定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 96 - ケンタッキーの海苔巻きフライドチキンと美容院(2019年10月7日/37日め)
2019年9月22日 鎮国寺の近くのケンタッキーに置いてあったパネル。Temaki と大きく書いてありますね。それぞれのセットが、プレートではなくて、お寿司の載せ台のようなもので出てくるのも、おもしろいですね。^^
10月7日
朝ごはんです。パン、目玉焼き、韓国海苔をふりかけたサラダ、アイスベトナムコーヒー。タムさんが、ダイエットメニューのアプリを見て、作ってくれたものです。^^ 目玉焼きには、ベトナム醤油をかけていただきます。
お昼になりました。
今日は、仕事がお休みだったローさんが、
タムさんといっしょに出かける用事がある、とのことで、
「ハイさんとふたりで、
街の食堂でフォーを食べてきてください。」
と言われました。
でも、自分たちだけでフォーを食べに行くくらいなら、
食べたいものは、ほかにあります。^^
「じゃあ、私は、すぐ近くにあるケンタッキーに行ってきます。」
と、言ってしまいました。
もちろん、自分で勝手に行くので、自分で支払います。
フォーならば、たぶん、食事代を出してくれたのだと思います。
でも、ご家族がいっしょでないときくらいは、
好きなものを食べたいな、と思いました。
そして、近所のケンタッキーに、
以前から食べてみたいと思うものがあったのです。
ということで、タムさんとローさんはでかけてしまい、
ハイさんは、会社の台所で、ジャージャー麵を作り始めました。
私は、ケンタッキーまで歩いていきます。
それぞれが、勝手に食べる、お昼ごはん。
たまには、こういうのもいいですよね。^^
5分くらい歩いて、ケンタッキーに着きました。真ん中の目立つところに、日本風のメニューのポスターが貼ってあります。
そして、その左側に貼ってある小さいポスターは、韓国メニューのものでした。「キムチ」と書いてありますね。鶏肉も赤いのできっと辛いのでしょう。
テーブルで待っていると、MIYOが注文したものが来ました。パッケージに入ったものと、ペプシコーラです。
紙の箱を開けると、中から出てきたのは、
ポスターで紹介されていた、「海苔巻きフライドチキン」。
これが食べてみたかったんです~^^
海苔の中には、フライドチキン、レタス、きゅうりがはいっています。
手巻き寿司をチキンで作りましたって、感じです。
おいしくいただきました。
価格は、34000ドン(約170円)。庶民の普通のごはんが150円くらいなので、ちょっと高めな、おしゃれな食べ物、ということになります。
そして、夕方になり、
MIYOは美容院に行くことになりました。
白髪がだんだん目立ってきたので、
タムさんの行きつけの美容院で、
染めてもらうことにしました。
タムさんのバイクに乗。せてもらって、美容院に来ました。
ここです。スタッフは男性ばかりでした。
きれいな店内です。
価格表です。カラー剤は、イギリス製、フランス製、ドイツ製、カナダ製から選べるようになっていて、それぞれに値段が違います。私は、カナダ製にしたような気がします。料金は1200000ドンのはずでしたが、タムさんの紹介だったからなのか、1100000ドン(約5500円)になりました。外国製のカラー剤を使っているせいか、料金は日本とあまり変わりませんね。
最後に、好みの色を選び、作業開始です。
肩に、重みのあるケープのようなものをかけられました。薬剤ができるのを待っている間に、鏡を使って、店内のようすを撮ってみました。
連れてきてくれたタムさんは、
MIYOの希望の色とか料金とかを通訳してくれたのですが、
そのあとは、夕食の支度があるからということで、
バイクに乗って帰ってしまいました。
さて、いよいよ、カラーリングを開始したのですが、
そのうち、うわさを聞きつけたようで、
近所のどこからか、入れ代わり、立ち代わり、
ちょっとだけ日本語ができるだれかがやってきて、
私に話しかけるんですよね、(苦笑)
「私は、日本語をおしえています。」とか。
「日本に行ったことはありません。」とか。
「あなたは、ベトナムでなにをしていますか。」とか。
「私は、日本にいたことがあります。」とか…。
しばらくして、質問コーナーが終わると、
その人は満足してお店を出て行くのですが、
まもなく、次の人がやってきます。(爆)
そしてまた、
「日本人ですか?」
「家族はいますか?」
など、など、など、など。
この調子で、何人もやってきては帰る…。
1時間くらいたって、
ようやく、誰も来なくなったな、と思っていたら、
今度は、サロンのオーナーと助手が、
自分の携帯の翻訳アプリを使って、
話しかけてきました。
「あなたは、私のおかあさんよりも若く見えます。」
「あなたは何歳ですか。」
「日本の美容院の料金はいくらですか。」
自分の質問が日本語になり、
アプリで会話ができることがわかり、
ふたりとも、がぜんやる気になってしまいました。
スマホに質問を打ち込んでは、
翻訳し、私にそれを見せるのでした。
これが、ふたりがかりでくるわけです。(苦笑)
ひとりがアプリを使って私としゃべっているあいだに、
もうひとりが、質問事項をアプリで翻訳し、
私に見せるのを待っています。
これじゃあ、全然、休めません(泣)。
結局、美容院で2時間、質問まみれ。
さすがに疲れてしまい、
よれよれになって、
自宅まで歩いて帰りました。笑
日本人というだけで、話をしたがる人がたくさんいる、
というのは、ありがたいことなんですけどね。^^
愛想よすぎ、質問多すぎの明るいオーナー(右)と助手(左)。
晩ごはんです。今日はローさんもいっしょで、5人でいただきました。
ローストチキン、豚肉と豆の煮もの、ごはん、タケノコの煮物、葉物野菜。