MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 45 - 北海道開拓の村⑰(旧廣瀬写真館、旧札幌拓殖倉庫)(2021年11月6日/4日め)

2021年11月6日 北海道開拓の村・旧廣瀬写真館の待合室です。(北海道札幌市)


函館から戻りました。またよろしくお願いいたします。
坂の多い函館の街を歩き回り、毎日、海鮮丼をいただきました。笑

今回は、かねてから行きたかった、江刺、松前まで足を伸ばしました。
北海道南端の地では、強風に吹き飛ばされそうになり、荒波の激しさに驚きました。笑
帰ってきたばかりですが、早くも次の訪問を心待ちにしています。😅


11月6日(土)


山村群エリア内で、全スポットの見学を終え、
ふたたび、市街地群エリアに戻ってきました。


違い地群エリアを走る3本の道路で、右端の道路を歩きながら、見学を続けます。

旧廣瀬写真館です。

ゴールデンカムイ第124話では、こんなふうに描かれています。そっくりですね。^^(画像をお借りしました)


【旧広瀬写真館】
大正末期(1920年代)から1958年(昭和33年)まで、岩見沢市街で営業した写真館を再現しました。外観は洋風ですが、内部の多くは和風で、和洋折衷の建物です。撮影には自然光を用いたため、写場を2階に設けました。北側の屋根は斜めのガラス張りになっており、これはシングルスラントと呼ばれました。磨りガラスが下見張りのように重ねて葺かれており、拡散光が写場全体に行き渡ります。白と黒の天幕(多段カーテン)は、傾斜したガラス窓に沿って開閉できるようになっており、これをスライドさせることによって光量を調整しました。このほかにも、光量の調節のために、反射板や調光器を用いていたようです。


左側面から見ると、こんな感じです。屋根のソーラーシステムのように見える部分が、シングルスラントです。

玄関を入ってすぐの部屋は、受付になっていました。

続いて、家族の居間や台所があります。

さらに、8畳の部屋がふたつ。

いちばん奥がトイレです。白い花と果実が描かれています。当時のトイレでは、形や柄が、訪れる家ごとに違っているので、つい撮ってしまいます。😅

2階に上がります。

写場です。

北側は、斜めの屋根がガラス張りになっています。これが、シングルスラントです。


【シングルスラント】
ななめに取り付けられたガラス屋根のことです。磨りガラスが下見張りのように重ねられて葺かれています。これにより、拡散光が写場全体に行き渡りました。傾斜したガラス窓に沿って、白と黒の天幕(多段カーテン)がついています。この天幕をスライドさせて、光量を調整しました。


ゴールデンカムイ第124話には、この写場で撮影しているシーンがでてきます。左上に、シングルスラントの一部が描かれていますね。^^(画像をお借りしました)

フィルムはガラス乾板で、だるま型三脚台座式アンソニーカメラを用いて撮影しました。

2階には、このほかに暗室と待合室がありました。

旧廣瀬写真館を出て、さらに通りを進みます。右奥に見えているのは、第36話でご紹介した、旧武岡商店です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 36 - 北海道開拓の村⑧(旧近藤医院、旧武岡商店)(2021年11月6日/4日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

旧札幌拓殖倉庫が見えてきました。

旧札幌拓殖倉庫は、第32話でも写真をご紹介しています。

コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 32 - 北海道開拓の村④(体験学習棟、旧札幌拓殖倉庫、旧山本消防組番屋、旧若狭家たたみ蔵、開拓の村食堂)(2021年11月6日/4日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


このときは前を通っただけでしたが、
今回は、内部を歩いてみました。


「拓殖」とは、未開の荒れ地を切り開いてそこに住みつくという意味だそうです。


【旧札幌拓殖倉庫】
札幌軟石を使用した倉庫です。1907年(明治40年)に札幌駅の北側に建てられ、5年後、五十嵐倉庫合名会社から札幌拓殖倉庫株式会社に引きつがれました。この建物は、札幌駅北側に隣接し、線路に直角に位置していた6棟の内の一番西側の棟です。梁間5間、桁行27間、面積135坪の木骨石造でした。開拓期の農産物の集散に大きな役割を果たし、地域の発展に貢献しました。昭和56年、その敷地が鉄道高架用地として買収されることとなり、開拓の村に移築復元されました。


細長い通路沿いに、倉庫が並んでいます。

中には、北海道で使用された農機具が展示されていました。

北海道の農業開拓が組織的・計画的に行われるようになるのは、明治後期からですが、当初は鍬・鋤のような在来農具によって開墾、耕作が行われました。一方、開拓使は、欧米の畑作品種や家畜、畜力農機具を導入した欧米農法の定着に取り組みました。これにより、ブラウ、ハローなどのさまざまな農機具が輸入されました。

正面上部には、開拓使の旗印である「北辰旗」の「五陵星」が」刻まれていました。


これで、右端の通り沿いの見学を終えました。
このまま一気に走り、
いよいよ、手つかずだった漁村群エリア
突入します。


あと一時間半。
とにかく、行けるとこまで行きます。


(つづく)


(おまけのお話)


「ゴールデンカムイ」をネットで見ています。


4月28日まで、全313話を、無料で読むことができます。


読んでいると、あちこちの場面で、
北海道開拓の村の風景が
使われているのがわかり、
2倍楽しめます。^^


山本理髪店、島歌郵便局
登場しているのを見つけたので、
画像をお借りし、以下の日記に加筆しました。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 39 - 北海道開拓の村⑪(旧山本理髪店、旧島歌郵便局、旧札幌警察署南一条巡査派出所) / 銀座「ももてなし家」で、再びキャンペーン中。(2021年11月6日/4日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


当時の情景を忠実に再現している、
ゴールデンカムイ。
ストーリーも、とてもおもしろいです。
写真とアニメを見比べながら、
楽しんで頂けたらうれしいです。


(つづく)

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