MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

日光街道千住宿めぐり② お店の前で、作戦会議(2018年5月31日)

1990年9月 タイの山岳地帯を、半日かけて、象に乗って移動しました。山の斜面の細い道を、象に乗って進むのは、コワかった! ここで象がすべって落ちたら、象の下敷きになって死ぬなあ、などと思いながら(苦笑)。写真は、そのときに訪ねた首長族の村で。1991年の年賀状になりました。^^ 当時、この村まではなかなか行くことができなかったのですが、今では、バンコク近郊に、観光用の村があるそうです。


5月31日


「徳多和良」に行くと決めた、当日になりました。
会社の休みをとったので、
午前中はのんびりできるのですが、
夫婦ともに、朝からそわそわ。笑


お店が開くのは午後4時なので、
そこまで歩いていくとして、家を出るのは3時ごろにしようか、
ということになりました。


中川にかかる橋を渡ると、足立区になります。


自宅と、お店がある足立区の間には、中川が流れています。
そこにかかる大きな橋をわたり終えると、
下町の、小さな家がひしめく住宅街が続きます。


夫とふたりで、あれこれとおしゃべりしたり、
道端のいろんなお店をのぞいたりしながら、
歩くこと、約40分。
ようやく、めざす「徳多和良」に到着しました。



小さなお店です。
到着したのは、3時40分でしたが、
すでに、3名の方が、列に並んで待っておられました。
私たちは、4番目と5番目ということになります。
これなら、開店と同時に、中に入ることはできそうです。


お店の前に置いてある看板。4名以上のグループは入店できないこと、店内での待ち合わせはできないこと、お店にいられるのは一時間以内であること、が書いてあります。

「徳多和良」の入り口。ここを入ると、L字型のカウンターがあるだけの、小さなお店です。同時に入れるのは、15人くらいであったかと思います。


列に並んで待っていると、お店の前に、
今日のメニューが貼り出されました。



開店時は300円均一だったそうですが、
今ではちょっと値上がりしています。
でも、それでも安いですよね。^^


 小柱磯辺揚げ 400円
 天然かんぱち刺 500円
 白海老かき揚げ 500円
 黒むつ昆布じめ 600円
 江戸前穴子天ぷら 600円


ああ、早く食べたい!笑
夫とふたり、メニューとにらめっこしながら、
お店の前で作戦会議。


なにしろ、一時間しかいられないのです。
メニューを見て迷っているヒマはありません。
入店と同時に、食べたいものをいっきに注文して、
効率よく食べきってしまおう、という作戦です。


なにを食べようか、と、
あれこれ相談しているあいだも、
お客さんは次々にやってきます。
ほんの10分くらいの間に、
すでに10人以上が並んでいました。


そこへやってきた、4人組の女性。
60代くらいでしょうか。
お店のうわさをききつけて、
仲良し4人で来てみたのでしょう。
が、残念、ルールまでは聞いていなかったようです。
「4人」なのです。
このお店、なんどもいいますが、
「3人」までのグループしか、入店できません。


4人で列に並び、
楽しげにおしゃべりしているのを見て、
お店の方が出てこられました。
「すみませんが・・・。」と。


本当に、4人だと、入れてもらえないんですよ。
ルール通りとはいえ、ちょっと驚きました。


「どうするんだろうね。
 きっと、楽しみにして、遠くから来たんだろうに。」
と私が言うと、夫、あっさりと、
「まっ ひとりが帰るんだなっ!」
と言ってのけるではありませんか。
それはないですよね・・・。(苦笑)


4人で話し合った結果、
その中の2人が、あきらめることになったようで、
帰ってしまわれました。
ちょっとお気の毒でした・・・。


私だったら・・・。
2人ずつのグループに別れ、別々に並んでしまうと思います。
どうせ、お店にいられるのは、一時間ですから。^^
そしらぬ顔で、「ふたりで来ました」っていうふりをし、
食べてしまいますね。
でもって一時間後は、どこか別のお店で、
4人で二次会をやればいいんじゃないかな。


・・・なんて、他人の余計なお世話な話を、
夫としゃべっているうちに、
4時になり、お店が開きました。


いよいよ、入店です。
どんなお店でしょうか。
もう、期待感でいっぱいです。笑


お店の中は、こんな感じです。本当に、写真のとおり、カウンターだけの、立ち飲みのお店です。カウンターの内側に、中村氏が大皿料理といっしょに写っておられますが、私たちが食事したのは、ちょうど、中村氏の向かい側のカウンター席でした。小さな、小さな、スペースです。

  ↑
「徳多和良」を紹介している雑誌が、店内にたくさん置いてあったので、写真を撮らせてもらいました。


(つづく)

日光街道千住宿めぐり①「徳多和良」へ行こう(2018年5月31日)

2018年5月5日 上野・しのばずの池で、大好きなボート漕ぎ。^^(全盲難聴・のんたん 22歳)


5月31日


足立区の北千住駅前通りから
旧日光街道宿場町通り(サンロード商店街)へ。
そしてさらに奥へと続く一体は、
江戸時代からにぎわう宿場町です。
実は、我が家から歩いて、一時間もかかりません。^^


そこを歩いてみよう、と思い立ったのは、
別に、歴史に興味があったわけではなく、
北千住に評判の居酒屋さんがある、ときいたからでした。


数々のメディアで紹介されている、有名なお店です。


“割烹くずし"を謳う、「徳多和良(とくだわら)」。
北千住駅西口の繁華街から少し外れた立地でありながら、
開店の16時から21時のクローズまで、
連日、満席状態が続く繁盛店です。



一見、ふつうの立ち飲み居酒屋なのですが、
このお店にはいるには、
いくつかのルールを守らなければなりません。


ルール①
4名以上での入店禁止。
ルール②
滞在は1時間以内。
ルール③
予約は受けつけない。


その理由は、「殺到するお客様に対応しきれないから」なのです。
店主の中村弘文氏がこの地に店を開いたのは、10年以上前。
若い人が気軽に日本料理を楽しめるようにと、
料理・酒とも300円均一とし、
立ち飲みスタイルで営業することにしたのだそうです。
300円とはいえ、安いからと妥協せず、
素材は料理人としての厳しい目で厳選したものばかりです。


値段が安いのに、「割烹」にふさわしいものを食べさせてくれる、
ということで、すぐに評判になりました。
以来10年以上、客足が途絶えることがありません。


仕込みは、中村氏ご夫婦と娘さん2人の4人。
1時間制のため、矢継ぎ早に飛び込む注文にも、
チームワーク良く、素早く対応してくれます。


毎日、中村氏が作りたいと思うものを作り、
お客は、その日のメニューに載っているものを見て、注文します。
4時の開店と同時に、店内は満席状態になり、
お料理はどんどんなくなります。
6時過ぎごろに行っても、もはや、
大部分の料理が品切れになっていることが多いとか。
それでも、常連客は、残っているメニューがあることを喜び、
おいしく食べて飲む、というのが、この店のスタイルだそうです。


このお店では、
大勢のお客さんが押し寄せるからと言って、
さらに多めに料理を作ったりはしません。
毎日、適量を用意し、それが全部なくなったら、
閉店時間の前でも、お店を閉めてしまいます。


つまり、
その日のメニューを余らせることなく、
すべて売りつくす。
薄利多売ではなく、
無理のない量を、すべて売り切る。
「食材を無駄にすることがない」というのが、
このお店の単価が安い、大きな理由なのです。


ここまでを聞いたら、
このお店に、ぜひ、行ってみたくなりました。
平日のみの営業、
開店は16時、18時には食材がなくなりはじめ、
閉店は21時、となったら、
平日に、仕事の休みをとって行くしかありません。
たかが、立ち飲みの居酒屋に行くために、有給休暇。(爆)
でも、もう、いてもたってもいられません(苦笑)。


「このお店、ぜひ行きたいんだけどっ!
 平日にしかやってないから、休みとって行こうよ!」
と言うと、夫ものってくれました。
こうして、5月末に会社をお休みして、
夫婦で居酒屋に行くことが決定。(←アホです。)
どうせなら、自宅からお店まで、小一時間の道を、
散歩がてら歩いて行こう、ということになりました。


自宅から北千住まで続く道を、夫婦で歩きました。左手の奥にうっすらと見えているのは、スカイツリーです。


(つづく)

鮮魚仲卸の居酒屋「神楽家(上野)」で、日本酒三昧(2018年9月29日)


2011年夏 家族で3回目の海外旅行。インドのタージマハールです。2012年の年賀状になりました。
(のんたんとあみちゃん 16歳/高1)


9月29日


上野の居酒屋、「神楽家」に行ってきました。
今年の4月にオープンしたばかりのお店です。
鮮魚仲卸が営んでいるため、鮮度抜群の魚介が自慢です。
扱う魚介は、産地直送で仕入れ、
その日のうちに使いきってしまうとか。^^


さらに、豊富に取り揃えられた日本酒も、魅力です。
日本酒ファンの夫は、それはもう楽しみにしていて、
前日から、そわそわしておりました。(苦笑)


上野といっても、JR上野駅界隈だと、
お店がいっぱいあるし、
アメ横あたりだと、とにかくすごい人ごみで、
歩くのもたいへん。


でも、このお店があるのは、上野広小路のあたり。
民家も多く、ひっそりとしています。
街灯もまばらな裏通りに、ぽつん、ぽつんと点在している、
居酒屋さんや小さなレストラン。
暗い通りで、そこだけが灯をともしていて、
なんだか風情があります。
ここ、神楽家も、そんなお店のひとつでした。



中にはいると、居酒屋にはめずらしく、店内はソファ席。
もともとは、喫茶店だったのかもしれません。
クッション席なので、らくに座ることができ、
落ち着いて食事を楽しむことができました。



いただいたのは、「いいとこ取りコース・全9品」です。


前菜・酒の肴3種:しめじの和え物、あん肝のポン酢ジュレ、しらすの酢の物

刺身・盛り合わせ7種

野菜・海老とアボガドのクリーミーサラダ

焼物・豚スペアリブの香り焼き

一品・プリプリ大海老のエビマヨ

揚物・鮪のど肉の竜田揚げ

口直し・塩芋けんぴ

食事・握り寿司3貫

甘味・ペッパー塩アイス


以上、飲み放題込みで、定価は7134円(一人分)ですが、
ルクサのクーポンとギフト券利用で、3550円に。^^
さらに、プラス1000円で、
8種類の日本酒が飲み放題になるとのことだったので、
それもお願いしました。


あとはもう、
ひたすら、飲みまくりです。^^


東北泉 純米(山形県):スッキリした味わい


喜久泉 吟冠 吟醸造(青森県):魚にぴったりのスッキリ飲みやすい味わい
1合とっくりは、注ぎ口がついています。とっくりがいっぱいになると、注ぎ口からおちょこにお酒が流れます。そのおちょこからお酒があふれる寸前まで、注いでいただきます。

〆張鶴 純 純米吟醸(新潟県):バランスの良い味わいで和食とも好相性

獺祭 純米大吟醸(山口県):フルーティーさが際立つ、甘みのある味わい

銀盤 播州50 純米大吟醸(富山県):クセのないスッキリとした辛口

日高見 弥助 純米吟醸(宮城県):和食に良く合う辛口

鳳凰美田 剣 辛口純米(栃木県):フルーティーさを残しながら、キレの良さを楽しめる辛口


いや~ 笑
これだけ日本酒を飲み続けたことって、
ちょっとありません。
(私は、ふだんはワイン党です。)


でも、お酒が上質だったせいか?
2時間飲み続けても、さほど酔っ払うこともなく、
上機嫌で、家路についたのでした。
どうやって帰ったのか、あまり覚えてないんですけどね。(爆)


今日も楽しい1日でした。

全盲難聴・のんたん ボランティアさんとおでかけ(2018年9月29日)

2017年12月25日 ベトナム・ハノイへ家族旅行。フレンチ・レストラン Maison Vie で、シェフと。
(のんたんとあみちゃん 22歳)


9月29日


台風が接近していると心配された週末でしたが、
この日は、まだ、雨も小降りで、
なんとか、ウクレレ教室のレッスンにでかけることができました。


この日のボランティアさんは、ヤマシタさんとキドノさんです。
おふたりには、前半と後半で、分担していただきました。
まずは朝10時に、ヤマシタさんに、S園までお迎えに行っていただき、
長男といっしょに、高田馬場へ。
ここで、キドノさんが合流し、
3人いっしょにランチとウクレレ教室のあと、
ヤマシタさんの介助は終了です。
帰りは、キドノさんに、
S園までお送りいただく、という行程です。


おふたりとも、のんたんとは仲良しの、
大ベテランでいらっしゃいます。
おかげで、長男にとっても、楽しい週末になりました。


【ヤマシタさんからいただいたメールです】
玄関に来るまで、しきりに、10月7日の予定を職員の方に聞いていました。

園から一歩出た途端、「ポックリポックリ」と…。「お馬の親子」の童謡を歌い出しました。繰り返しお、「馬の親子」を歌いながら駅に向かいました。
途中で、象さん、うさぎと亀、虫の声、等の動物がらみの歌を歌ったのですが、びっくりしたのが、のんたんが「うーさぎうさぎ、何見てはねる 十五夜お月さん見てはーねる」という昔の、どちらかといえばマイナーな曲を知っていて、朗々と歌った事。さすが…
電車内では、ヘッドフォンで何かを聞いていました。音楽や太鼓のリズムではなく、話し声が聞こえてきます。何かの録音かラジオか…わかりません。ただそこからしきりにラット、ラットと言って、左手で指文字を表します。小さいッがどうしても表せないので、もしかしたらラトだったのかも。食事中もラト、と表していました。
昼食はハンバーグ、店はガストではなくサイゼリアが良いと。コーンスープとサラダも食べたいと。でもスープはお口に召さなかった様で、だいぶ残してしまいました。サラダ、ハンバーグは完食。
ウクレレではタッチからスタート。でも初めは、先生から何回も「のぞみ君弾いて」と言われながらも、リズムをとってウクレレを叩いているだけ。その後次第に、弾くことに集中していきました。
今回は、ハイティーン・ブギの歌はなく、ウクレレに集中していました。
冬休みにカラオケに行くそうです。そこでも、「お馬の親子」が歌えたら良いですね。のんたんはとーっても優しく歌うんですよ。
のんたんから指文字を出してきたのには驚きました。発話が鮮明でない時、とても助けになります。
29日も本当に有難うございました!! またご一緒できます様に…


【キドノさんからいただいたメールです】
お昼はハンバーグとのことで、サイゼリアへ行きました。が、あまり食は進みませんでした。ヤマシタさんが促してくださり、ライスとスープを少々残しましたが、ほぼ完食でした。
ウクレレ教室でも、最初はあまり弾かず叩いていましたが、先生に先導され、新しい曲の練習に入ることができました。
(この日は、歌の練習はなかったので、歌いませんでした。)
帰りは、電車の中で、ICレコーダーをヘッドフォンなしで直接聞いていましたが、突然やめると、あとは寝てしまいました。
「眠いですか?」と聞きましたが、「いいえ」と言っていました。


行きは、ヤマシタさんと歌を歌いながら歩き、
帰りは、疲れと安心しきっていたのか、
キドノさんの隣りで寝てしまったとのこと。


おふたりといっしょに、
のびのびと過ごす長男の様子が、
目に浮かぶようです。


長男の指文字を、しっかりと読み取ってくださったヤマシタさん。
そのことに、私たちの方がびっくりしました。^^


ヤマシタさん、キドノさん。
本日も、たいへんお世話になり、ありがとうございました。


2018年7月12日 タイ・バンコクの花

全盲難聴・のんたん おとうさんとおやつ^^(2018年9月30日)

2018年9月30日 S園で。「これは・・・、おせんべい!^^」


9月30日


秋も深まり、今年も、「S園・秋のバザー」が近づいてきました。
今日は、台風の日曜日でしたが、
夫は、バザーの準備作業のため、S園にでかけていきました。
この日のために貯めておいた寄付の品を、
車に積んで、全部持って行ってもらったので、
家の中も、ちょっとすっきり。^^


せっかくS園まで行くので、
長男に、お菓子を持って行ってもらいました。
「のんたんといっしょに、おやつを食べてきてね。」
と。


おとうさんにもらったおせんべいを、さわって確認しています。

おせんべい! おいしいね!

お茶もゴクゴク・・・。おせんべい、もっとください!^^」


写真を、夫がメールで送ってくれました。
「のぞみくんは、今日も元気でした。」と。


よかった、よかった・・・。^^


今年の秋のバザーは、10月8日です。
当日は、長女もいっしょに、
家族みんなで、S園に行きます。
愛しの長男に会うのが、楽しみです。^^


もっとも長男は、私たちに会うことよりも、
私たちといっしょにカラオケに行くことの方が、
ずっと楽しみみたいなんですけどね。(苦笑)