MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

幼なじみと一日デート⑦ 3人で、ミライザカ。(2018年10月7日)

2018年8月16日 仲良しのマサミちゃん、カナコちゃんと、カラオケに行きました。ボランティアの、ホリイさん、ヤグチさんもいっしょです。(全盲難聴・のんたん 23歳)


10月7日


寄生虫館を出て、再び、目黒駅まで歩きました。
ここで、駅前の居酒屋に入ることに。
お店は、「ミライザカ 目黒東口駅前店」です。
本当は、「お米がおいしい」と評判のお店に行くつもりだったのですが、
あいにく、こちらは予約でいっぱい。
やむなく、その近くにあった、「ミライザカ」に。


「駅前のわかりやすいお店」にこだわったのは、
ここで、もうひとり合流することになっていたからです。
それは、Yちゃん。
なんと、私の、小学校一年からの同級生。
小・中・高と、12年も同じ学校という、
こってこての幼なじみなのです。


同じ東京に住んでいるので、
Yちゃんとは時々会うのですが、
今回、Kちゃんが上京してくるということで、
声をかけてみました。
3人は、中学2年のときに同じクラスだった仲です。^^


「昼間は予定があるけど、夜ならOK」という
Yちゃんを待つために、
とりあえず、「ミライザカ」に入って、
メニューを見ていると、
ほどなく、Yちゃんが登場。
お土産にと、ルピシアのお茶を持ってきてくれました。
Yちゃん、ありがと~^^


ルピシアのフレーバードティー。ハロウィーンバージョンで、その名もTrick or Tea。かわいい~^^


ってことで、早速、3人で乾杯。
いや~ たのしいわ~
って盛り上がってるところに、
スタッフが、「お通し」を3人分、持ってきました。


その日のお通しは、小鉢にはいった、鶏皮の煮物。
すぐにKちゃんが、
「私、これは食べられないので、MIYOちゃん食べて。」
と、自分の小鉢を私の前に。
するとYちゃんも、
「私も、これはだめだわ~。」
と。


Kちゃんは病気治療中で、Yちゃんは健康上の理由で、
ふたりとも、鶏皮が食べられないのだそうです。
で、私の前に、小鉢が3つ。(爆笑)


いくらなんでも、ひとりで3つはムリです。
そこで、お店にお願いして、
他のお料理に交換してもらおうと考えました。


お店の方に、事情を説明して、
「2人の分は、他のものに交換していただけませんか?
 なんでもいいですから。」
とお願いしたのですが、即座に、
「できません!」
と、きっぱり。


「そうですか・・・。」
とはいえ、食べられないものをテーブルに放置しても、
結局は生ゴミになってしまいます。
それはもったいないので、
「では、交換できないのはしかたないとして、
 いずれにしても食べられないので、
 このお通しは、お返しします。」
と、2つの小鉢を、引き取っていただきました。


「なんか、不親切だよね。」
「まずいとか、わがままで言ってるわけじゃないのにね。」
「代わりに、たくあん2切れだって、かまわないのにね。」
「こういうところで融通をきかせてくれてこそ、
 客商売なのにねえ・・・。」


などと、ちょっとばかし、3人でぶつぶつ言いましたが、
すぐにそんなことはどうでもよくなり、
あとは、幼なじみ3人、怒涛のおしゃべりに没頭したのでした。


最後に会計を済ませ、
レジでもらったレシートを確認すると、
「3人分のお通し」の代金が、
しっかりと計上されていました。


たしかに私は、「お通しをふたつ、返します」と言っただけで、
「そのかわり、払いません」とは言っていません。
お客の勝手で返したわけですから、
値引きはしない、ということなのでしょう。


黙って支払いました。


でも、そのことを、KちゃんとYちゃんには言わず、
合計金額を、3人で等分に払い、
その日の女子会は、終了しました。


お料理はおいしく、
蔵をイメージしたような店内は、雰囲気も良く、
いいお店でした。


いっぱいおしゃべりして、おなかもいっぱい。
Kちゃん、Yちゃんとは、いい気分でお別れしてきました。
でも、私はやっぱり、
ここであきらめることはできなかったのです。(苦笑)


(つづく)

幼なじみと一日デート⑥ 目黒寄生虫館で、お勉強。(2018年10月7日)

2017年12月30日 ベトナム・ホーチミンのダムセン公園で。(全盲難聴・のんたん 22歳)


10月7日


歌舞伎町ホストクラブ街をさくっと歩いて、
次に向かったのは、目黒です。
JR目黒駅から歩いて15分ほどのところにある、
「目黒寄生虫館」!(爆笑)


ま・・・ 博物館ですね。
なんでそんなとこを知ってるかというと、
私の夫が、寄生虫が大好きなんです。(←アホです。)


そもそもは23年前、切迫早産で入院していた私の枕元で、
寄生虫おもしろ話の本(「空飛ぶ寄生虫」藤田 紘一郎著)を、
夫が延々と読み聞かせていたことに始まります。
すっごくおもしろい本で、そりゃあ、笑えましたけど、
ま~、すばらしい胎教でしたね。^^


その後も、夫の寄生虫ラブは、
さめることがありませんでした。
小学生だった娘の付き添いで、
ポケモンラリーにでかけたときは、
ポケモンのついでに父娘で、この博物館にも訪れています。
(最近、娘は、友人といっしょに、
 この博物館を再訪したらしい。
 一回じゃ足りんのか~。怒)


アメリカの寄生虫ドキュメント番組である、
「私を蝕む寄生虫 (Monster inside Me)」は、
我が家のお気に入り番組です。
テレビ放映中は、シリーズの全番組を録画して、
晩ごはんを食べながら、家族全員で見るのを、
夫も娘も楽しみにしていました。(←アホです。)


そんなわけで、夫も娘もよく知っている「目黒寄生虫館」に、
私もそのうち行ってみようかな、
と、かねてから思ってはおりました。


今回、東京にやってきたKちゃんにその話をすると、
「話のタネに、行ってみるものいいかも」
ということに。
なによりいいのは、この博物館、
入場料が無料なんです。(←これ、大事です。)


秋の午後、気持ちのいい、おだやかな日差しを受けて、
Kちゃんと「目黒寄生虫館」までの道を歩きました。


建物の場所は、すぐにわかりました。
知らなければ、そのまま通り過ぎてしまうくらい、
目立たない、小さな博物館です。
中に入ってみると・・・。


たくさんの寄生虫が、展示してあります。(笑)


意外だったのは、けっこうな賑わいだったことです。
あまり有名ではないし、小規模だし、ということで、
もっとさびれた博物館を想像していたのですが、
中に入ってみると、
何十人もの若い人たちがひしめきあっていました。


ここ・・・。
隠れた人気スポットだったみたいです。(笑)


2階にも、たくさんの寄生虫が展示してあります。


ある、20歳くらいのカップルの会話が、
聞こえてきました。
女「えっ なに? これなに?」
男「・・・寄生虫。」
女「え~~~~。なに?
  これ、なんのために生きてるの?


あのな~・・・。
キリンだって、サルだって、
「なんのために生きてるか」なんて、
だれも考えてないってば。
Kちゃんとふたり、ひたすら、笑いをこらえました・・・。


いちばんびっくりしたのは、コレです。
体長8.8mの、サナダムシ(日本海裂頭条虫)。
ある男性のお尻から、そっくりそのまま出てきたそうです。
「よくぞ、途中でちぎれることなく、
 こんなにきれいにひっぱりだしたよね~。」
と、ヘンなところで感心する、私たち。笑


8.8mのサナダムシ(日本海裂頭条虫)


お土産のTシャツも販売していました。
写真は、サンプルです。
胸のイラストは、どれも、寄生虫。(苦笑)
(けっしてふざけているのではありません。
 ここは、寄生虫をまじめに研究した資料を展示している、
 博物館です。)


寄生虫のイラスト入りTシャツ。お土産で購入できます。


小さな小さな博物館ですが、
100年くらい前からの、寄生虫研究の歴史が紹介してあって、
なかなか、興味がつきません。


秋も深まり、空気が気持ちのいい時期になりましたし、
ぜひ一度、散歩がてら、でかけてみてはいかがでしょうか。
「目黒寄生虫館」は、入場無料です。^^(←ここ、大事です。)


夕方に近くなってきたので、寄生虫館をあとにしました。
次の目的地へと向かいます。


(つづく)


2018年7月 タイ・バンコクの花。

幼なじみと一日デート⑤ アジア屋台村とホストクラブ街(2018年10月7日)

2018年10月18日 手をつないで歩きます。(全盲難聴・のんたん 23歳)


10月7日


私たちが食事した「海底撈火鍋・新宿店」の入っているビル、
「第二東亜会館ビル」では、
屋上で、通年営業の屋台村を営業しています。
アジアエスニック料理の店など、8店舗が入っており、
「どこかひとつの店舗の料理しか食べられない」のではなく、
他の屋台から「出前」でお料理を注文できます。
つまり、同じテーブルで、
世界各国のお料理が楽しめる、というわけです。


おもしろそうだし、
どうせ同じビルに来たついでなので、
こちらもちょっとのぞいてみました。


午後2時を過ぎていたので、ほとんどのお店が、ランチタイムの営業を終了していました。


おなかもいっぱいになったところで、
次は、新宿・歌舞伎町内にある、
ホストクラブ街を歩いてみることにしました。笑


うーん、イケメンがいっぱい。「歌舞伎町 最強」だそうです。笑

ホストクラブが多数出店しているビル。30名以上のホストの写真が飾られています。下の方にあるのも、ホスト。選挙立候補者のポスターではありませんよ。^^

写真に、指名するための番号まで明記してあるお店。「Kちゃん、何番にする?」「MIYOちゃんは?」と、ふたりでお互いの好みをチェック! 爆

いちばんウケたのは、これ。「職業、イケメン。」 最高ですね。^^


ふたりで大笑いしながら歩いた、
歌舞伎町・ホストクラブ街。


「次にKちゃんが来たときは、
 ふたりでホストクラブにでも行ってみようか・・・。
 あーでも、いくらくらいかかるのかな。」


などと、よからぬことを考えた、MIYOなのでした。(笑)


昼間の歌舞伎町を、30分ばかり、さくっと見学し、
次の目的地へと向かいました。
ほんと、よく歩く、私たちです。^^


(つづく)

幼なじみと一日デート④ 川劇変面ショーで大喜び(2018年10月7日)

2018年10月18日 S園・秋のバザーで。(のんたんとあみちゃん 23歳)


10月7日


中国の京劇というのは、ご存じの方も多いと思いますが、
四川省にも、似た様式で行われる中国の伝統的演劇があり、
それを、「川劇」と呼びます。


川劇の最も大きな特色は、「変臉(へんれん)」です。
これは、役者が顔に手や扇子、衣装などを当てて、
ほんの一瞬、顔を隠したとたんに、
顔が変わってしまう、というものです。
どのような仕組みでそんなことができるのかは、
長い間、「秘伝」とされてきました。


その「変臉」を、「変面ショー」として、
レストランで見せてくれるというのですから、
川劇関係者が知ったら大激怒するかもしれない趣向です(苦笑)。
日本で言うなら、「しゃぶしゃぶ温野菜」のお店で、
歌舞伎ショーを見せるようなものかもしれません。
でもそれが、このお店の人気パーフォーマンスで、
中国でも大ウケらしいのです。


本来なら、滅多に観ることができないはずの
「変臉」が観られる、ということで、
ミーハーな私も、期待感いっぱいで、
このお店にやってきてしまいました。


ショーの時間は、その日によって違っているらしく、
運が悪いと、観ることができません。
なので私は、お店に到着したときから、
「変面はやりますか?」
「何時からですか?」
「まだ始まりませんか?」
などと、何度もしつこくお店の方に確認し続けました。笑


ショーがいつ始まるかわからないので、
トイレに行くのもがまんして(笑)、
ひたすら待っていると、
午後1時半を過ぎてから、
ようやく、ようやく、始まりました~笑


お店の奥から、音楽に会わせて変面マンが登場!

おや? 扇子が顔を隠した一瞬のうちに、顔が変わりました。^^

だんだん近づいてくるあいだに、またもや変面!

今度は赤い顔に。一瞬のうちに、顔が変わってしまいます。


最後に、私たちのテーブルにやってきたときは、
いっしょに写真を撮らせてくれるサービスぶり。笑
MIYO、大喜びでした。^^
これが観たくて来たんです~~T_T
目の前で、変面を見せてもらえて、
Kちゃんも喜んでくれて、よかった~^^


ショーが終わって、ようやくトイレに行ってみたら、
これがまた、日本のトイレとは思えない、
キラぴかトイレでした。笑
どんなトイレ? と思った方は、
ぜひ、お店に行って、ご確認ください。笑


最後はデザートです。甘いスープ(海藻、なつめ、クコの実入り)と、杏仁豆腐でした。


いや~ もう、お腹いっぱいです。^^
これだけ食べて、楽しんで、
お会計は、ひとり3380円でした。
(ドリンクバーが別料金だったのかどうかは、
 よくわかりませんでした。
 なにしろ、レシートが中国語で、
 日本語にはない漢字で記載されているので、
 解読不能なんです。笑)


レジの横には、カゴがいくつもおいてあって、
台湾製のお菓子が山盛りになっています。
これ、自由に持って帰っていいんだそうです。^^
いろんなところで、サービスや配慮が行き届いているお店でした。


2時過ぎというのに、お店はまだまだ満席状態です。
「食べ過ぎてくるしい~」と言いながら、
Kちゃんとふたり、大満足でお店を出ました。


(つづく)

幼なじみと一日デート③ カンフー麺とお祝いプレート(2018年10月7日)

2018年10月18日 カラオケバンバン豊田駅前店で。(全盲難聴・のんたん 23歳)


10月7日


実はこのお店には、ふたつの「お楽しみ」があります。
そのひとつは、カンフー麺
パフォーマーが、小麦粉の塊を持って登場します。
その塊を、まるでヨーヨーのように、
空に向かって投げたりひっぱったりしていくごとに、
麺が細く長く伸びていく、というわけ。
十分に伸ばしきって、細い麺になったら、火鍋に投入します。


パーフォーマーは、熟練者らしく、
いくら麺を伸ばしても、
その麺が床やお客さんにあたるようなことはありません。


このパーフォーマンスは、「カンフー麺(390円)」を
別注文した人にだけのサービスです。
私も、390円を支払ってでも、ぜひ見たい、と思っていました。


でも、残念ながら、鍋のコースの量が充実しすぎていて、
とても、追加の麺が食べられそうにありません。
困っていたら、運のいいことに、
おとなりのテーブルのご家族が、
カンフー麺を注文してくれました。^^


まずは、麺を、小さくクルクルと回します。

次第に大きく振り回し始め・・・。

テーブルの上にも、びゅーん!

次は左方向にびゅーん!

まるで縄跳びのようです。笑

後ろのお客さんたちにも見えるように、回転だってやっちゃいます。


・・・こんなふうにして、生地を振り回しているうちに、
細い麺が完成してしまいました。
テーブルの鍋に投入して、終了です。^^


いや~
おもしろかった~笑


「注文しなくても、カンフー麺が見られてよかったね!」
と、Kちゃんとふたりで喜んでいると、
次のサプライズです!
ハッピーバースデーの歌と共に、
スタッフの皆さんが、お祝いプレートを持ってきてくれました!


ぐるなびからお店の予約を入れたのですが、そのときに、
「誕生日」のところにチェックを入れておいたのです。
さほど期待していなかったのですが、
しっかりお祝いしてくださいました。^^
ありがとうございました。^^


ケーキとフルーツでできた、お祝いプレートです。

はでなネオンプレートをバックに、Kちゃんのお祝いです。一ヶ月遅れでしたが・・・(笑)。


お料理もおいしいし、
カンフー麺のパーフォーマンスも見たし、
お誕生日のお祝いプレートまでいただいて、
なんて楽しいお店でしょう。^^


でも、お楽しみは、まだ残っています。
まだか、まだか、と、私はずっと、そわそわしていました。笑


(つづく)