MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 28 - 日月潭のロープウェイ(2019年1月3日/4日め)

2019年1月3日 日月潭・九族文化村のロープウェイで。美しい湖畔が一望できました。(全盲難聴・のんたん 23歳)


1月3日


台北から台中へ向かう、新幹線に乗っています。
ホテルを朝7時に出発したので、
まだ朝ごはんを食べていません。
ということで、早速、新幹線の中で、朝ごはんです。


前の座席の背もたれ部分に、テーブルが付いています。飛行機と同じですね。^^

台北駅のセブンイレブンで買った、朝ごはんの数々。上から、香港式フライドチキン弁当と、台南式焼きそば弁当。どちらも、レジで温めてもらいました。

台南式焼きそばのふたをとったところです。焼きそばの上に、野菜と挽肉のあんかけ。ゆで卵と、なぜかおおぶりの厚揚げが。笑

がんばってお箸で食べる長男。「おいしいね!」^^

こんなのも買いました。CoCo壱番屋のチキンカレーが、おにぎりになっています。

左から、肉まん、デザートのバウムクーヘン、そしてミスドのドーナツ。


おいしい朝ごはんを食べて、いい気分になっていたら、
ここで事件が・・・。
新幹線を台中で降りるはずだったのに、
この日の添乗員である夫が、乗り過ごしてしまいました!


この日は夫の企画ということで、
MIYOは関知せず、
夫にまかせっきりにしていたのが、敗因でした(苦笑)。


列車は台中を過ぎてしまい、
私たちを乗せたまま、すごいスピードで走り続けます。
車掌さんに相談したところ、
「このあとは、終点まで止まりません。
 終点で列車を乗り換えて、引き返してください。」
と。


終点まで一時間。
そこから引き返して、さらに一時間。
ここで二時間のロスとなりましたが、
しかたありません。
「乗車賃を追加で支払わなくて良いですよ。」
と言われたことが、不幸中の幸いでした。


終点で降りて、そのままホームで、折り返しの新幹線を待ちました。

どうしてここに立ち止まっているのか、と不思議そうな長男に、「もう一回、新幹線に乗るからね。」と説明しました。^^

誰もいないホーム(笑)。しょんぼりと、列車を待ちます。

ウサギさんの、駆け込み乗車禁止ポスター。

ようやく、反対方向の新幹線に乗りました。今度は自由席です。「博愛座」つまり障害者席が空いていたので、座らせてもらいました。

長男は、たいてい、母の手を触っています。これが、彼にとっての「見る」こと。


二時間かけて、ようやく、台中烏日駅に戻りました。
ここから南投バスに乗る予定でしたが、
二時間もロスしてしまったので、予定変更です。
タクシーで、日月潭の「九族文化村」まで、
一気に向かいました。


九族文化村


日月潭の湖畔に程近い「九族文化村」は、
1986年にオープンしました。
 ・台湾先住民文化村(九族文化村)
 ・ヨーロッパ風宮廷庭園
 ・アミューズメント施設(遊園地)
が合体した、大型レジャー施設です。


中でも、「九族文化村」は、
台湾の九つの先住民をテーマとした文化村(テーマパーク)で、
台湾で人気の観光地となっています。


【施設のサイトでの説明】
文化村内では、百年続く台湾高砂族の文化と工芸品を展示してあり、
実際の集落を訪れたかのような気持ちになります。
先住民の伝統的民間習俗や集落の生活を、

垣間見ることができる、「九族文化村」。
日月潭に来たら、絶対にはずせない観光スポットとなっています。


まずは、施設の入り口で、入場券を購入しました。
入場料は、ひとり850TW$。
ただし、障害者である長男と、松葉杖のMIYOは、
入場料が半額で、420TW$に(笑)。


入場券を買ってゲートを抜けると、
ロープウェイで、山の上にある「九族文化村」まで向かいます。
全長1877m、乗車時間は、約20分です。


今回の旅では、台北の猫空に続いて、2回目のロープウェイです。

ロープウェイが大好きな長男。真剣な表情で、音を聴いています。

中腹まで上がると、眼下に、湖が広がっているのが見えました。

雨に煙る日月潭。きれいです。^^


本当は、この敷地内にある遊園地で、
長男をジェットコースターに乗せる計画だったのですが、
なにしろ、二時間のロスです。
遊園地で遊ぶ時間はなくなってしまいました。


ちょうどお昼時で、
入場ゲートのとなりにレストランもあったのですが、
お昼ごはんもおあずけです(泣)。


「時間がないよ。はやく、はやく。」
と、夫にせきたてられて、
「九族文化村」へと、急ぎました。


いや、あなたが降りる駅をまちがえたから、
こうなったんだけどね・・・、
と言いたい気持ちをおさえて、
急ぐ夫の後を、松葉杖をつきながら、
黙ってついていく、MIYO。


爆発まで、あと、一時間(笑)。


(つづく)

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