初秋の北海道へ。小樽からトムラウシまで、駆け抜けた6日間 7 - 一日一食、一食入魂(2024年9月16日/1日め)
2024年9月16日 「ニングルテラス」で。(北海道富良野市)
9月16日(月)
森の中に造られたニングルテラス。
かわいらしいログハウスもさることながら、
エリアを囲む森の緑はさらに美しく、
風景を楽しみながら歩きました。
夕暮れ時になり、すこしずつ明かりが灯ると、さらにいい雰囲気になりました。^^
エリア内を30分くらい散策し、ホテルに戻りました。
次は、ホテル内の売店に行ってみました。
が、その途中で…。
ひっそりと設置されていた自販機を発見。
旅行中は(特に海外では)、
ホテルの客室内に置かれている、
無料のお水(ペットボトル)を
ホテルの外でも持ち歩くことが多いのですが、
この日泊まったホテルでは、
室内に、お水のボトルがありませんでした。
冷蔵庫も、からっぽ。
洗面所には、
「水道のお水は飲めます。」
というステッカーが貼ってあったので、
水道の水を飲めばいいのですが…。😓
ちょっとサビシイので、
自販機で飲み物を購入することにしました。
価格が少し高いので、普段の生活で
自販機を利用することはありません。
でも旅行中は別です。
こんなふうに、自販機で飲み物を
買わざるを得ないこともあるので、
常に、CokeON のアプリに、
「旅行時に使うための無料券」
をストックしてあります。
CokeONでは、一週間に35000歩以上歩くと、
スタンプが1個もらえます。笑
スタンプを15個貯めると、
無料券を1枚もらえるので、
毎日がんばって歩いています。笑
歩くのが大好きな多動夫は、
「毎日歩くだけで飲み物がもらえる」
というのが気に入っていて、
(もともとは私が教えてあげたのですが、)
今では、私よりも熱心に、
スタンプを貯めています。🤣
自販機で、初めてスマホアプリを使って飲み物を購入した場所は、昭和新山でした。当時はコロナ禍でお店が全部閉まっていて、自販機しかなかったんです。自販機の前で寒さに震えながら(爆)、スマホにアプリをインストールするところから始め、苦労の末に温かい缶コーヒーが出て来たときは、夫と手を取り合って喜びました。笑
そのときの日記です。(後ろに見えているのは洞爺湖です。)
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 86 - 噴火体験室、熊牧場、CokeON初体験と、シチリア料理のお弁当(2021年11月12日/10日め)
あれから3年。アプリにもすっかり慣れて、今では難なく、CokeON (の無料券)を使っています。
本日は、無料券で綾鷹をゲット。笑
そしてホテルの売店へ。ここにもポテチのご当地ものがありました。これは2024年初掘りのじゃがいもで、函館市産昆布を使用しているそうです。
夫は、シマエナガのリュックが気に入ったようです。🤣
店内は広くて、
グッズを見て歩くのは楽しかったけど、
ホテル内の物は割高なので、見るだけ。^^
このときに売店で買った、北海道限定カップやきそば(270円)と北海道限定歌舞伎揚げ・帆立醤油味(572円)。
どちらも、お土産ではなく、
実需があって買ったものです。
歌舞伎揚げは旅行中のおやつ。
そしてカップやきそばは、
翌日の朝ごはんです。🤣🤣
聞くところによると、
このホテルの朝食ビュッフェは、
内容充実で、とてもおいしいそうです。
でも私たちは、素泊まりで予約しているので、
朝食ビュッフェに行きたければ、
別途申し込みが必要です。
チェックインのときに、フロントでも、
朝食を勧められたのですが…。
「えっ 申し込まなかったの?」
と夫は残念そうでした。
「ひとり3200円だよ。ふたりで6400円。
これにサービス料を入れたら、
朝ごはんは7000円を越えますが、
それでも食べたい?」
と言ったら、
「…いらない。」
ですと…。🤣
ふだんの旅行なら、
「せっかくプリンスに泊まったんだから」
と考えて、
豪華な朝食ビュッフェを奮発したかもしれません。
でも実は、翌日も、小樽ですごいごちそうを
夕食でいただくことになっていたのです。
「朝から朝食ビュッフェを
たらふく食べてどうするの?
7000円もかけて?
明日の照準は晩ごはんだよ。
空腹のベストコンディションで臨みたいから、
私は、朝ごはんはいらない。
お昼も、おにぎり1個でいいかな。」
と言うと、夫は、
「わかった。
ホテルの朝食ビュッフェはなくていい。
でも、朝メシ抜きはつらいから、
なにか食べさせて。」
と…。
ということで、売店を徘徊して、
夫の朝ごはん用に、
カップやきそばを買ってきました。笑
若い頃に比べると、
それほどたくさん食べられなくなりました。
朝も昼も夜もごちそうを大量に食べていたら、
胃もたれしちゃいます。
メインイベントの食事に照準をあてて、
一球入魂です。
それ以外の食事は軽めにして、
その日いちばん楽しみにしていた一食を、
最高のコンディションでおいしくいただく、
…というのが、MIYOが考えた作戦でした。^^
こういう、
「計画的に食べる」
というのが夫は苦手で、普段の生活でも、
「食べたいときになんでも食べる」
という人です。
夕食の直前にポテチの袋を開けようとする、
とか、平気でやります。(必死でとめますが。)
そんな夫なので、MIYOの言うことについては、
はじめは戸惑っていたようです。
それでも、この旅行で、
毎日、毎日、豪華なごはんを食べているうちに、
しだいに夫も、身をもって、
MIYOの考えを理解するようになりました。笑
一日3食、ごちそうばかり食べていたら、
体がもちませんよね。
少しは、胃を休ませてあげないと。
こんなふうに気をつけていたからこそ、
この旅行では、
毎日、すごいごちそうを食べ続けても、
それぞれの食事を楽しむことができたのだ、
と思っています。
さて。
ようやく6時になりました。
予約していた、夕食の時間です。
ホテルを出て、再び森の中を歩き…、
「ル・ゴロワ」に到着しました。
つきあたりのドアの向こうは厨房。その手前にあるのが、レストランのドアです。
ずっと夢見ていた世界が、このドアの向こうにありました。^^
次回は、この夜にいただいたディナーを
ご紹介します。
(つづく)