MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 36 - ホーチミンルート博物館へ③ イケメン先生(2019年9月14日/14日め)

2019年9月14日 ベトナムのイケメン。


9月14日


博物館を求めて、炎天下、歩き続けました。
でも、どうしても見つからないんですよね…。



ちょうど目の前に小学校があったので、
中に入ってみました。
すると、校舎の前で、3人の男性が、
お茶を飲んでいるところでした。



「ホーチミンルート博物館までの道を教えてください。」
と言ってみたものの、
なんだか説明が難しいようで、3人とも困っています。


と、その中のひとりが、
「いいよ! 連れてってあげる。
 これに乗って!」



ひゃ~~~
ほ、ほんとですか?泣
おまけに、イケメン。(爆笑)


後でわかったのですが、
この方々、小学校の先生でした。笑
ってことで、イケメン先生のバイクに乗せてもらって、
びゅーーーーん。


私、そうとう遠くまで来てしまったようです。(あほです)
バイクで走ること、約10分。
いくらなんでも遠すぎる、と、
だんだん不安になってきたころ、


「はい! 着いたよ!^^」


と、イケメン先生。
目の前には、「ホーチミンルート博物館」の門が。泣


探し続けた門がありました。涙が出るほどうれしかった、ホーチミンルート博物館。


ただただ、お礼を言うしかありません。
なにかさしあげたくても、
なんのプレゼントも、持っていませんでした。


「ありがとう! ほんとうにありがとうございます!」
と繰り返す私に、さわやかな笑顔を見せて、
イケメン先生は去っていきました。


あんなイケメンのバイクに乗せてもらったなんて。
寿命が、10年延びました。笑


さて、ようやく着きました。


門の前のパネル


中に入ってみましょう。



建物は扉がしまっていて、中は、真っ暗です。
中から、ふたりの職員が出てきました。
軍服を着ています。
この博物館の隣りには、軍隊の施設があり、
この博物館も、軍が管理しているようです。



ふたりの女性兵士は、英語で、
「午前の部は、11時15分に終わります。
 午後は、1時半からなんですけど。」
と教えてくれました。


時刻は11時です。
なんと、私、2時間もさまよってしまったんですね。笑
ってことで、午前の部は、あと15分しかありません。


「いいですよ。
 今、ちょっとだけ見て、
 ランチのあとに、また戻ってきます。」
と答えると、
「ああ、それならいいですよ。^^」
と、館内の電気をつけてくれました。
そういえば、この博物館、
「来館者があったときだけ、電気をつける」
と、口コミに書いてありました。笑


はい…。
つまり私は、今日の最初の来館者。
(そして多分、今日の唯一の来館者。笑)
口コミにあったとおり、さびれています。


灯りがつけられた展示場に入ります。

ホーおじさんと、若い兵士たち。

当時の写真や武器、

そして、兵士の身の回りの品々が、たくさん展示してありました。

横穴式の基地。

各地の部隊を慰問した、音楽隊の写真や楽器。

部隊を巡回しては、踊りを踊ったり歌ったりしていたようです。


いえ…。
別に、ケチをつける気は、さらさらないんですけど、
ほとんどの写真に、あまりにも多くの女性が写っているので、
ほんとかなあ、と、ちらっと思ってしまいました。


もしも、モデルさんじゃなくて、
本当の女性兵士だったとしたら、
すみません、というしかないのですが。


(つづく)

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