MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 43 - おとぎの国の気になる話(7日目)

2019年1月24日 アルベロベッロ・家並みの前で。


1月24日


上の写真は、
アルベロベッロのお土産物屋さん「陽子の店」の屋上で、
撮らせていただいたものです。
下の写真5枚も、同じ屋上で撮りました。



アルベロベッロでは、「陽子の店」は、とても有名なので、
町を訪れた日本人は、
かなりの確率で、このお店に行くことになります。


私たちの場合は、宿泊予定のホテルに着いた時点で、
オーナーの陽子さんがロビーで待っていました。
そして、
「夕食の後で、無料で夜の町を案内しますよ。」
と、日本語で呼びかけておられたので、
そのお誘いにのって、行くことになったわけです。


ツアーでなく、個人でこの町を訪れた場合でも、
散策中に陽子さんに声をかけられ、
お店まで案内されたという人は、少なくありません。


オーナーのご一家は、とても親切で、
トゥルッリの中を見学させてもらえます。
さらに、このお店の屋上からの眺めは、一見の価値があります。


私たちも、たくさんの写真を撮らせていただいたし、
それは感謝しています。
「陽子の店」に行かなければよかった、とは、
思っていません。
でも、実は、気になることがありました。


もう、帰国して一ヶ月以上たちましたが、
やはりそのことは、
お話ししておいたほうがいいのではないか、
という思いは変わらないので、
アルベロベッロの項の最後に、書くことにしました。


それは、アルベロベッロに着いた日の夜のことです。
お土産物屋さんになっているトゥルッリ(「陽子の店」)に案内され、
屋上で夜の町を眺めていると、
そこへ、陽子さんが登場しました。
そこに置かれていたトレーには、何種類もの食べ物が並んでいて、
「試食会」が始まったのです。


「これは、**なの。すっごくおいしいから、食べてみて。
 あとね、こっちは**で、これも絶対におすすめだから!
 日本人が大好きな『小分け』になってるから、
 お土産に便利!」
…と、毎日話しているであろう口上が、
立て板に水のように続きます。


「タダ」が大好きなMIYOは、
喜びいさんで、試食にトライ(笑)。
そこにいたほぼ全員が、試食に群がりました。
夫にも薦めようと思ったのですが、
当の夫ときたら、屋上の端っこに突っ立ったままで、
私が呼んでも、近寄ろうとしません。


別に、無理強いされたわけではありませんが、
日本語で買い物ができる気楽さもあり、
その夜、店内では、多くの人が、大量に買い物をしていきました。
「10枚買ったら、1枚おまけ。」
と言われ、板チョコを何十枚も買った方も…。(苦笑)


MIYOは、
「そのチョコ1枚分の値段で、
 スーパーならお菓子が10人分買える(爆笑)。」
などと、つい考えてしまうので、
なにも買わなかったんですけどね…。


その夜、ホテルに戻ってから、
夫に訊いてみました。


「さっきはどうして来なかったの?
 タダの試食なんだから、味見すればよかったのに。
 おいしかったよ。」


すると夫は、
「うまく言えないけど、
 オレ、なんとなく、あの店がいやだった…。
と。
その「夫の勘」は、正しかったのかもしれません。


翌日になって、ツアーの何人かから、
こんな声が聞こえてきました。
「昨日、『陽子の店』で**を買ったけど、
 今日になって別のお店に行ってみたら、
 全く同じ物が、ずいぶん安い値段で売られていた。


お店によって値段が変わるというのは、よくあることです。
でも、着いたばかりの土地で、いきなり入ったお店で、
そこの価格が妥当であるかどうかを判断するのは、
かなり難しい。


結局のところ、旅先では、なにを買うにも、自己責任です。
あとになって、「他の店の方が安かった」とわかっても、
あとのまつり。
「差額を返して」と言うことはできないし、
買ってしまったものは、仕方がありません。


ただ、「陽子の店」の場合、私が残念だったのは、
日本人相手に、割高な価格の品を売っている人が、
「同じ日本人である」ということでした。


海外で、あやしげな日本語を話し、
日本人旅行客をだまそうとする外国人は、たくさんいます。
けれどそれは、あくまで、「外国人」です。
「同じ日本人だから。」と安心しているのに、
その気持ちに乗じて、割高な品を販売するというのは、
ちょっと違うのではないか、と思うのです。


帰国後、気になって、ネットで評判を調べてみました。
すると、「陽子の店」に不満を持った人のコメントが、
数多くでてきます。


私たちの場合は、20人近い大人数で訪問したので、
気楽に店内を見てまわることができました。
が、少人数で訪問した場合、他に客がいないと、
「なにも買わずに店を出ることができない」
ような雰囲気になってしまい、
やむをえず買い物をした、という人もいました…。


アルベロベッロで有名な、「陽子の店」。
トゥルッリの中を見学できて、
屋上からの眺めもすばらしく、
行く価値はあると思います。
日本語で買い物ができてしまう点も、魅力でしょう。


ただし。


売っている品は、
他のお店よりも、かなり高い可能性があります。


同じ日本人が、日本人相手に、日本語で、
割高な物を売っているというのは、
あまりうれしい話ではありません。
このできごとは、楽しかったイタリア旅行で、
唯一の、「残念な思い出」になりました。


MIYOは、基本、お土産物屋でめったに物を買わないので、このお店でも何も買わず、おかげで被害を免れました。ただ、2回も屋上に上がらせていただいたので、お礼の意味で、最後にマグネットをひとつだけ買いました。2ユーロ(250円くらい)です。他のお店なら、もう少し安かったかもしれませんが、まあ、2ユーロだからいいか、と。^^

「陽子の店」の数軒となりにある、食料品店。オーナーのおばさんは、「うちは、『陽子の店』よりも安いから、見て行って。」と言っていましたが、店内にはいってみたら、本当にそのとおり。たとえば、生ハムのパックだと、このお店の方が400円くらい安くて、1000円ちょっとでした(苦笑)。

さらにその隣りにある、木工品のお店。すべて、オーナーのおじいさん(写真)の手作りです。店内は撮影禁止なので、お店の外からこっそり撮らせていただきました。

町の花屋さん。入り口のデコレーションがかわいい。^^

2日間の滞在でしたが、通りを歩いている人を見かけることは、ほとんどありませんでした。これは、シーズンオフだったからかもしれません。

アルベロベッロにいた猫(とらんぽりんさんのブログを、マネしちゃいました。^^)


とらんぽりんさんのブログです。新婚旅行で、南イタリアにいらしたそうです。^^


(つづく)

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 42 - おとぎの国を、さらに歩く(7日目)

2019年1月24日 アルベロベッロの家並みを背に。


1月24日


野良犬くんが多いイタリアですが、
ネコくんもよく見かけます。


イタリアに来てから、食事の残りのパンを包み、
必ず、ポケットに入れて持ち歩くようになった私。
このときも、ネコくんにパンのプレゼント。


修理中のトゥルッリです。何百年も前のものを、こうして、修理しながら住み続けています。


小さな門を入ると、その奥に、とんがり帽子の家並みが見えました。

とんがり帽子の家が密集する丘を、たっぷり一時間歩いて、丘のふもとの広場に出ました。広場では、ノミの市をやっていました。^^

ノミの市ととんがり帽子の家並みをバックに、もう一枚。

この広場で、解散になりました。ここからは自由行動で、各自、勝手にバスまで戻ることに。旅なれた方々ばかりなので、こんなところでほったらかしにされても、誰ひとり迷いません。指定された時間に、30人全員がホテルの前まで戻ってきたのは、さすがです。^^

夫とふたりで、あてもなく歩いているうちに、前夜、真っ暗な中を歩いた道に出ました。

歩いているだけで、楽しくなります。

そして、前夜訪れた「陽子の店」の前まで来ました。「屋上から景色を見て行ってください。」と言っていただいたので、おことばに甘えて、屋上へ。前日は、真っ暗であまりよくわからなかったのですが、朝来てみると、コレです。^^ こんな間近に、とんがり帽子を見ることができました。

「陽子の店」の屋上から見た、トゥルッリの家並みです。


アルベロベッロに来たら、ぜひ、
「陽子の店」の屋上から、家並みを見てみることをおすすめします。^^


(つづく)

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 41 - 朝のアルベロベッロを歩く(7日目)

2019年1月24日 アルベロベッロの住宅街を歩きました。


1月24日


今日も朝から元気な私たちです。
朝食後、チェックアウトし、
全員の荷物を、ホテルに預かってもらいました。
朝8時、ホテルを出発です。


朝食は、ホテルのビュッフェです。

宿泊していた HOTEL ASTORIA の前に、全員集合です。

ガイドさんに先導されて、町を歩き…、

15分位で、はい、おとぎの国に到着です。^^
ディズニーランドではありません。ほんとうに、人が住んでいるんです。

おとぎの国に突入しました。


朝早かったせいか、歩いているのは私たちだけでした。

一軒、一軒のおうちのかわいらしさに、感動しながら歩きました。

おや? 小さな門の向こうに、家並みが見えます。

近寄ってみると…、

一面に広がる、おとぎの世界。^^ かわいすぎて、泣けてきます。


実は、私、この旅行に参加するにあたって、
恥ずかしながら、下調べというものを、
ほとんどやっておりません。(←アホです。)
なにしろ、「シチリアのおいしいワインと食事」しか、
考えていなかったもので…(汗)


なので、行く先々で、
思ってもみなかったような、すごいものの数々を見ることになり、
旅行中は、おどろきっぱなしでした。
中でも、特に驚いたのが、この、アルベロベッロだったのです。


なにこれ?
ほんとに人が住んでるの?
と…。


とんがり帽子のおうちは、愛らしく、ユーモラスで、
かわいすぎます!^^
イタリアに、こんなところがあったなんて…。


ローマやベネチアばかりが、イタリアではないんですね。
南イタリアは、ほんとうに、奥が深い、と
心底感動したのが、
この、アルベロベッロだったのでした。


なみに、アルベロベッロは、
日本の世界遺産である、岐阜県・白川郷と、
姉妹都市の間柄にあります。
そういわれてみれば、とがった屋根の家が連なる風景、
どこか似ているかも。
ペアリングした人、よく思いつきましたね。^^


(つづく)


ここまでに飲んだワイン: 12本
ここまでのおトク度:
(個人で同じ旅行をした場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
 価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)

朝食 1000円
朝のアルベロベッロ散策 2500円
ここまでの合計: 208500円
ちなみに、この10日間のツアー費用は、ひとり169800円でした。

全盲難聴・のんたん S園で、3回目の音楽レッスン(2018年12月2日)

2018年12月8日 おとうさんといっしょに、カラオケで熱唱。(全盲難聴・のんたん 23歳)


12月2日


S先生としゅん君のフルートレッスンのお仲間に入れていただいて、
10月から、毎月一回、
S園で音楽レッスンを開催していただけるようになりましたが、
今回は、その3回目になります。
この日は、ヤグチさんが、ボランティアにいらしてくださいました。


今月も、S先生とヤグチさんに支えていただきながら、
長男は音楽レッスンに参加することができました。


【ヤグチさんからいただいたメールです】
今日は、しゅんくん&しげるくん&S先生と、総勢5人で、イオンモールまでお買い物に行きました。買い物を済ませたあとは、アイスコーヒーでひといきついた2人。
のんたんは、ジュースを1本買って(お財布がなかったのでおごりです)、園に戻り、レッスンの始まりです。今日は、8日のたき火祭りの時に演奏する4曲の練習をしました。
「風になりたい」「たき火」「チェリー」「ロックンルージュ」の曲です。のんたんは、どの曲も上手に弾けてました。
しゅんくんも、時折先生のご指導が入ったりしていましたが、中々のものでした。初めて拝見させていただきました。なんか感動してしまいました。


【S先生からいただいたメールです。】
無事にレッスン終了いたしました。
今日のレッスンは、8日の焚き火祭で演奏する曲目の仕上げを行いました。
普段2人ではあまり合わせて練習していないと思われるのですが、フルートでメロディを吹くと、のぞみ君はしっかりと的確なコードを弾いてくれるので、安心して聴けました。本番が楽しみですね。
レッスン前は、イオンモールへお買い物に行きまして、ミスタードーナツで軽くお茶をしました。


おかげさまで、長男はこの日も、楽しい週末を過ごすことができました。
S先生、ヤグチさん、どうもありがとうございました。

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 40 - 夜のアルベロベッロを歩く(6日目)

2019年1月24日 アルベロベッロ・家並みの前で。


1月23日


夜のアルベロベッロを、少しだけ散策したあと、
「陽子の店」に行きました。


夜の闇の中、トゥルッリの屋根が連なっていました。おとぎの国のようです。

トゥルッリの入り口です。


「陽子の店」は、トゥルッリの中にあります。
一軒のトゥルッリを、陽子さん一家が、
自宅兼お土産物屋さんとして、使っています。


ということで、まずは、
トゥルッリの中がどうなっているのかを、
じっくりと見学させていただきました。


大きな空間を、出入り口をくりぬいた状態の壁で、なんとなく仕切っているようなつくりです。お土産物がきれいにディスプレイされています。一階の一室には、大きなベッドが置かれていて、実際に寝室として使っているそうです。なんと、そこまで見せていただいたのですが、さすがにお写真は撮りませんでした。

シチリアとは、色づかいが違っています。

天井はこんな感じです。

トゥルッリがそのままマグネットになっていて、かわいい。^^
おとぎの国の、こびとさんのおうちのようです。

一軒分のトゥルッリは、こうなっています。

色とりどりのマカロニがはいった袋。日本人が好きそうな物を、たくさん置いてありました。


そして、ホテルに戻ってからは、
恒例の家族宴会です。
ワインを開け、
おつまみは、生ハムとピスタッチオナッツ。
すっかりイタリアしています。笑


この日のワインはこれ。「エトナの赤」という名前がいいですね。^^ 
タオルミーナのスーパーで買った、シチリアワインです。

イタリアに到着した翌日、ポンペイに行く途中で買った生ハム。こんなりっぱな生ハム、日本で6ユーロでは買えません。

シチリア・モンレアーレの露店で買った、ピスタッチオナッツ。こんなおいしいピスタッチオナッツ、日本で買ったことがありません。イタリアで食べた美味しい物第一位にしたいくらいでした。


こうして、今夜もワイン三昧。
アルベロベッロの夜は更けていくのでした。^^


(つづく)


ここまでに飲んだワイン: 12本
ここまでのおトク度:
(個人で同じ旅行をした場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
 価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)
夜のアルベロベッロ散策 500円

アルベロベッロのホテル1泊 7500円
ここまでの合計: 205000円
ちなみに、この10日間のツアー費用は、ひとり169800円でした。