定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 36 - ホーチミンルート博物館へ③ イケメン先生(2019年9月14日/14日め)
2019年9月14日 ベトナムのイケメン。
9月14日
博物館を求めて、炎天下、歩き続けました。
でも、どうしても見つからないんですよね…。
ちょうど目の前に小学校があったので、
中に入ってみました。
すると、校舎の前で、3人の男性が、
お茶を飲んでいるところでした。
「ホーチミンルート博物館までの道を教えてください。」
と言ってみたものの、
なんだか説明が難しいようで、3人とも困っています。
と、その中のひとりが、
「いいよ! 連れてってあげる。
これに乗って!」
ひゃ~~~
ほ、ほんとですか?泣
おまけに、イケメン。(爆笑)
後でわかったのですが、
この方々、小学校の先生でした。笑
ってことで、イケメン先生のバイクに乗せてもらって、
びゅーーーーん。
私、そうとう遠くまで来てしまったようです。(あほです)
バイクで走ること、約10分。
いくらなんでも遠すぎる、と、
だんだん不安になってきたころ、
「はい! 着いたよ!^^」
と、イケメン先生。
目の前には、「ホーチミンルート博物館」の門が。泣
探し続けた門がありました。涙が出るほどうれしかった、ホーチミンルート博物館。
ただただ、お礼を言うしかありません。
なにかさしあげたくても、
なんのプレゼントも、持っていませんでした。
「ありがとう! ほんとうにありがとうございます!」
と繰り返す私に、さわやかな笑顔を見せて、
イケメン先生は去っていきました。
あんなイケメンのバイクに乗せてもらったなんて。
寿命が、10年延びました。笑
さて、ようやく着きました。
門の前のパネル
中に入ってみましょう。
建物は扉がしまっていて、中は、真っ暗です。
中から、ふたりの職員が出てきました。
軍服を着ています。
この博物館の隣りには、軍隊の施設があり、
この博物館も、軍が管理しているようです。
ふたりの女性兵士は、英語で、
「午前の部は、11時15分に終わります。
午後は、1時半からなんですけど。」
と教えてくれました。
時刻は11時です。
なんと、私、2時間もさまよってしまったんですね。笑
ってことで、午前の部は、あと15分しかありません。
「いいですよ。
今、ちょっとだけ見て、
ランチのあとに、また戻ってきます。」
と答えると、
「ああ、それならいいですよ。^^」
と、館内の電気をつけてくれました。
そういえば、この博物館、
「来館者があったときだけ、電気をつける」
と、口コミに書いてありました。笑
はい…。
つまり私は、今日の最初の来館者。
(そして多分、今日の唯一の来館者。笑)
口コミにあったとおり、さびれています。
灯りがつけられた展示場に入ります。
ホーおじさんと、若い兵士たち。
当時の写真や武器、
そして、兵士の身の回りの品々が、たくさん展示してありました。
横穴式の基地。
各地の部隊を慰問した、音楽隊の写真や楽器。
部隊を巡回しては、踊りを踊ったり歌ったりしていたようです。
いえ…。
別に、ケチをつける気は、さらさらないんですけど、
ほとんどの写真に、あまりにも多くの女性が写っているので、
ほんとかなあ、と、ちらっと思ってしまいました。
もしも、モデルさんじゃなくて、
本当の女性兵士だったとしたら、
すみません、というしかないのですが。
(つづく)