4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間。 6 - トレインストリートと、物を売る人々(2023年6月15日/2日め)
2023年6月15日 トレインストリートで。人々が生活しているエリアのど真ん中を、電車が走ります。
6月15日(木)
ホテルを出て、ハノイ駅の前から、
街歩きを開始しました。
夫が、
「ホーチミンルート博物館に行きたい。」
と言っていたので、まずはそこを訪れ、
その後、チョンさんの家に行こうと思います。
ハノイ駅のあたりには、お店屋さんもたくさん並んでいます。
駅前だからなのか、カバン、衣類、帽子、靴を売るお店が多いようです。
サンダルを並べて売っています。売り物はこれだけ。店主は奥で昼寝中。笑
家族みんなで、早めのランチ。上にあるのは、洗濯物でなくて売り物です。こんな風に、家の前で食事するのも、ベトナムでは普通の風景。笑
ドリアンだけを売っているお店。不思議と、あまり臭くありませんでした。
肉まん(バイン バオ)を売っている食料品店。これが、ベトナムの蒸籠なんですね。^^
たったこれだけの売り物で、
商売になるの?
って思うようなお店が並ぶなか、
売っている人も、昼寝したり食事したりで、
売る気があるの?
…って思ったりします。
なぜか、みんなこれで食べていけてるようです。^^
このユルさが、好きなんですけどね…。😄
歩き続けているうちに、トレインストリートにたどり着きました。
【トレインストリート】
トレインストリートとは、人が普通に生活をするエリアのど真ん中に、電車の線路が敷設されている通りのことです。人々は、線路すれすれのところに住み、日常生活を営んでいます。
こんな風に、住宅のギリギリのところを、列車が通過します。(画像をお借りしました)
トレインストリートは、
ハノイの観光スポットになっています。
列車が通過する時間に合わせて、
大勢の外国人旅行者が集まり、
黒山の人だかりができます。
年々、見物客が増え、危険になってきたので、
MIYOがいた2019年10月に閉鎖され、
観光客は中に入れなくなりました。
その頃の日記です。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 184 - 最後の日曜日/踏切に遭遇(2019年10月27日/57日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 185 - 最後の日曜日/線路すれすれカフェ(2019年10月27日/57日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
でも今は、閉鎖されていないみたいですね…。列車が来る時間でもないようで、人影はなく、がらんとしていました。
夫は、初めて来たせいか、ちょっと緊張ぎみに線路を歩いています。
それに対して、なつかしさのあまり、線路ではしゃぐMIYO。笑
ハノイでトレインストリートが見られるスポットはふたつ。私たちは、ホテルを出て、Le Duan 通りをまっすぐに歩き続け、トレインストリートAがある場所に来てしまったようです。
4年前、トレインストリートBを訪れたときの日記はこちらです。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 184 - 最後の日曜日 / 踏切(トレインストリート)に遭遇(2019年10月27日/57日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
そしてさらに歩きます。
4年前も今も、MIYOが気になるのは、
やっぱり物売りの女性たち。
スマホで会話しながら、サンダルを満載した手押し車を押す女性。
これは4年前に撮った、衣類を満載して売り歩く女性。もしかしたら同じ人なんじゃないかと思うくらい、雰囲気が似ていました。笑
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 43 - ロンビエン橋(2019年9月15日/15日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
天秤棒を担いで歩く女性も。
この、軽々とした足取り。かなわないな、と思います。^^
食堂の前で、焼き肉の炭を熾(おこ)している女性。
路上で食器を洗う女性。鍋にはたくさんの油揚げ。洗い物も、売り物の調理も、すべて路上ですませます。
したたかで、しなやかで、
そしてたくましい、ベトナムの女性たち。
私は、そんな彼女たちを眺めているのが、
大好きでした。
ベトナムに、還ってきました。
(つづく)