MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 4 - 中華街の食堂でタイ屋台料理(2019年5月9日/1日め)

2019年5月9日 チャイナタウンの食堂で夕食。(のんたんとあみちゃん 23歳)


5月9日


チャイナタウンらしきエリアに着いたのですが、
通りには閉まっている店が多く、閑散としています。
(あとでわかったのですが、夫が道を一本間違えていました。
 地図を読めない人に先導役をやらせたのが敗因です。笑)


時刻は7時半でしたが、日本時間で言えば、9時半です。
みんな疲れているはずなので、あまりうろうろせず、
できるだけ早く寝かせてあげたいところです。
しかたがないので、適当なお店に入って、
さくっと食べて、さっさと帰ろう、と考えました。


MIYOが通りを走って見つけてきたのは、
かろうじて開いていた、小さな食堂でした。


入り口をはいってすぐのところです。バンコクの庶民が、普段の食事に利用する、「大衆食堂」といった感じのところです。


初めて外国に来たような人なら、
まずはいらないようなお店かもしれません(苦笑)。
でも、私と夫は、こういうようなところばかりで食事してきたので、
ふつーに入ってしまいました。
いえ。
30年前は、こういう、屋根のある食堂に入るのは豪華な方で、
たいていは、路上の屋台で、
ストリートフードを食べていましたね。(爆)
一食50円くらいだったかな・・・?


こういうところで出てくるような料理は、
タイの大衆料理ではありますが、
日本のタイ料理屋さんでは、まず、出てきません。
日本でよく知られているトムヤムクンなどとは、
一線を画しているカテゴリーのものです。


でも、こういうのが、一番おいしいんですよね・・・。笑
こういう「大衆食堂」で出てくる料理と言うのは、
バンコクの庶民が、仕事のお昼休みに、
毎日食べているような食事です。
私は、こういう、タイの庶民料理が大好きで、
ときどき、すごく食べたくなります。
日本でも、こういうのを出してくれるお店があるといいのに、
と、よく思います。


とりあえず、8人がいっしょに、席につきました。
いきなりこんな店に連れてこられて、
VIP4名様は、内心驚いていたかも。(苦笑)


あ~疲れた。お腹もすいたね・・・。やれやれ、と顔の汗をふくYさん。

どんなものがでてくるのかな~。

「メニューは、入り口のホワイトボードに書いてあるよ。」と言われ、Hさんとふたりで、メニューを検討しているところです。

・・・と言っても、これじゃあなにがなんだか(笑)。しょうがないので、適当に6品選んで注文することに。


・・・ということで、待つことしばし。
やがて、来ました、来ました。
華麗なる、バンコクの庶民ごはんの数々です。^^


Marinated pork fried rice(豚肉のチャーハン)

Crisp egg noodle with pork and kale in gravy sauce(揚げ中華麺の豚肉あんかけ)

Crisp egg noodle with pork and kale in gravy sauce with egg(揚げ中華麺の豚肉あんかけ卵入り)

Fried noodle with pork and kale in gravy sauce with egg(幅広麺と青菜の炒め物)
これは、MIYOがなにより好きなメニューなのですが、日本のタイ料理屋でこれを出してくれるところは、ほとんどありません。ほぼ20年ぶりに食べた、なつかしい味でした。

Fried noodle with pork and kale in gravy sauce(揚げ麺の豚肉あんかけ)

Crisp noodle with pork and kale in gravy sauce(揚げ春雨の豚肉あんかけ)
揚げた春雨の上にあんをかけて食べます。春雨がサクサクしていて、とてもおいしい。^^


取り分け用のお皿をください、と言ったのですが、
こういう一膳めし屋ですから、「このどんぶり皿しかない。」と。笑
なので、どんぶり皿を16枚もらいました。
つまり、ひとりにつき、どんぶり皿2枚ですね。
めいめいが、自分のどんぶり皿に、
お料理を取り分けながら、食べました。


「おお、これはうまい!」


と、喜びながら食べる、のんたん一家。
VIP4名のお口にあうかどうか心配でしたが、
一応、全部の料理がきれいに食べつくされたので、
たぶん大丈夫だったのでしょう。^^


おいしかったね!


ここでお会計をして、「一同びっくり」になりました。
コーラとかジュースとか、飲み物も頼んだのですが、
全部まとめて会計してもらい、
支払った額が、360バーツ。
これを8人で割ったら、
一人分の金額が、160円くらい。(爆笑)


もしかして、計算まちがってる?
と、長女に電卓で計算させたのですが、
合ってるんです。
あまりの安さに、みんなで笑っちゃいました。


いいなあ・・・。
お腹いっぱい食べて、
ひとり、160円。


これでこそ、タイの庶民料理。
そのうえ、おいしいのだから、
言うことなし、です。^^


お店の壁にあった神棚(?)と、たぶん創業者の写真。


ホテルに戻ってからは、
長男が寝たあとで、またまた家族宴会。
成田の免税店で買ったワインを開けて、
「これ、うまいんだよ~。」
と、喜ぶ夫でした。



こうして、どたばたと初日が終わりました。
明日からは、怒涛の観光シリーズが始まります。


(つづく)


ホテルの庭に咲いていた花です。

×

非ログインユーザーとして返信する