骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 9 - 欣葉台菜創始店(シンイエ 本店)で夕食(2日め)
2019年1月1日 猫空ロープウェイに乗りました。(全盲難聴・のんたん 23歳)
1月1日
・・・ということで、「欣葉」に到着。
電話には誰もでなかったけれど、
実際にお店に行ってみれば、
(英語が全然できない)台湾人スタッフがすぐに出てきて、
私のいいかげん中国語で、なんとか、
4人分の席を予約することができました。
ホテルに戻ったところで、ほどなく、夫も帰ってきたので、
4人そろって、再び、「欣葉」へ向かいました。
欣葉台菜創始店(欣葉本店)
欣葉は、1977年創業の、台湾料理の老舗です。
最初は、お粥とおかずの小さな店だったのですが、
今では、台湾を代表する台湾料理の名店になりました。
私たちが行ったのは、
「欣葉台菜創始店」、つまりシンイエの本店です。
お店に入っていきなりびっくりしたのは、これ。
階段にリフトが取り付けられているのです。
足が不自由なお客様のため、だそうです。
私の松葉杖を見て、お店の方が、「どうぞ」と・・・。^^
電動リフトに乗って、
ゆっくり、ゆっくりと、2階に上がりました。
らっくち~ん。♪
MIYOのあとを、家族3人が、のろのろとついて上がります。
まるで、女王様とおつきの者のような・・・。
そして、あがりきったところにあるのが、
広い2階フロア。
(画像をお借りしました。)
席という席が、お客さんで埋まっていました。
「いつも混んでいるので、予約が必要」
という前情報は、本当でした。
雨の中、無理して予約しに行ってよかったあ・・・。^^
メニューを熱心に見るMIYOと長女。長男ときたら、イスに座ったとたんに、爆睡。疲れたんだね。^^
お料理が来るまで、寝かせておくことにしました。
・・・ということで、期待の台湾料理のご登場です。
手打花枝丸(手作りイカのシコシコ揚げ団子)
アツアツの揚げたてが出てきました。簡単に作れそうに見えますが、実は製造工程がとても大変だとか。活きた大ブリのイカを、シェフがひたすら叩きます。つなぎに片栗粉を使用するお店が多いなか、こちらでは不使用。シェフが時間をかけれ叩き続けることで、初めて、シコシコとした独特の食感が実現するのだそうです。
紅蟳米糕(ワタリガニの台湾風おこわ)
MIYOのお目当てでした。粘り気の強い台湾産の圓糯米(丸いもち米)のおこわです。東南アジアで採れたワタリガニの他、豚肉、蝦、キノコ、油蔥酥、醤油、ゴマ油と一緒に蒸してあります。カニ味噌もおいしい^^。直径20センチくらいの蒸籠いっぱいのおこわは、家族4人でも十分な量でした。
欣葉滷肉(シンイエ名物豚の角煮)
台湾産の豚肉を醤油、ニンニク、ネギと一緒にじっくり煮込んた、トロトロ豚の角煮です。八角を使っていないので、日本人も食べやすい味です。
正宗菜脯蛋(切干大根の卵焼き)
台湾の代表的な家庭料理です。外は絶妙な火加減でパリッと、そして中身は本当にふっくら。油が少なめなので、さっぱりと食べられます。
炒青菜(野菜炒め)
青菜の炒め物だけで何種類もあって、びっくり。この日は豆苗にしてみました。さっぱりのシャキシャキ! 今までの人生で食べた青菜の炒め物の中で、いちばんおいしかったです。
メロのそうめん包み揚げ
メロにそうめんを巻き付けて揚げたもの。本当は、「大海老のそうめん包み揚げ」を食べたかったのですが、夫と長女は海老料理があまり好きではないので、メロにしました。
もう、これ以上はムリ、ってとこまで食べ尽くして、
さらに、デザートに移ります。笑
芝麻球(ゴマ団子)
タピオカのお汁粉
きな粉もち(サービスで出してくれます)
大満足の夕食になりました。
お昼は屋台料理で、夜は台湾家庭料理。
いや~ 台湾初日から、
とばす、とばす・・・。^^
欣葉は、日本の海外オプショナルツアーサイトからでも、
申し込むことができますが、ひとり4000円近くになります。
少人数なら、これでもよいと思いますが、
4人くらいで行くのなら、自分で予約して、
アラカルトで注文し、
分け合って食べた方が、絶対オトクです。
だって、私たち4人でこれだけ食べて、
飲み物代を入れても、全部で8000円くらいでしたから。^^
パンパンのお腹を抱えて、
夜の雙城美食街を見ながら、
ホテルまで歩いて帰りました。
昼間は見かけなかったお店も、たくさん出ています。
雙城美食街は24時間営業。
眠らない街なのでした。
今日も楽しい一日でした。
(つづく)
欣葉台菜創始店(シンイエ 本店)
住所:台北市雙城街34−1号
営業時間:11:00~24:00
電話:02-2596-3255
定休日:無し