MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 4 - さくら茶屋で豆腐の味噌田楽(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 国宝犬山城で。鉄門の向こうに、犬山市内が一望できました。


9月22日


犬山城の最上階で、
城の周囲に作られた回廊を歩き、
360度の眺望を堪能しました。


では、下界に戻ります。

帰りのルートでは、「つけ櫓」を見ることができます。

東南付櫓(とうなんつけやぐら)です。この四角いスペース、外から見ると…、

こんなふうに、お城の隅っこで、ぴょこんと飛び出ています。(画像をお借りしました。)


付櫓(つけやぐら)は、
犬山城天守の特徴の一つです。


本丸に攻め込んできた敵を迎撃するために、
城の角を張り出させたのですが、
それを、「付櫓」と呼びました。
これにより、
見張りの際の死角をなくすことができました。


さらに歩いていくと、
 武者かくしの間
 上段の間
と書かれた場所に行きあたります。


武者かくしの間と上段の間


扉の向こう側は、納戸の間とも言われ、
通常は、物をしまっておく場所として
使われていたようです。


ですが、
武者隠しの間(むしゃかくしのま)
とも呼ばれています。


城主が上段の間にいる際、
この扉の奥には、城兵が潜んでいました。
そうやって、城主に何かあった時に
備えていたのです。
いわゆる、武者隠し(むしゃかくし)です。


鬼瓦。江戸時代初期のものと推定され、犬山城に伝来する最も古い瓦のひとつです。宝珠を背負った亀が岩を歩く姿が描かれています。

下界に降りてきました。家族で写真を撮るのどかな風景に、コロナのことを忘れそうになりました。

鉄門の隣りにある売店で、守口漬けを購入。実は、守口漬け、好きなんです。^^ 550円でしたが、あとで調べたら、市内の他のお店では、どこも540円でした。このお店だけ、高いのです。失敗。😢…と一瞬思ったのですが、このお城は、公益財団法人が管理していることを思い出しました。少しだけ高いお土産の収益は、お城の保存費用に使われるのかも、と思うことにしました。


犬山城を出て、
お城の真ん前にある、
さくら茶屋にはいりました。
犬山名物の田楽が食べられるお店です。


さくら茶屋。入り口の写真(さくら膳)に魅かれて、つい入ってしまいました。


さくら膳とクリームぜんざいを、
ひとつずつ注文し、
分け合って食べました。


さくら膳(1100円)。菜めしと冷やしうどん、豆腐の田楽6本、お惣菜に漬物。そして小さなお団子が付いています。濃厚な赤みその田楽が、ふわふわのお豆腐にマッチしていました。

クリームぜんざい(650円)


冷たいぜんざいは、
あずきがたくさん入っていて、
おいしかったです。^^


店内はシンプルな内装で、
真っ赤な和傘がアクセント。
席の間隔もゆったりしていました。


再び、本町通りを抜けて、駐車場まで歩きます。


駆け足でしたが、犬山観光を終えて、
ふたたび、滋賀に向かって走りました。


多賀パーキングエリアで休憩です。


多賀パーキングエリアの住所は、
滋賀県犬上郡多賀町。
いよいよ、滋賀県に入りました。^^


「滋賀県警けいたくん」でデコったトイレ。タヌキがマスクしてますね。笑 なんか、保育園みたいなトイレでした。このときは、「どうしてタヌキが警官に?」と思っていたのですが…。

「しがらき焼のたぬき広場」だそうです。

こんなにたくさんの「たぬきの置物」を、初めて見ました。🤣🤣


【信楽焼(しがらきやき)】
滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、日本六古窯のひとつに数えられます。一般には、狸の置物が有名です。


信楽焼が滋賀県のものだって、
知りませんでした。
(スミマセン。)
たぬきの置物が信楽焼だってことも、
知りませんでした…。
(スミマセン。汗)


「滋賀県に来たんですよ」って
たくさんのタヌキくんが、
教えてくれました。笑


(つづく)

コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 3 - 国宝犬山城から木曽川を眺める(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 国宝犬山城で、木曽川と犬山橋を臨んで。


9月22日


たくさんの屋台料理がひしめく、
「本町通り」を、
お城に向かって歩きました。
通りの終わりまで歩くと、
そこはもう、「犬山城」です。


【犬山城】
豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)、織田信長の叔父である織田信康によって創建されました。現存する、日本最古の木造天守です。元和3(1617)年に、尾張徳川家の付家老・成瀬正成が城主となり、成瀬家が代々受け継いできました。明治維新で廃城の危機に陥りましたが、幸いにも国の管轄となり、天守以外の門はお寺などに買い取られました。明治24(1891)年の濃尾大地震で天守が半壊。その後、明治28(1895)年に、修理を条件として再び成瀬家に譲与されました。
日本で最後まで個人(成瀬家)が所有していた城でしたが、2004年(平成16年)4月1日付けで、財団法人犬山城白帝文庫(現在は公益財団法人)に移管されました。


まずは、三光稲荷神社の鳥居を抜けていきます。城山の麓に位置する、歴史ある神社です。

本殿東側には、朱塗りの鳥居約20余基が連なっています。鮮やかな朱色のトンネルです。

そして城へと続く、大手道を上りました。

大手道を登り切ると、天守への入口、鉄門(くろがねもん)に到着です。

ここで、手の消毒と検温を行います。この日は、天守入場まで30分待ちとのことでした。

検温・消毒をクリアし、鉄門の反対側に出ました。

とたんに、天守が目の前に出現します!

美しいですね。^^ みなさん、マスクをつけ、間隔をあけて、お行儀よく並んでいます。日本人、すばらしいです。

今から、あのてっぺんまで行きますよ。^^


天守には、南側から入場します。
連休の最終日だったので、
まずまずの人出だったようで、
入場まで30分待ちでした。


私は、列に並んで待っていたのですが、
多動夫は、相変わらず、
ひとりで勝手にウロウロしています。
いつのまにやら、「大杉様」まで行き、
ちゃっかり写真まで撮ってきました。爆


【神木・大杉様】
天守の東方にある、櫓に囲まれた杉の木です。築城以前からあり、天守より大きかったと言われる巨木です。が、伊勢湾台風の際、落雷を受け、枯れてしまいました。それ以降、地元の住民は、杉の木が犬山城の身代わりになってくれたとして、しめ縄で飾り、祀っています。


夫が勝手に撮ってきた、大杉様。


さて、いよいよ天守に入ります。
天守は、地上4階、地下2階(石垣内部)、
高さ19mの建物です。
入口で靴を脱ぎ、
地下2階部分にあたる場所から、
最上階を目指します。


かなり急な階段。手すりにつかまりながら、慎重に上りました。

地下2階部分から、どんどん上がっていきます。

犬山城には、築城当時の木材が多く残されています。歴史が染み込んだ古木材は、深みのある色合いを醸し出していました。

3階の窓からのぞいた景色。流れているのは、木曽川です。

ようやく、最上階(4階)に来ました。外に出てみます。

木曽川のおおらかな流れが、心地よいですね。

最上階では、天守をぐるりと一周することができます。360度の絶景に感動。^^ さっきくぐり抜けた鉄門(くろがねもん)も見えました。

空気が澄んでいて、さわやかな秋の午後です。


入り口で脱いだ靴を、ビニール袋に入れ、
それをずっと手に持って、
急な階段を上がり続けるのは、
ちょっと煩わしい思いでした。


でも、最上階からの眺望で、
そんなことは帳消しです。^^
美しい犬山城。
おおらかな木曽川。
心地よい、秋の風が吹いていました。


(つづく)

コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 2 - 飛騨牛にぎり寿司を食べ歩き(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 犬山城下町で、飛騨牛にぎり寿司を食べながら歩きました。^^


9月22日


愛知県の「犬山城下町」に来ています。
ここには、古い家屋が並んでいて、
かつてここで暮らしていた人々の生活に、
思いをはせながら歩きました。


通りの両側に、古い家屋が続きます。

「絹乃舘 匠美(きぬのやかたたくみ)」。呉服屋さん(明治末期の町屋)で、現在は、丹後ちりめん織元出身の店主が、丹後ちりめんを販売しています。丹後ちりめんを使ったちりめん細工や小物を、昭和初期のシンガーミシンで手作り販売しています。

高木邸。昭和10年頃まで、酒造業を営んでいました。

手染め手ぬぐいの「桜杏」とげんこつ飴「高田屋」。風になびく手ぬぐいがすてきです。


和テイストのお店が立ち並んでいるのですが、
近年では、この同じ通りで、
グルメやお笑いなどの新しい名物が
次々と生まれています。
そのため、それらを楽しみながら、
散策するための定番のコースとしても
知られるようになりました。


通りには、数多くの飲食店や屋台が並んでおり、
その景観が、この「犬山城下町」を
特長づけていると思います。


ここは、古い家屋を見るだけではなく、
たくさんの屋台料理を食べ歩いて、
楽しむところなんですね。^^


私たちが見かけたものを、ご紹介します。


お店の大部分が食べ物屋さんです。

味噌かつ、どて煮の「いち藤」。愛知に来ると、やっぱり「味噌かつ」です。笑

飛騨牛にぎり寿司のお店「犬山牛太郎」です。飛騨牛食べた~い。笑 ってことで、私たちも並んでみました。お客さんでにぎわっています。

飛騨牛にぎり寿司は、2個で400円。にんにく風味をチョイスしました。

屋台売りなので、お店の前で食べることになります。生まれて初めて、お寿司を食べながら歩きました。笑

希少部位専門・犬山串の「一千坊」。

味噌かつ、エビフライ味噌丼、しゃちほこ丼。あまりにも愛知すぎて、看板を見てるだけでも楽しい。笑

ソフトクリームもかわいらしくデコってあります。こういうのを手に持って歩くのが、犬山風のようです。

金箔ソフトクリームと、かわいらしい手毬寿し。

こんな、屋台村のような場所が、いくつもありました。


新大久保では、
食べ歩きの捨てっぱなしが多く、
問題になっていると、
以前、ニュースで見ました。


ここ犬山城下町には、
たくさんの屋台料理があり、
食べ歩きがあたりまえのところではありますが、
にもかかわらず、
道路には、ゴミがひとつもありません。
歩いている人たちのマナーが
すばらしいです。^^


金沢のひがし茶屋街が、
「粋」を楽しむところだとしたら、
ここ犬山城下町は、
うんとカジュアルに、
「食べ歩き」を楽しむところ。
そんな感じがしました。
「古い町並み」と一言で言っても、
それぞれに、主張があるものですね。^^


さて。
夫は、そのまま町を通り抜けて、
次の場所へ急ごうとしました。
これだけたくさんの食べ物を見せられて、
飛騨牛にぎり寿司を半分こしただけで、
おしまいですよ。怒
冗談じゃありません。笑


「もう12時じゃない。
 ここで次のところに行くってことは、
 今日もまた、お昼ごはん抜きで
 観光しまくる
ってことだよね?
 ふ、ざ、け、る、な~~~!」


と、思いきり抗議し、なんとか、
ここで少しだけ食べて行くことに。
多動夫との旅行、いつものことですが、
果敢に主張しないと、
ごはんを食べ損ねる可能性、大です。


ってことで、こんなお店に。「結屋」さんです。ご主人とお母さんが、おふたりでがんばっておられました。


店先で注文し、店内のテーブルでいただくスタイルです。

炭焼きもち豚串、天むす、牛肉コロッケ、炭焼きもち豚丼。全部で1050円でした。


注文してから作り始めるので、
少し時間がかかりましたが、
お肉は炭火で焼きたて、コロッケも揚げたて。
もち豚丼のキャベツがシャクシャクとして、
とってもおいしくいただきました。^^


犬山の屋台ごはんを食べて、
私のゴキゲンがなおったところで、
ようやく、次の場所へと向かいます。
多動夫は早く行きたくて、
もう、ソワソワ。笑


あわてなくても、
次のスポットは、もう目の前。
ここですよ。^^


犬山城。😊


お天気もよく、
いい感じで、犬山城が見えています。
これから、犬山城に登ります。


(つづく)

コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 1 - 犬山城下町(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 愛知県犬山市・犬山城(国宝)で。


みなさまこんにちは。^^
ようやく旅行から戻りました。
今回も、過酷な旅でした…。😂😂


ブログの旅日記を書こうと思うものの、
なかなかスタートできませんでした。
いったん始まると、
またすごぉく長い連載になりそうで。笑
加えて、夫が撮った写真ときたら、
たった4日なのに、
1000枚近くあるんです。
これ、いったいどうすればいいんだろ、と
途方に暮れております。


とはいえ、ブログに掲載するのは、
大切なアルバムとして残しておきたいから。
とりあえず書き始め、
展開は、書きながら考えればいいや~、
ってことで、
えいやっと重い腰をあげ、
今日から連載をスタートすることにしました。
どうぞよろしくおつきあいください。^^


さて、「お兄さん」から、
「水戸黄門の諸国漫遊記みたい」
と言われた、私たち。爆
たしかに、


 6月 伊豆高原・下田
 7月 富山高岡・石川金沢・山代温泉
 8月 福島裏磐梯・喜多方

 9月 愛知犬山・滋賀県


…と、気がつくと、毎月、
日本のどこかをうろついてる、私たち。
今回の旅の目的地は、滋賀県です。


滋賀県って、なにがあるんだろ。
そうそう、琵琶湖だ。
…ってくらいで、
私、なにも知りませんでした。汗


でも、実際に歩いてみると、
コレがおもしろいんですよね。^^
琵琶湖があるために、
湖の国(うみのくに)と呼ばれていることも、
今回初めて知りました。


わずか4日間の滞在でしたが、
私たちが垣間見た滋賀県の、
ほんの小さな旅日記を、
書いていきたいと思います。


9月22日


まずは、旅の一日め。
朝6時半に自宅を出発しました。
今回は、夫がひとりで運転します。
滋賀県までは長いので、
休憩がてら、少し手前で観光を入れよう、
ということで、
夫が選んだ場所は、
愛知県犬山市
でした。


私は、車中で爆睡していましたが、
目が覚めたら犬山市内を走っておりました。笑
そのまま、「犬山城下町」へと向かいます。
城郭構造を残した風情ある町並みで
知られているところです。


【犬山城下町】
犬山城の創建に伴い、もともとあった町を整備して作られました。商人や職人の同業者を近くに住まわせて、町の発展を促したとされ、鍛冶屋町・魚屋町などの町名に名残が見られます。また、町の中央部に町人町を置き、それを囲むように侍町を配置したほか、城下町の外周を木戸や堀、土塁等で取り囲む総構えの城下町として守りを固めていました。現在も江戸時代と変わらない町割り(町の区画)がそのまま残り、江戸から昭和までの歴史的な建造物が立ち並びます。


駐車場に車を停めて、数分歩くと、
古い町並みが視界に飛び込んできました。


こんな通りが、ずうっと奥まで続いています。楽しい。^^

どんでん館。「犬山祭」で曳かれる車山(やま=だしのこと)を4輌展示しています。

旧磯部家住宅。古そうな家屋です。入場無料だったので、入ってみました。

【旧磯部家住宅】
江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられたと伝わっています。緩やかなふくらみのある「起り屋根(むくりやね)」が、犬山市内の町家で唯一現存しており、正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ二階」と呼ばれる造りになっています。この家屋では、江戸期から呉服商を営んできました。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもあります。


入り口を入ると、左手は、呉服の商いをしていた板の間でした。

その奥は、帳場です。

天井が高いですね。2階部分が見えます。

間口が狭く、奥行きが広い、「ウナギの寝床」そのものです。当時、これは節税対策でした。

家具置き場の次にはかまど。そして五右衛門風呂へと続きます。

台所から入り口の方を振り返ってみると、こんな感じです。ほんと、細長~いつくりです。^^

二階に上がることもできました。二階は天井が低く、正面側のみ部屋が造られ、背面側は屋根裏になっています。このような造りを、犬山では「バンコ二階」と呼んでいるそうです。

その細長い通路(写真中央)を抜けると、りっぱな座敷が設えてあります。

廊下北側には渡り廊があり、客用の便所と裏座敷に通じています。廊下の壁は赤く、「弁柄色の赤壁」と呼ばれています。

そしていちばん奥が土蔵です。土蔵の外壁は、目地の漆喰がかまぼこ状に盛り上がる「なまこ壁」という工法で仕上げられています。正面は黒漆喰塗り、北側は瓦を使用しています。


この家屋、
今は市が管理しているそうですが、
きれいに保存されていて、
内部をじっくりと見せていただけました。


最後に、係員の方から、
「屋根を見て行ってくださいね。」
と言われました。


屋根にご注目ください。かまぼこ状にふくらみを持たせた「起り屋根(むくりやね)」になっています。犬山で残っているのは、ここだけだそうです。

このあとも、まるで映画のセットのような、
古い町並みが延々と続きます。
でも、金沢のひがし茶屋街と比べると、
ちょっと違う雰囲気。
次回は、そのあたりをご紹介します。


(つづく)

東京国立博物館「きもの」展と「イル・ド・レ」(2020年7月10日)

2020年7月10日 東京国立博物館・「きもの」展で。


7月10日


みなさまこんにちは。
ブログをずっとお休みしていましたが、
いつもながらの過酷な旅(笑)から、
ようやく戻ってきました。
現在は、写真を整理中です。


今日(9月27日)は、遅くなりましたが、
7月10日にでかけた「きもの」展のようすと、
ビストロ・「イル・ド・レ」のお食事を
ご紹介します。


上野駅を出て、広い公園を歩きました。

東京国立博物館に到着。

本来は4月から開催されるはずでしたが、コロナ自粛のために、6月30日からの開催となりました。

予約して行ったので、すぐに入ることができました。

観覧券は「5月24日まで有効」のはずでしたが、自粛期間の2か月分、有効期限が延長されました。

コロナ禍ということで、入場者が少ないようです。人ごみもなく、ゆったりと見ることができました。

展示は多岐にわたり、たいへん見ごたえのあるものでした。

歴史ある、貴重な着物が多数展示されていたというのに、夫が写真に残していたのはコレ。アニメ柄の、現代着物。苦笑


軽い気持ちで出かけた「きもの」展でしたが、
当時の民衆の生活と関連付けた展示も多く、
最後までとても楽しく見ることができました。


「きもの」展のあとは、ディナーです。
これまでに何度行ったかわからない、
ビストロ・「イル・ド・レ」
に行きました。


渋谷にある、ビストロ・「イル・ド・レ」。


フレンチの鉄人・坂井宏之氏がプロデュースしたお店で、
MIYOのお気に入り。
これまでにも、ブログでご紹介しています。


2回目の、渋谷「イル・ド・レ」(2018年5月24日) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと
まだ続く夏休み日記-16 経過観察(手術後25ヶ月+「イル・ド・レ」)(10日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


レトロな店内。昔ながらの古いお店、という感じです。

まずは乾杯のドリンク。カシスとゆずのオリジナルスパークリングワインでした。そのあとは、白ワインを。^^


この日は、
お料理全7品+飲み放題120分(8000円)
というコースでしたが、
グルーポンのクーポンを利用。
キャンペーン中の割引もあったので、
ひとり5440円になりました。^^


それでは、お料理です。
このお店でとても気に入っているのは、
オードブルビュッフェです。


前回利用した時の写真です。


数々の前菜が並んでいて、
とても楽しかったのです。
今回も、グルーポンのメニューでは、
「10種類のオードブルビュッフェ」
となっていたのですが、
コロナ対策ということで、
こうなっていました。


ビュッフェに並ぶはずのものをすべてプレートに乗っけて、テーブルに持ってきていただきました。ローストチキン、豚のリエット、海老のマリネ、わらさのグリル、紫キャベツ、キャロット・ラぺ、サーモンのシャルロット。

次のプレートは、アワビ、トマト、サーモンが、美しく飾られていました。

そして、生ハム、サラミ、エシャロット、パテドカンパーニュ…と続きます。

あさりのパスタ。スープがおいしい。^^

オマール海老のグリル。焼き野菜と共に、熱々の陶板に乗せて。

和牛イチボステーキ。

そしてデザート。私はイルドレ塩プリンで、夫はブルーベリーヨーグルトムース。


いつもながらの、
充実のメニューでした。^^
おいしかったです。


楽しみにしていたオードブルビュッフェが、
ワンプレートでの提供となっていたのは
ちょっと残念でしたが、
コロナ対策ということで、
まあ、しょうがないですね。


そういえば、ビュッフェにも、
ずいぶん行っていません。
本当は大好きなのですが、
コロナ禍で、縁遠くなってしまいました…。😢


(おまけ)
このときのネイルです。(新大久保 Blanc)