定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 76 - 女性博物館②(2019年9月28日/28日め)
2019年9月28日 女性博物館で。山岳の少数民族の衣装です。
9月28日
女性博物館の4階に来ました。
ここでは、フロアの全エリアを使って、
ベトナムの民族衣装が展示してあります。
まずは、アオザイ。
…が、圧巻は、なんといってもこちら。少数民族の衣装の数々が、一堂に会しているのです。
こんなふうにガラスケースに収められているので、前からも後ろからも、じっくりと鑑賞することができます。
布をたっぷりと使ったスカート。
ベトナムには、サパというところがあって、
そこには、数多くの少数民族の村があります。
でも、この一か月くらい後に、
サパに行ってみてわかったことは、
あまりにも観光化された結果、
自然な民族衣装や人々の暮らしなどを見ることは、
かなり難しくなっている、という現実でした。
少数民族の衣装に興味があって、
それらをじっくりと見たい、と思う方は、
サパよりもむしろ、
この博物館にいらっしゃることを、お勧めします。
お金と時間をつかって、
サパの観光化された村に行くくらいなら、
この博物館の方が、ずっといいです。
本格的な、真実の民族衣装は、
もはや、ここに来た方が見られるんじゃないかな、
とさえ、思ってしまいます。
残念なことですが。
「女性博物館」だけあって、1階には、広いキッズルームがありました。
娘の遊び相手をしながら、妻が帰ってくるのを待っている男性が。^^
そして、1階の約半分のスペースを割いて、広い売店が設けられています。ここには、少数民族の手作り品が、多数販売されています。
美しい刺繍の靴。手織りの布で作られたものもあります。
クッションカバーは、一枚110000ドン(約550円)。
細かい刺繍がびっしり。^^
小物類もたくさん。
繊細なデザインの紙製品も、たくさん置いてありました。
美しい衣装がたくさん展示されている、
「女性博物館」。
内容充実で、お勧めのスポットです。
(つづく)