定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 123 - ベトナム民族学博物館④(2019年10月18日/48日め)
2019年10月18日 ベトナム民族学博物館で。タイー族の高床家屋です。床下は、かがむことなく、立って歩き回ることができるほど高くなっています。この床下では家畜や家禽を飼ったり、染色の作業を行います。
10月18日
民俗学博物館に点在する家々を、
駆け足でまわっています(苦笑)。
なんだか変わったものが見えてきました。
ジャライ族の御霊屋です。
ジャライ族は葬儀の時に御霊屋を建て、
儀式を行います。
御霊屋の中には、
あの世で使う食器などが納められています。
儀式の後は、手入れなどをせずに、
御霊屋が壊れていくままに任せる、
という慣わしだそうです。
御霊屋の周囲を、
たくさんの人形が取り囲んでいます。
この人形は、亡くなった人と共にあの世に赴く、
人や物を表しているそうです。
これを撮ったのは夫です。私ではありません。
ザオ族の家です。
ザオ族は、カオザン省など、ベトナム北部に住む民族です。この家は、1999年にラオカイ省で建てられたものだそうです。(ちなみに、このラオカイ省に、今夜の列車で向かいます。こういうところなんですね。^^)
大きな舟も展示されていました。
出口まで戻ってきました。これから、MIYOの住むお家に向かいます。
時間が短くてちょっと残念だった、ベトナム民俗学博物館。また来てみたいね。^^
空港まで迎えに行ってくれた、ホンさん。博物館にいる間、駐車場で待っていてくれました。ホンさんの運転する車で、次は、MIYOの住む家に行きます。
タムさんから、
「博物館は、5時になる前に出てね。
でないと、渋滞でたいへんなことになるよ。」
と言われていました。
なので、アドバイスに従い、
4時50分に博物館を出発しました。
でも、ハノイの渋滞って、4時ごろから始まるんです。
もう、こんな感じですよ。笑
バイクだらけ。^^
鉛筆のような、細長い建物が続く、ハノイの街並み。
なんとか、渋滞に巻き込まれることなく、
車で一時間ほど走って、
MIYOが住むお家に到着しました。
MIYOは「ただいま~。」夫と長女は、「おじゃましま~す。」
タムさんとローさんが、笑顔で迎えてくれました。
(つづく)