MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 3 - ちむどんどんのチェックイン / 星野リゾートと界(2022年6月20日/4日め)

2022年6月20日 「星野リゾート 界 ポロト」で。「とんがり湯小屋 △湯(さんかくのゆ)」です。(北海道白老郡白老町)


6月20日(月)


「星野リゾート 界 ポロト」に来ています。
チェックインが始まる3時に合わせて
到着したのですが、
私たちよりも早くやってきた人たちで、
すでに、フロント前はにぎわっていました。


フロントの前には暖炉があり、窓の外の景色を眺めてくつろぐことができます。

おお、あこがれていたあのとんがり帽子が、こんなに近くに見えます。^^

チェックインの順番が来るまで少し時間がかかりそうなので、暖炉の前に座って待つことにしました。

ここに座ると、窓の外には、こんな光景が広がっています。これは「とんがり湯小屋」と言い、中は温泉施設になっています。

右側に見えるドアを開けて、外に出てみました。

MIYOが撮った写真です。

そして夫が撮った写真です。水面にとんがり湯小屋が映り、本当にきれいでした。後ろに、ポロト湖が見えます。

カヌーが置いてありました。アイヌの人々が漁をしていた頃をイメージしているのでしょうか。

この水は、後ろのポロト湖につづいています。そして左側に見えているのが、ポロトの森です。


20分くらい待って、
ようやく名前を呼ばれました。
この日は満室だったので、
待つのはしょうがないです。
っていうか、もはや9月ごろまで、
空室はほとんどないみたいです。😅


さて、チェックインです。MIYOが手続きをしているあいだ、夫は隣りの売店で遊んでいました。笑

いただいたキーには木彫りのタグがついていて、それぞれのデザインが異なっています。ご当地楽の予約プレートと冷たいハーブティー(ジャルダン ソバージュ)のカップを持って、お部屋に向かいました。

フロントから客室までは、ホテル内を説明しながら、スタッフの方が連れて行ってくれます。まずは、白樺林の奥にあるトラベルライブラリーを通りました。

トラベルライブラリーは、この土地にまつわる本と飲み物が楽しめるスポットです。

お茶とコーヒーのカウンターがあり、お部屋に持っていくこともできます。

お茶は、ダージリン、スリープウェル、ローズヒップ。

さらに、冷たいハーブティー(ジャルダン ソバージュ)も。ルピシアのものです。氷の代わりに、ひょうたん型のアイスキューブが浮かべられていました。氷が溶けてお茶が薄まらないように、という気遣いです。^^

ご当地楽の予約プレートです。


【ご当地楽】(サイトから)
全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しんでいただけるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」を用意しております。現代建築とアイヌ文化を融合した「界 ポロト」では、アイヌ文化の体験機会も提供しています。


「界 ポロト」のご当地楽は、「イケマと花香の魔除けづくり」です。アイヌ民族の自然観に学ぶというテーマで、イケマと北海道の数種類のハーブを組み合わせ、オリジナルの魔除けを作ります。(画像をお借りしました)


「イケマ」は、悪いものを遠ざけるとして、
アイヌ民族が身に着けてきた植物だそうです。
魔除けを作る体験は、
滞在中に、ひとり1回の参加が可能です。
なんだかよくわかりませんが、
まあ、とりあえず参加してみようか、
ということで、
16:00のプレートをいただきました。


いよいよ客室に向かいます。
係の方といっしょにエレベータに乗って、
客室がある3階に行きました。
(お部屋までなかなか行きつかなくて、
 スミマセン。)


(つづく)


(おまけのお話)


ご存じの方も多いかと思いますが、
ここで、星野リゾートと界について、
簡単に書いておきます。


【星野リゾートと界】
星野リゾートは、1914年に軽井沢で創業した老舗の日本企業です。総合リゾート運営会社として、各地で高級感ある温泉旅館やリゾートホテルを運営しており、山代温泉の旧白銀屋や北海道の旧アルファリゾート・トマムなど、経営不振になった旅館やリゾート施設の再生を手掛けています。
極上の空間づくりと質の高いサービスで知られる「星野リゾート」ですが、高級ホテル「星のや」や温泉に特化した「界」、自然豊かな「リゾナーレ」、友達とも行きやすいカジュアルなホテル「OMO」など、さまざまな形態の施設を運営しています。湯宿として、その最高位にあるのが、「界」です。
「界」では、知る人ぞ知る名泉などを幅広く楽しめ、その地域・季節にしか味わえない魅力を満載しています。旬の食材を使ったご当地料理を堪能でき、他の温泉旅館とは一味違う和モダンな客室や極上の湯処を楽しめます。
また、その土地の歴史や文化が楽しめるトラベルライブラリー和漢生薬成分を使ったアメニティなど、星野リゾートならではの極上のホスピタリティが体感できるのも魅力のひとつです。星野リゾートの施設の中でも、温泉にこだわるなら、界ブランドが最適と言われています。


私たちは、2021年5月に
星野リゾートの「青森屋」に宿泊しました。


日本酒(青森の地酒)が出てくる蛇口、
青森の郷土料理が多数並ぶビュッフェ、
ねぷたの山車、
夜の「じゃわめぐ」ショーなど、
地元色が満載で、二泊の滞在でしたが、
青森文化を堪能しました。
以来、青森県と星野リゾートの
ファンになりました。笑


そのときの日記です。


青森屋に行って、
「ホテルは、ただ寝るだけのところではない。」
と言う、彼らのメッセージを実感しました。
ここポロトでは、どんな体験ができるのか、
期待でいっぱいでした。

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 2 - 白樺の林を抜けてフロントへ / お揃いの冷蔵庫(2022年6月20日/4日め)

2022年6月20日 星野リゾート 界 ポロト に到着しました。(北海道白老郡白老町)


6月20日(月)


「回転寿司 根室花まる」で
北海道ならではの極上のネタを堪能しました。


お店をでたところで、夫は、
「じゃあ、時計台を見てから帰ろうか。」
とエラそうに言いだしました。🤣
お寿司屋さんに行くときに、私が、
「お店は時計台の近くだよ。」
と言ったのを覚えていたのでしょう。


と言っても、
前回、ホテルでずっと仕事していた夫は、
実はこの辺の地理がよくわかっていません。笑
全然違う方向へと歩きだしました。🤣


結局、MIYOに案内されて、時計台へ。2週間もこのへんをウロウロしてたんですから、そりゃあ、時計台の場所くらいわかりますって。🤣🤣

さっぽろテレビ塔も、緑に囲まれていました。前回、このあたりは、イチョウの黄色が見事だったのですが。^^


ホテルをチェックアウトし、
夫の運転で白老に出発です。
札幌からは、およそ1時間半の距離です。


踏み切りで止まっていたら、かっこいい電車がやってきました。

そして電車が行ってしまったあと、目の前には、「UPOPOY」の文字が…。^^


「あっ! ウポポイだ!
 また、ここまで戻ってきたね!^^」


めざす「星野リゾート 界 ポロト」は、このウポポイの隣りにあります。

エントランスで待機していたスタッフに迎えられました。

とうとう到着しましたよ。^^

スタッフに案内されて、中に入りました。いきなり、長い通路を歩きます。右手には、小川の流れる庭が…。

初夏の庭は、緑がきれいでした。

「小川の回廊」は、つきあたりを右へと続きます。

ここで振り返ると、こんな光景が広がっていました。

白樺の樹が立ち並ぶ回廊を、さらに歩きます。

さらにUターンして…、

白樺の回廊がどこまで続くのか…。笑

と思ったら、広いスペースにでました。ここまでのアプローチの長いこと。笑

そして、この白樺林の向こう側に…、

ようやく、フロントが現れました。


フロントに着くまでに、
日記の一回分が終わってしまいました。😅
(スミマセン)
「星野リゾート 界 ポロト」の日記。
ようやくスタートです。😊


(つづく)


(おまけのお話)


先月、我が家の冷蔵庫が壊れ、
新しいのを買ったことをお話しました。


そのときの日記です。
全盲難聴・のんたん 7回目の東京都障害者スポーツ大会 - 無観客でした。/ 新しい冷蔵庫 / サッポロ割で10000円引き(2022年5月28日) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


このときに、是清おかんさんから、
コメントをいただきました。
偶然にも、この同じ冷蔵庫を
ちょうど検討していたところだったそうです。


そして6月26日。
是清おかんさんチの新居にも、
このシャープの赤がやってきました。


じゃーん。ご覧ください。まったく同じ冷蔵庫ですよ。(あたりまえ。笑)
左:MIYO家の冷蔵庫。
右:是清おかんさん家の冷蔵庫。


同じ冷蔵庫なのですが、おかんさん家では、
新居のキッチンカラーや床の色が
冷蔵庫とぴったりマッチしていて、
MIYO家よりもずっとすてきです。^^
すてきな新居のようすはこちらです。
あっかい冷蔵庫 届きました😍 - 是清(これきよ)と而今(じこん)と一緒に❤


この冷蔵庫、光沢があって、かっこいいんです。
真ん中の冷凍庫が大きいので、
使い勝手も花まる。^^


それにしても。
ムラゴンつながりで、冷蔵庫がお揃いになるとは、
思ってもみませんでした。
なんか楽しいです。😊😊
(おかんさん、掲載の許可をいただき、
 ありがとうございました。)

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 1 - 「回転寿司 根室花まる 大同生命札幌ビルmiredo店」でお昼ごはん(2022年6月20日/4日め)

2022年6月20日 「回転寿司 根室花まる 大同生命札幌ビルmiredo店」で。二階建てほたてをいただきました。(北海道札幌市)


6月20日(月)


「コロナでもウポポイ3」の連載中ですが、
白老町のウポポイに行ったときの日記を
書き終えたので、
これに関連して、「もうひとつの白老」
書きたいと思います。


10日ほど前のことになりますが、
6月17日から21日まで、北海道を旅行しました。
今回の旅では、積丹半島、小樽、増毛、白老
と歩きましたが、
中でも、今回の旅で最大の目的だったのが、
ポロト湖のほとりにある、
星野リゾート 界 ポロト に宿泊する、
ということでした。


つまり、このホテルに泊まるために、
わざわざ北海道に行ってきたんです。
(アホですよね。笑)


きっかけは、ウポポイの敷地内から、建設中の 界 ポロト を見たことでした。(2011年11月7日)

そして、伝統的コタンの前に立ち、ポロト湖の対岸に、3つのとんがり帽子があるのを見ました。

コレです。ポロト湖畔に建ち、全室から湖を望めることができる、湯宿。3つのとんがり帽子は「とんがり湯小屋」と言う、モール泉の温泉施設です。
*モール泉とは、植物起源の有機質を含んだ温泉のことを言います。


このときは、ただ、
「すごいなあ…。」
と思っていたのです。
どんな人が泊まるんだろう。
きっと高いんだろうなあ…と。


この2か月後、2022年1月に、
界 ポロトがオープンしました。
でも、我が家には縁のないことと思い、
このことは忘れていました。


ところが、その1か月後、
2022年2月のことです。
じゃらんからメールが届きました。
「星野リゾート 界 ポロト オープン記念価格」
なんだそうです。


【じゃらん春SALE】
早期割90◎3か月前のご予約で約25%割引!
一番お得に界 ポロトを楽しむ


というプランで、一泊二食付き、
ふたりで47300円でした。
25%引きとあるので、
実際の価格は63000円ということになります。


通常、私たちが泊まるのは、
一泊10000円くらい(ふたり分)か、
それ以下のところです。
なので、47300円という価格には、
しばらく悩みました。
これ、私たちが一回の旅行で使う総予算
(宿泊費+交通費+レンタカー代)
と、ほぼ同額なのです。笑


一回の旅行がふたり分で50000円というのは、
かなりありえない額だと思います。
それも、行き先は沖縄とか北海道とか、
遠隔地ですから。笑
でも、ポイントやマイルを駆使すると、
大体それくらいにおさまるのです。


そんなわけで、一泊47300円には悩みました。
でも、オープン記念特価だし、
それもさらに割引になっているのだから、

と考えなおし、
思いきって、予約してしまいました!


…とはいえ、そこはしっかり、
ポイントを使います。
dポイントがたまっていたので、
全額、ポイント支払いにしました。
つまり、実質無料です。笑
(このときの旅行では、航空券もANAマイルで、
 レンタカーもdポイントで支払ったので、
 結局、旅行費用は全部タダ、
 になってしまいました。)


最近は、ポイントをdポイントに集中するようにしています。今チェックしてみたら、188901ポイントありました。dポイントは、じゃらんでホテルやレンタカーに使えるので、我が家にとってはお宝のようなポイントです。(2022年6月27日)


このポイントを全部使えば、
界 ポロトの同じお部屋に、
あと4泊くらいはできそうですね。笑
(しませんが。)


ちなみに、
予約した部屋が71㎡のスイートだったことは、
4か月以上あとになって、
ホテルにチェックインするまで
気がつきませんでした。爆


「星野リゾート 界 ポロト」っていうだけで、
もう舞い上がっていたみたいで、
詳細を読んでいなかったんですよ…。😅


まずはこのホテルを予約してしまったこと。
これが、今回の旅の始まりです。
2022年2月12日のことでした。


旅行の日程は4泊5日。
「最終日に、界 ポロト に泊まる」
ということだけを決め、
あとは、お互いの行きたいところを
予定に組み込んで、プランができました。


1日めは、飛行機で北海道へ。
2日めは、
積丹半島の神威岬と、豪華なバフンウニ丼。
そして私たちがぜひ行きたいと思っていた、
小樽のニシン番屋を訪ねました。
3日めは増毛で、
旧商家丸一本間家、秋田藩元陣屋、
国稀酒造と歩き、
朝獲れの甘エビに感動しました。
さらに留萌まで足をのばし、
旧花田家番屋(ニシン御殿)にもでかけました。
日本最北の国指定重要文化財です。
(この計画を2日でやってしまうところが、
 私たちのアホなところだと思います。🤣🤣
 私は、もっとゆっくりと周りたいのですが、
 夫が多動なもので、じっとしていません。
 毎回、いろんなことを
 ぎゅぎゅっと詰め込んだ旅に
 なってしまいます。😅)


3日めまでの旅行の中にも、
書き残しておきたいことがたくさんあります。
でも今回は、旅行の4日めから。
白老の話だけにしぼって、書こうと思います。


ということで、今回の旅日記は、
いきなり、4日めの朝から始まります。


一泊めはサッポロ割りでオトクに泊まり、二泊めと三泊めは、前回(2021年11月)と同じく、フェアフィールドバイマリオット札幌に宿泊しました。


フェアフィールドに、今回は2泊しましたが、
ポイントを利用したので、無料です。
ちなみに、この時期のいちばんお安い部屋は、
一泊25000円(ふたり分)でした。
二泊で50000円ですから、
ポイントを使わなければムリな価格でした。


ただし、プラチナエリートとしてチェックインしたため、広いお部屋にアップグレードしていただきました。^^ 奥にテーブルとソファ2客のスペースがあるので、家族宴会に都合がいい間取でした。笑 前回、このホテルに2週間も泊まったおかげで、今ではこんな特典をいただけるようになりました。


この部屋に2泊した後の、旅行4日めの朝です。
この日はホテルをチェックアウトして、
白老に向かうことになっていました。


「今回の札幌も楽しかったけど、
 唯一の心残りは、
 根室花まる回転寿司に行けなかったことかな。」
とつぶやいたところ、
「じゃ、今から行こう。
 今日のお昼ごはんは花まるだな。」
と、いきなり、夫が言いだしました。


本当は、10時にホテルを出発し、
この日の昼食は、白老でステーキでも、
と話し合っていたのです。
でも、突如変更して、お寿司です。笑


根室花まるに前回行ったときの日記はこちらです。

実は、4月の函館旅行でも、根室花まる 函館店に行きました。笑(2022年4月18日)


根室花まる、大好きなんです。^^
…ということで、予定を急遽変更しました。
10時頃にチェックアウトする予定でしたが、
14時までのレイトチェックアウト
に変更していただきました。
(マリオットのメンバーになると、
 こういうことにも対応してもらえるので、
 助かります。)
そして、部屋に荷物を置いたままで、
根室花まるへ向かいます。


札幌駅の方向に歩きました。前回2週間もいたので、このあたりの地理はだいたいわかるようになりました。^^

6月の札幌は、花でいっぱいでした。これはヤマボウシ。(と、多動夫が言っています。)

ハシドイです。(と、多動夫が言っています。)

「回転寿司 根室花まる」に到着です。今回は、混雑を避けるために、ステラプレイス店ではなくて、大同生命札幌ビルmiredo店に行ってみました。

11時開店で、11時12分に着いたのですが、すでに行列になっていました。泣 混雑を避けてmiredo店にしたつもりでしたが、こちらも、オープンと同時に満席になったようで、お店の前は待っている人でいっぱいでした。

受付で番号札をもらって、ひたすら待ちます。😂

30分くらい待って、ようやく入店できました。この日のおススメです。

ここからはガンガン行きます。笑 左から、真いかわさび、ひらめ昆布〆、かんぱち。手前にあるのは、二世帯ほたて。ホタテの上に白子が乗ってます。函館の花まるで白子の二階建てを食べたらおいしかったので、リピートしました。

二世帯ほたて。ホタテの白子が最高においしいです。^^

北海道ならではのアスパラ巻(253円)。アスパラは道産路地物だそうです。甘海老はふっくらとして濃厚。どちらも美味美味。笑

アスパラ巻。とんがり帽子がカワイイです。^^

復港応援まつりの特別メニューだった、手剥き花咲がにの軍艦巻き(462円)。

そして真打ち、二階建てほたて(420円)。ホタテが二階建てになっているのですが、見てください。ホタテが多すぎて、シャリが見えません。🤣🤣

貝が苦手な夫は、穴子を堪能していました。

まだまだいきます。生サーモンにかんぱち。根室産あぶらがれいや真いわしがおいしかったです!


最後は、「切り落とし軍艦」で締めました。
「切り落とし」って、
ネタの端っこがいっぱい乗ってて
オトク感があるから、好きなんです。^^


え…? これ、間違ってますよね…?


「あの、切り落としを頼んだんですけど?」
って言ったところ、
「切り落としです。
 根室産あぶらがれいと筋子ですよ。^^」


ひぇ~。
こ、これが、切り落としですか?


たしかに切り落としなんですが、こんなでっかいあぶらがれいが大盛りでした。笑

筋子だってこのとおり。笑


最後の最後まで驚かせてくれた、
「回転寿司 根室花まる」。
ほんとうにおいしかったです。
今では、東京にも出店しているのですが、
連日、すごい行列だそうです。
でもこれはやはり、
東京店にも行ってみないと。^^


最後に、この日心に残ったことを。
カウンターの内側に、
5人の寿司職人さんがいたのですが、
そのうちの3人が女性でした。
そういう時代なんですね…。
(昔は、「女性の手は温かいので、魚が腐る」と言われ、
 寿司職人にはなれなかったと、聞いたことがあります。
 迷信ですけどね。)


20代と50代くらいでしょうか。堂々とした仕事ぶりでした。

こちらに背を向けて、もうひとりいらっしゃいました。

なんの気負いもなくお寿司を握る様子が美しく、見とれてしまいました。

この日のお会計は、ふたりで5313円でした。


回転寿司 根室花まる。
白老牛ステーキをあきらめたけど、
やっぱり行ってよかったです。
ごちそうさまでした。^^


(つづく)

コロナでもマシュキニ。増毛から留萌へ、ニシンの千石場所を歩く 23 - 焼きそば弁当とニシンのねぎ味噌だれ(2022年6月19日/3日め)

(2022/08/18 17:30記)

2022年6月19日 「旧花田家番屋」で。北前船とニシンを追いかけて、最後に行きついた場所でした。(北海道留萌郡小平町)


6月19日(日)


増毛から留萌を経て、
札幌までは約2時間の距離です。


道央自動車道・砂川SAで休憩しました。

ルピナスが盛りで、それはそれはきれいでした。

これは「サルビア・ネモローサ」であると、グーグル先生に教えてもらいました。

ショップで販売していた、お菓子の数々。ヒグマのブラウニーとクッキーだそうです。

こちらは、シマエナガのクッキーとブッセ。やっぱり、動物モノが多いんですね。^^

でも、夫がいちばん喜んでいたのはコレでした。全部お菓子なのですが…、

うしのう〇こ、エゾ鹿のう〇ち、ヒグマの鼻くそ。もう、どうしていつもこんなのばかり見つけてくるのか、とあきれます。😅

車中のおやつにと、北かりの丸福あんドーナッツ(148円)とたまねぎスナック(378円)を買いました。おいしかったです。^^


【北かり】
旭川発・北海道のかりんとう屋さんです。100年の歴史がある、北海道美深町「川岡菓子舗」丸福の味を受け継いだ、北かり丸福ドーナッツが人気です。原材料は、北海道産小豆と小麦粉、卵などを贅沢に使用。秘伝のレシピを受け継いだ菓子職人がひとつずつ丁寧に仕上げた、あんドーナッツです。


夜8時も過ぎて、ようやく札幌に到着。すすきので、MIYOだけが車を降りました。狸小路商店街あたりを歩き、なにか食べ物を買って帰るつもりです。下の写真で、カマボコ型の屋根のあるところが、狸小路商店街です。(この写真は、翌日の朝、ホテルの窓から撮ったものです。)

「餃子を食べたい。」と夫が言ったので、餃子の王将へ。お弁当をテイクアウトしました。

本日2度目の晩ごはんは、焼きそば弁当(734円)。餃子3個と唐揚げが2個付いています。

ホテルの部屋で。家から持って来たポテチとチーズに、セイコーマートで買ったシチリアワインを開けて、今夜も宴会。🤣🤣 焼きそば弁当ははんぶんこしました。餃子の王将のお弁当を初めて買いましたが、おいしかったです。^^


増毛も留萌も、ほんとにすごいところでした。
この日に見て来たものがあまりに多すぎて、
宴会しながらも、話は尽きませんでした。


今日も、充実した(充実しすぎた)
楽しい一日でした。^^


たった一日の旅日記なのに、
23回も連載してしまい、
いつものことながら、スミマセン。😅
ニシンの長い長いお話におつきあいくださり、
ありがとうございました。


(おわり)


(おまけのお話)


毎日、ニシンのお話を書き続け、
頭の中がすっかり「ニシン」になりました。
でもその割には、
普段の生活でニシンを食べることって
あまりないんですよね…。


と思っていたら、先週のオイシックスで、
ニシンのミールキットを販売していたので、
買ってみました。


主菜: ごはんがすすむ!ニシンのねぎ味噌だれ
副菜: じゅわっと味しみ!ピーマンの焼き浸し

…の2品セットで、二人分が1847円(税込)です。(画像をお借りしました)


ちょっとお高いめですが、
ニシンを食べてみたかったのでポチ。^^


…で、できあがったのがこちらです。ピーマンの焼き浸しは、モヤシとツナを入れてかさ増ししました。購入したのは2人分のキットだったのですが、長男と一緒に3人で食べても十分な量でした。(8月17日のお昼ごはんでした。)


サラダにマヨネーズで雑な線を描いたのは、
MIYOではなく夫です。念のため。😂😂


お味ですが、おいしかったです!
ニシンと言えば、ニシンそばしか
食べたことがなかったのですが、
ごま油でソテーしたニシンは、
ふっくらして、脂がのっていて、
ねぎ味噌だれとマッチしていました。
今まで食べたことがないような味でしたが、
おいしゅうございました。(→オイシックス。笑)


盛り付けがヘタクソでスミマセン。笑


ニシンのお話を追いかけて(笑)、
増毛から留萌へと走り回った一日でした。
最後は、「ニシンのねぎ味噌だれ」のお写真で、
長かった連載を終わります。^^

コロナでもマシュキニ。増毛から留萌へ、ニシンの千石場所を歩く 22 - 増毛駅、富田屋旅館、風待食堂(2022年6月19日/3日め)

(2022/08/17 17:25記)

2022年6月19日 増毛駅で。ホームと線路が今も残っていました。(北海道増毛郡増毛町)


6月19日(日)


留萌を出発して、
再び、増毛町に戻ってきました。
あと一か所だけ、
行きたいところが残っていたからです。


車を走らせること、約30分。
目的地に着きました。


増毛駅です。


【増毛駅】
1921年(大正10年)に開通した、深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅でした。ニシン場で栄えた最盛期には、人や貨物の輸送の拠点としてにぎわいました。しかし、ニシン漁の衰退と共に利用客も激減しました。2016年(平成28年)、多くの町民や鉄道ファンに惜しまれながら廃線となりました。
増毛駅の利用客も、2014年には一日に11人にまで落ち込み、廃線と同時に廃駅となりました。が、その後も、旧駅舎・線路ともに解体されることなく存置されています。2018年には、増毛町が増毛駅の再整備を行い、開通当時の駅舎を復元しました。公衆トイレや駐車場なども整備され、増毛を訪れる人の交流の拠点として活用されています。
駅舎とその周辺は、高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」の舞台となったことで有名です。駅舎の隣りには、高倉さん扮する刑事の実家、「風待食堂」の建物が今も残っています。


國稀酒造から港町市場へ移動する時、
増毛駅の前を車で通りました。
すごい人でした。
どうしてこんなに多くの人が
訪れているのかと、驚きました。


正直言って、増毛駅よりは、
旧商家丸一本間家の方が
ずっとおもしろいと思うのですが、
それは私たちの少数意見のようで、😅
多くの人にとっては、
増毛駅の方が楽しいみたいです。
本間家を訪れていた人は、
私たち以外にはいませんでしたから。
(ちょっと残念。)
やっぱり、鉄道ファンにとっては、
増毛駅の方が魅力的なのでしょうね…。


で、その増毛駅に来てみたのですが、さっき見かけたときとは打って変わって、誰もいません。


それもそのはず。
17時で営業を終了したそうです。笑


駅舎の扉は閉まっていて、明かりも消えていました。

しょうがないので、窓ガラスに張りついて、中をのぞきました。こんなところでした。笑

駅舎の裏側に回ってみました。私たち以外、本当に、誰もいません。🤣🤣

ホームと線路が残されていました。

誰もいないホームを、ずうっと先まで歩いてみました。

こんな写真を撮ったくらいですから、このとき夫は線路の上を歩いているんですね。🤣🤣

今度は、線路と反対方向に歩きました。

駅舎の手前に、小さな待合室が作られています。そして、その後ろに見えているのが、富田屋旅館と風待食堂です。

富田屋旅館と風待食堂。

左側の富田屋旅館に行ってみました。二階と三階に設置された一面のガラス窓が、いい雰囲気を醸しています。玄関の破風や緑の屋根もきれいに残っていました。^^


【富田屋旅館】
1933年(昭和8年)に建築された、木造三階建ての駅前旅館です。かつては、多くの旅行客や海水浴客などに利用されましたが、昭和50年代前半に営業を終了しました。その後も、所有者が一般住宅として平成30年5月まで居住していましたが、建物の老朽化が進み、維持管理が難しくなってきたことから、現在は町で管理保存しています。
旧富田屋旅館の現状は、屋根の雨漏りが進んでいる状態であり、また、外壁や土台に腐朽部分があり、大がかりな補修が必要です。町では、ふるさと納税による寄付を募り、改修・保存を目指しています。目標額は1000万円で、現在は30%くらいを達成しているそうです。
増毛町内には、明治から昭和初期の建物が点在しているのですが、旧富田屋旅館も、「増毛駅前の歴史的建造物群」のひとつとして、2001年(平成13年)に北海道遺産に指定されました。緒形拳さん主演の映画「魚影の群れ」(昭和58年)のロケに使用されたことでも知られています。


現在は補修作業中で公開されていませんが、ここでも、玄関のガラスに張りついて(笑)、中をのぞきました。古い旅館の面影が残っています。

その隣りの、風待食堂です。といっても食堂ではなく、「風待食堂」という名前の観光案内所です。


【風待食堂】
もともとは、1913年(大正2年)創業の雑貨屋でした。1981年(昭和56年)に公開された映画「駅 STATION」のロケ場所として使われたのを機に、撮影した時の看板などをそのままに残して、観光案内所として生まれ変わりました。
下見板張りの工法で造られた木造の建物は、時代を感じさせる落ち着いた佇まいです。木造平屋の風情ある駅や、周りの歴史的建造物が並んでいることもあって、このあたりを歩くと、まるで昭和初期の時代に迷い込んだような気分にさせられます。


【下見板張り】
下見板張り(したみいたばり)とは、横に長い板材を階段状に重ね、押縁で固定した外装仕上げのことです。階段状に張ることで雨水の浸透を防ぐ効果が狙え、また取り外しがしやすくメンテナンスもしやすいことから、海沿いの民家などで比較的よく見られる外壁といえます。


「下見板張り」って、MIYOのブログで、
これまでにも何度か登場したなあ…、
と思い、検索してみたら、
瞬時にいくつも出てきました。
北海道は、ほんと、歴史的建造物の宝庫です。^^


旧網走刑務所 二見ヶ岡刑務支所庁舎(2021年6月27日 北海道網走郡大空町)
コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 12 - 博物館網走監獄④(旧網走刑務所 二見ヶ岡刑務支所-庁舎、食堂)(2021年6月27日/3日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

北海道開拓の村・旧近藤医院(2021年11月6日 北海道札幌市)
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 36 - 北海道開拓の村⑧(旧近藤医院、旧武岡商店)(2021年11月6日/4日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

北海道開拓の村・旧福士家住宅(2021年11月6日 北海道札幌市)
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 51 - 北海道開拓の村㉓(旧福士家住宅、旧開拓使爾志通洋造家(白官舎)、旧手宮駅長官舎)/ Suicaで1000円もうかった話(2021年11月6日/4日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


過去に書いてきたものが、
こうして簡単に検索できるなんて、
ムラゴンって、便利です。^^
そして、ブログに書き残しておくのって、
ほんとに大事だなあ、と思いました。


ということで、下見板張り」の富田屋旅館と風待食堂でした。^^


これで、留萌と増毛の観光が終わりました。
行きたかったところに全部行けて、
満足です。^^


かつて、ニシン漁で栄華を極めた増毛。
最盛期には、
「ニシンの千石場所」
とまで呼ばれました。


商人の活躍もめざましく、
網元や商人が築いた財は、
惜しみなく、豪邸に注がれました。
彼らの財力によって、町には、
絵師や書家、文筆家らが立ち寄るほどになり、
町が大きく飛躍する原動力となりました。


数々の時代を通り過ぎてきた木造建築物や
重厚な石造りの倉庫群は、
今も、町のあちこちに残っています。


ニシン漁で町は沸き返ったのですが、
そのニシンが、あるときから、
忽然と姿を消してしまいます。
そして町は衰退していきました。
まるで、
小説かなにかのストーリーのようです。


通りを歩いていると、
かつての輝かしい繁栄の名残りが、
静かに語りかけてくるような気がします。
増毛は、そんな町でした…。


さて、帰ります。


18時過ぎ、札幌に向かって出発しました。札幌までは約2時間の距離です。

帰りのルートです。いったん留萌まで北上し、内陸ルートで戻りました。


来るときは、石狩湾沿いに走り、
美しい海や景色を楽しんだのですが、
帰りはいったん留萌まで行き、
そこから内陸ルートを走るそうです。


よくわからないのですが、夫が、
「違った道を走ってみたい」んだとか。笑
まあ、運転は夫が担当しているので、
おまかせします。


夫はどうやら、
山の中の景色を見たかったみたいですが、
MIYOはずっと寝ていたので、
帰りの景色についてはよくわかりません。😅😅


(つづく)