定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 43 - ロンビエン橋(2019年9月15日/15日め)
2019年9月15日 ロンビエン橋(Cầu Long Biên/橋龍編)。
9月15日
ビトロンの朝ごはんが終わったあとは、
今日もおでかけです。
せっかくの日曜日。
家にこもっていたら、もったいないですからね。^^
前日は、一日かけて、ホーチミン博物館に行きましたが、
この日はバスに乗って、
ハノイの旧市街を探索することにしました。
「いってきまあす。」
と、でかけようとすると、ローさんが、
「じゃっ バス停までいっしょに行きます。」
と。
もー、よしてください。
バス停まで、もう2回も行ってるんです。
停留所の場所くらい、覚えましたって。^^
「だいじょぶ、だいじょぶ!。」
と、何度も繰り返して、ローさんにあきらめてもらいました。
ほんと、超過保護状態。
ちょっと家を出るだけでも、
なかなか自由にさせてもらえません。(苦笑)
どうにか、ひとりで家を出発して、
バスに乗ること、1時間。
東河門で、バスを降ります。
奥に見えている古い門が、東河門です。
東河門は、旧市街の中で、
私が知っている、唯一の場所。
一週間前、ローさんとハロン湾ツアーに行くときに、
ここのバス停で降りたからです。
ここから、どうしよう。
と、歩いていると、
遠くの方に、大きな橋が見えました。
この辺で大きな橋っていうと…、
持っていた地図にあるのは、「ロンビエン橋」です。
試しに、橋に向かって歩いてみました。
少し歩くと、レンガづくりの高架に行きあたりました。
そして、「ロンビエン駅はこちら」という、
標識も見えます。
写真の中央の青い標識に、GA LONG BIENと書いてあります。矢印は、「ここを通り抜けて左に曲がる」と表しているようです。
標識の通りに進んでいくと、ゴミだか荷物だかわからないものが積み上げられていて、その奥に小さな入り口が。「えっ まさか、これが駅の入り口?」と思いましたが、ここしかないので、しかたなく入ってみました。
階段を上がってみると、本当に駅舎があったので、ひっくりかえりました。笑
駅に入ると、すぐ先は線路です。誰でも自由に入ることができます。奥に見えているのが、ロンビエン橋です。
線路を歩いてみました。電車が来ないかとちょっとコワいですが、前方に人がいるので、きっと大丈夫なんでしょう。笑
この、線路わきの通路を歩いたのですが…。
薄いコンクリート板のようで、よく見ると、ヒビや破損した部分があります。歩いているうちに割れるのではないか、と、だんだん怖くなり、引き返すことに。
線路の横には、こんな通路もあります。ここは、バイクのみが通行を許可されているようです。
この石も薄くて、突然割れてしまいそうで、コワい。(苦笑)
ロンビエン橋(ベトナム語: Cầu Long Biên / 橋龍編)は、
ハノイ市内のベトナム北部を流れる、
紅河(ホン川)にかかる鉄橋です。
全長は1700m。
フランスによる植民地時代に、
ハイフォンとハノイを鉄道で結ぶ目的で造られました。
ロンビエン(龍編)は、「龍が躍る」の意味だそうです。
ベトナム戦争中には、米軍によって、
繰り返し爆撃を受け、
破壊されながらも修復され、
今日もなお利用されています。
爆撃のため、橋中央付近の山形のデザインは、
今でも破壊されたままになっているそうです。
近年は、老朽化が問題になってきていると、
あとで知りました。
ああ、やっぱり、早々に引き返してよかったです。笑
駅の中にある、乗車券売り場。
そして、駅にもやっぱりありました。でっかい仏様コーナー。普通の家の10倍くらいありそうです。
これにて、ロンビエン橋観光はおしまい。
駅を出て、東河門の方向に戻りました。
初めて、ひとりで歩く、旧市街。
もう、目に入るものが、
なんでもおもしろくて、楽しくて、
いちいち立ち止まって見てしまうので、
なかなか先に進めませんでした。笑
売り物のニワトリとアヒルをカゴに満載した、バイク。
売り物の衣類を満載した、手押し車。
歩道は公道なのですが、おかまいなし。食堂は、店の前の歩道にテーブルやイスを並べて、堂々と営業します。植木なども置いて、完全に、人が通れないようになっていますが、誰も気にしません。通行人は、しかたなく、車道を歩くことになります。笑
ここの食堂は、店の前の歩道で、お肉を焼いています。歩道が厨房ですね。爆
街で唯一見かけた、公衆トイレ。あまり、使いたい気持ちにはなれませんでしたが。笑
旧市街、ひとり歩き、
次回に続きます。
(つづく)