MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 136 - ファンシーパン④(2019年10月19日/49日め)

2019年10月19日 ファンシーパン、3143m。ベトナム最高峰です。


10月19日


ケーブルカーを降りたあとも、
いったいどこまで続くのか、というくらい、
石段だらけです。


がんばって上がってきましたが、あたりは真っ白で、何も見えません。


この「あたりは真っ白」ってことで、
MIYOは力尽きてしまいました。
最後の長い長い石段を目の前に、リタイア。


「コレ上がっても、どうせなにも見えないんだから、
 もういいよ。
 私、ここで待ってる。」
と言うと、長女も、
「私も。」


ってことで、私と長女は、
ちょうどそこにあったカフェに入り、
とりあえず暖をとることに。


最後の石段を、夫はひとりで上って行ったのですが、
そのときの、頂上での写真がコレです。


さっきの大きな仏様が、あんなに下の方にあります。

頂上にも(夫だけですが)行ったことだし、閉園時間も近づいてきたので、下山することにしました。

帰りのケーブルカー乗り場。私たちのチケットは片道分だけだったので、帰りはケーブルカーに乗らず、歩いていきました。

すし詰め状態ですね。^^

再び、お寺がつづく道を歩いて歩いて…、

ロープウェイ乗り場に到着。

帰りのロープウェイが動き始めたときに、少しだけ、空が晴れ始めました。

わずかですが雲が切れて、日差しが差しこみました。

青空も見え、ほんのわずかな時間でしたが、美しい山々を見ることができました。


最後の最後に、美しい山々を、
ほんの少しだけ見ることができました。
それはなんだか、
「がんばって上り続けた私たちへの、
 ファンシーパンからのプレゼント」
であるかのようでした。


(つづく)

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