ポルトガルへ。アブダビから始まった14日間 17 - シェイク・ザイード・グランド・モスク② 反射池(2025年2月13日/2日め)
2025年2月13日 シェイク・ザイード・グランド・モスクで。(アラブ首長国連邦・アブダビ)
2月13日(木)- 2日め
シェイク・ザイード・グランド・モスク
(Sheikh Zayed Grand Mosque)
に来ています。
【シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)】
アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビにあります。4万人以上の参拝者を収容できる超巨大モスクで、2007年にオープンしました。総工費約550億円とされており、豪華絢爛な建築は圧巻です。このモスクは、ムスリム(イスラム教徒)以外も見学でき、入場が無料(ただしQRコードの取得は必要)であることから、年間600万人以上が訪れる、アブダビの大人気観光スポットとなっています。82個ものドームを持つ巨大なモスクは、見どころが盛りだくさんで、見学には1時間半~2時間が必要です。
このモスクには、UAE建国の父、アラブ首長国連邦初代大統領シェイク・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏が描いたビジョンが反映されており、彼の名がモスクの名前にもなっています。
ひときわ大きなドームが並んでいるのが正面で、私たちは今、その反対側(裏面)にいます。
この模型の裏面部分をご覧ください。
裏面には、中央に大きなドームがあり、
その手前には、左右に池(反射池)が造られています。
【反射池】
モスクを囲むように造られた池には静謐な水面が広がっており、反射池と呼ばれています。これは、伝統的なイスラムの美しい建築や庭園の特徴です。
シェイク・ザイード・グランド・モスクは、反射池として、10の長方形の池が造られています。池の内側は、青の色調のタイルで作られており、約7000立方メートルもの水が、大理石の輝きを涼やかに和らげています。池は夜になると、照明があてられ、さらに神秘的な美しさを創り出します。
まずは、このモスクの裏面に沿って歩きました。
私たちの後ろにあるのは、ひとつめの反射池。
反射池の向こうには、ひときわ高い位置にドームがあり、さらに進むと、ふたつめの反射池がある、という、左右対称の構成になっています。
左側の反射池から、中央部分に向かって歩いているところです。
ここが中央部分です。
壁面には、気が遠くなるほどの細かい装飾が施されていました。
中をのぞくと、奥へ奥へと、何重にもアーチが続いています。
そして右側の反射池へ。
反射池にアーチが映り、一枚の絵のようです。
池の底にも、タイルで美しい模様が描かれていました。
通路のつきあたりまで来ました。ここからは、左反射池、中央アーチ、右反射池が一望できます。
もっともっと見ていたくて、ここでしばらく佇んでしまった私たち。笑
そしてようやく、モスクの中へ。ご覧ください。どこまでも続くアーチと、草花模様が描かれた、無数の柱たち。
美しさにたじろぎましたが、ここはほんの、入り口部分でしかありません。😅
上を見上げると、天井もこうなっていました。もう、ため息しかでません…。
次回は、モスクの回廊を歩きます。
いまここ。😊
(つづく)


















