定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 136 - ファンシーパン④(2019年10月19日/49日め)
2019年10月19日 ファンシーパン、3143m。ベトナム最高峰です。
10月19日
ケーブルカーを降りたあとも、
いったいどこまで続くのか、というくらい、
石段だらけです。
がんばって上がってきましたが、あたりは真っ白で、何も見えません。
この「あたりは真っ白」ってことで、
MIYOは力尽きてしまいました。
最後の長い長い石段を目の前に、リタイア。
「コレ上がっても、どうせなにも見えないんだから、
もういいよ。
私、ここで待ってる。」
と言うと、長女も、
「私も。」
ってことで、私と長女は、
ちょうどそこにあったカフェに入り、
とりあえず暖をとることに。
最後の石段を、夫はひとりで上って行ったのですが、
そのときの、頂上での写真がコレです。
さっきの大きな仏様が、あんなに下の方にあります。
頂上にも(夫だけですが)行ったことだし、閉園時間も近づいてきたので、下山することにしました。
帰りのケーブルカー乗り場。私たちのチケットは片道分だけだったので、帰りはケーブルカーに乗らず、歩いていきました。
すし詰め状態ですね。^^
再び、お寺がつづく道を歩いて歩いて…、
ロープウェイ乗り場に到着。
帰りのロープウェイが動き始めたときに、少しだけ、空が晴れ始めました。
わずかですが雲が切れて、日差しが差しこみました。
青空も見え、ほんのわずかな時間でしたが、美しい山々を見ることができました。
最後の最後に、美しい山々を、
ほんの少しだけ見ることができました。
それはなんだか、
「がんばって上り続けた私たちへの、
ファンシーパンからのプレゼント」
であるかのようでした。
(つづく)