MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 122 - ベトナム民族学博物館③(2019年10月18日/48日め)

2019年10月18日 ベトナム民族学博物館で。エデ族のロングハウスです。


10月18日


「少数民族住宅展示場」の、
広い敷地内を歩いています。
次に行ったのは、「エデ族」のお家です。


「ねえねえ。この家の階段、おもしろいよ~。」「どれどれ。」

「あっ ほんとだ。これはおもしろい!」

入り口の階段には、女性のおっぱいがついていました。^^ 子孫繁栄を願ってのことでしょう。

住宅を横から見たところ。かなり大きな家です。エデ族のロングハウスと呼ぶそうです。長さは42メートル、ダックラック省のバンメトート市から移築されてきたものです。ロングハウスでは、母系の大家族がいっしょに暮らします。例えば、祖母と、その娘、孫娘の家族が集まって、生活するわけです。

反対側の出入り口にも、やはりおっぱいがありました。^^

家の中に入ってみます。

本当に広いお家です。いったい何十人が暮らしていたのでしょうか。

モン族の家です。幅広の板をつなぎ合わせたように見えます。薄くて幅広の板が刺さるようにして屋根になっているのが、モン族の家の特徴です。モン族もベトナム北部に住んでいます。モン族の中でも黒モン族、白モン族など、いくつかの部族に分かれるそうです。

ベト族の水上人形劇を上演するための水亭もあります。土・日曜日には1日4回、無料で上演しています。



ひとつひとつの家を訪ねて歩くのは、
あまりにもおもしろくて、
そうすると、夫は、
他のすべてのことがわからなくなってしまう、
…というのが、いつものパターンです。


このときも、
「ここにあと一時間いていいんだよね!」
などと、突然言い出しました。
もはや、このあとにMIYOの家に行くことなど、
すっかり忘れています。


で、いつものように、
「15分でしょ!
 一時間も遅れてきて、なに言ってるの?
 自分でスケジュールを作っておいて、
 ふざけるな~!」
と、MIYOにさんざん怒られたのでした。


まあ、たしかに、15分でこれを見学するのは、
あまりにも時間がたりないので、
ちょっとだけ延長し、25分に。笑


この展示場をもっと見学したい、
という気持ちは、私も同じです。
でも、それと同時に、
こんなに遅れて、このあとの予定が全部こなせるのかと、
そっちの方が心配です。


のんきに歩く夫の隣りで、
私は、とにかく時間が気になり、
はらはらしていました。


(つづく)

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