになっていただけたら、と願っています。
1月18日
「中国美食縁 アイニンファンファン」を
ご存じでしょうか。
知る人ぞ知る、名店です。
上海・四川料理と薬膳料理を得意とする、
伝統中国会席のお店です。
お店の場所は、永田町。
皇居のほど近くにあるのですが、
お店の広さは、なんと、200坪。
その広さを活かして、
テーブルや椅子、調度品などを
ゆったりと配置し、
多くの個室を設えてあります。
そのため、各界の大物が愛するという、
由緒あるお店だそうです。
料理長は、郭 学光 氏。
郭 学光
薬膳をはじめ、多くの地方料理を学ぶ。
台湾『園山大飯店』にて修業後、来日。『ホテルセンチュリーハイアット』にて、中国料理部の蔡良氏(日本における薬膳第一人者)に師事し、多くの中国料理店の経験を得た。
このお店、以前から行ってみたかったのです。
でも、なにしろ、高級店。
とうてい、気軽に行けるような価格ではありません。
指をくわえて見ていたら、
ある日突然、グルーポンで、
50%オフのクーポンが出ました。
上海蟹フルコース、ひとり16550円。
ふたり分で、33100円。
それが、16600円になると…。
ひとり分が16550円といったら、
前回の「チャイナブルー」よりもお高い。笑
それがなんと、半額になってしまうわけです。
その上、税・サービス料は、
クーポンに含まれています。(←コレが大事。爆)
あの、あこがれていた
「アイニンファンファン」に、
半額で行ける!
…ということで、
クーポンを即買いしてしまいました。笑
今日は、そのときのお料理をご紹介します。
「アイニンファンファン」のエントランス。大正時代のような、レトロな雰囲気です。「来る人来る人福の神」という額が見えます。^^ (画像をお借りしました。)
フロントを通ると、
長い長い、迷路のような廊下を通り、
突き当りの個室に案内されました。
円卓がふたつは入る、広いお部屋です。
中国風円卓の個室、「牡丹の間」。(画像をお借りしました。)
このお部屋、あとで、HPで調べてみたら、
「ご利用可能人数 4名様~12名様まで」
とありました。
私たち、ふたりだけなんですけど…(苦笑)。
そのうえ、
「ルームチャージ: 2万円~(2時間)」
ですと。
半額で食べに来た上に、
2万円のお部屋を、
タダで使わせていただきました。滝汗
なんか、すごいところに来ちゃったね。
…と、夫婦で話していると、
お料理が運ばれてきました。
期待の、「上海蟹フルコース」の始まりです。^^
前菜5種盛り合わせ
鶏肉、筍、鴨肉、中華くらげを、野菜と共にいただきます。
贅沢海鮮スープ
多くのファンを持つ、芳醇な特選海鮮スープ。お店自慢のメニューです。
酔っぱらい蟹
上海蟹を老酒に漬けたものです。1年~2年の小さい上海蟹を、生きたままで使用します。生の身に酒の味が染み込み、なめらかな食感です。
牛肉と舞茸の炒め
柔らかな食感に仕上げた牛肉と舞茸の絶妙な歯触りを楽しめます。
岩海苔と銀杏の和え物。
「アイニンファンファン」のオリジナル料理です。岩海苔の独特の食感と濃厚な味わいが、銀杏とマッチしています。
そして…。
ついに、本日の主役の登場です。^^
上海蟹姿蒸籠蒸し
上海蟹を、そのまま蒸しました。この季節にしか味わえない、上海の味覚です。
お店の方が、きれいにさばいてくださいました。^^
白身魚のチリソース 花巻付
ぷるぷるとした柔らかい肉質を、上品な甘みでいただきます。
特製炒飯
デザート
化学調味料を使用することなく、
旬の素材の味を最大限まで引き出した、
お料理の数々。
たいへん、おいしくいただきました。^^
あらためて写真を見てみると、
食器には金彩を施してあるものが多く、
美しいですね。^^
この日は、クーポンを利用していたので、
お会計で支払ったのは、
夫婦でいただいた、紹興酒だけ。
1000円くらいだったでしょうか。
やっぱり、こうでなくては…。爆
実は、MIYOは、上海蟹が大好き。^^
ずいぶん前の話ですが、
神保町の、「新世界菜館」
というお店がお気に入りで、
毎年、この季節には必ず、
上海蟹を食べに行ったものでした。
けれどその後、
仕事に追われ、子育てに追われ、
行かなくなってしまいました。
30年ぶりの、上海蟹。
子育ても終わり、
ようやく、こういう日が来ました。
20代のころのさまざまなことを
思い出しながら、いただきました。
美味でした。