新緑の長野へ。塩の道から群馬の秘湯へと歩いた4日間 1 - 「手打ちそば処 小杉」でお昼ごはん。そして千国の庄資料館・千国番所へ。(2024年6月12日/1日め)
2024年6月12日 千国の庄資料館・千国番所で。(長野県北安曇郡小谷村千国)
帰宅しました。
想像していたよりもずっと、楽しいことがいっぱいの旅になりました。
忘れないうちに、書きとめておこうと思います。
6月12日(水)- 1日め
この一ヶ月で、
箱根 3泊4日
伊豆 4泊5日
そして今回は信州と、
3回もおでかけしています。😓(アホ)
夫は旅行の許可が出たばかりなので、
「一か月間に3回の旅行というのは
ちょっと多すぎるのではないか」
と、私も思ったのですが、
私も夫も、
「できれば6月中に信州に行きたい。」
と思っていた理由がありました。
念のため、夫に確認すると、
「大丈夫。ぜーんぜん、だいじょうぶ。」
と言うので、急遽、信州行きを決定し、
思いきって出かけてきました。
初日は、朝8時半に自宅を出発。
朝ごはんは車中で、おにぎりとサンドイッチ。
そのまま走り続けて、11時に、
佐久平ハイウェイショップで休憩しました。
おにぎりとサンドイッチは、前日、成城石井で3割引で買いました。笑
佐久平ハイウェイショップは小さなSAですが、地元の障害者施設「佐久コスモス福祉会(佐久コスモスワークス)」で作った品々を販売しています。以前来たときに買ったりんごクッキー(216円)がおいしかったので、今回は3個購入しました。
お昼ごはんは、夫が、
「蕎麦が食べたい。」
(長野に来ると、必ず言います。😓)
と言いだしたので、お蕎麦屋さんへ。
須坂市にある「手打ちそば処 小杉」は、地元で人気のお店です。高円宮妃もお忍びで来られるそうです。
ガラスの向こうでは、蕎麦を碾く臼が、グルグルと周り続けていました。碾きたてのそば粉で店主が打った蕎麦。これは楽しみです。^^
夫が選んだのは、「信州産十割 石臼碾き 霧そば・天ざる」。(1700円)
うれしそうです。^^
そしてMIYOは、「信州産十割 石臼碾き 霧雪あわせもり・天ざる」。(1900円)
*雪そばは、蕎麦の実の中から1割ほどしか取れない、真っ白なお蕎麦です。
霧そばも雪そばもおいしくて、大満足のランチになりました。^^
お会計は、3600円。
…のはずですが、
クイックペイで支払ったので、
2割引きで、実質2880円に。^^
6月末までのキャンペーンで、
ファミペイを設定したクイックペイで支払うと、
20%が戻ります。
・ファミペイ翌月払いを一度でも行う。
・ファミペイローンを申請する。
(申請するだけで、借りなくてOK。)
・ファミペイバーチャルカードを取得する。
の3条件をクリアする必要があるのですが、
どれも、ファミマアプリ上で簡単にできます。
…ということで、今回の旅では、
極力、クイックペイで支払うようにしたので、
出費を20%もおさえることができ、
助かりました。😄
お昼ごはんのあとは、
この日の、ひとつめの目的地へと急ぎました。
午後2時半。山里の中にひっそりと建つ、「千国の庄資料館・千国番所」に到着。
【千国の庄資料館・千国番所】
「千国(ちくに)街道塩の道」を伝える歴史博物館として、1993年に開館しました。千国にあった民家を移築、復元した史料館で、塩の道の街道風景を表現した切り絵や模型を展示しています。資料館内には、当時の番所の様子を再現しており、塩の道の税の案内板やちょうちん、十手などが展示されています。また、塩の道を往来した牛方(うしかた/牛を引いて荷駄を運ぶ人)や歩荷(ぼっか/担いで荷駄を運ぶ人)の旅や、当時の暮らしのようすがわかる貴重な資料もあります。
【千国(ちくに)街道塩の道】
日本海に面する新潟県糸魚川から長野県松本まで、全長120kmに渡って続く街道です。この街道を使って、日本海の塩が信州まで運ばれました。
千国街道は、明治以前には、内陸部に住む人々の命をつなぐ、重要な物流の街道でした。なかでも小谷の千国には、塩や海産物の輸送を管轄した関所「千国口留番所」が置かれ、政治・経済・交通の重要地となりました。
つまりここは、
日本海から貴重な塩を内陸に運ぶための
街道(塩の道)があったところなのです。
当時の番所のようすを復元している、
ということを知り、訪ねてみました。
受付で入場料(300円)を支払って、中に入ります。資料館の門(入口)です。
ちなみに私たちは、事前に「アソビュー」でチケットを購入しましたが、窓口でセット券を購入すれば少しだけお安くなるようです。
門の手前を流れる小川。
横木のない、シンプルな冠木(かぶき)門を抜けると、その先に千国番所があります。
千国番所です。
中に入ってみます。
中は土間になっており、右側には、当時のようすを伝える品々が並んでいました。筵の中に塩を入れて、背中に背負って運んだんですね。^^
そして左側には、座敷が続いています。一番手前の部屋は、「居間」と書かれていますが、ここでは、手形改めや運上金の取り立てが行われました。
その隣りに、もうひと間あります。
隣りにあったのは、「いろりの間」。
復元された千国番所には、
リアルな人形が置いてあり、
つい一か月前に訪れた、
箱根関所を思い出しました。
そのときの日記です。
新緑の箱根で、美味しいものを食べ歩いた3日間 2 - 箱根関所① 資料館、江戸口御門、御制札場、大番所・上番休息所(面番所と上の間)(2024年5月16日/1日め)
けれど、ここ千国番所でうれしかったのは、座敷に上がって、番所の内部を自由に見て歩けたことでした。
夫は、
「役人の着物も、
それらしいものになっていて、
とてもいい。😄」
と…。
箱根関所もすばらしかったのですが、
「人形が全部灰色だったのが残念だった。」
などと言っていました。
ああ、そうだった。
…と、言われてみて気がつきました。😓
ふだんはぼーっとしているのに、なぜか、へんなところで記憶力がいいんですよね…。🙄
思っていたよりもずっと、
ていねいに造られていた、千国番所。
次回は、さらに奥にある部屋を歩きます。
(つづく)






















