コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 9 - 北海道博物館④ 「太平洋沿岸の人びと」 / 自宅で作る「バインミー」(2021年11月3日/1日め)
(2022/02/09 13:00記)
2021年11月7日 民族共生象徴空間「ウポポイ」で、アイヌの家屋を見学しました。(北海道白老郡白老町)
11月3日(水)
北海道博物館で、
「アイヌのくらし」という企画展を
見学しています。
第五章は、
「北海道 太平洋沿岸の人々」
がテーマです。
(解説から)
この地域では、近世まで、和人の進出が低調でした。そのため、他地域で見られたような、アイヌ民族の大規模な人口減少が起こらず、アイヌ民族は、文化的にも高い自律性を維持した状態で近代を迎えました。しかしながら、近代以降は、資源の枯渇による飢餓、移住者による土地の搾取、官命による強制移住など、数多くの苦難に直面しました。ここでは、西の肝振噴火湾から日高を経て、東の十勝・釧路へと、海岸線をたどりながら、人びとの歩みをたどります。
1940年(昭和15年)頃、魔を払う威武行進に集まった、静内の人びと。
飾り矢筒
五弦琴
木幣
首飾り
山刀
1920年代の旭川に端を発した、アイヌ民族による木彫り熊の流れは、大きな評判を呼び、多くの職人が腕を競って作品を残しました。この作品は、藤戸竹夫の作と思われ、1930年代に、美幌国防婦人会によって寄贈されたことが、台に記録されています。
たくさんの衣服です。本当は、一枚ずつ大きなサイズで掲載したいのですが、写真の数があまりにも多いので、やむなく、左右に並べました。
一着ずつ、ガラスケースにおさまっているのを、表側裏側とウロウロしながら撮りました。笑 文様がすばらしいですね。
オヒョウ繊維製衣服。どうやったら、こんな柄を描けるのでしょうか。
木綿製衣服(八雲町)弁開凧次郎(エカシパ)の旧蔵品でした。
この衣服の主だった、弁開凧次郎(エカシパ)氏です。1847年(弘化4年)、八雲町落部に生まれました。地租創定直後の1881年には、村内で耕地1606坪の払い下げを受けるなど、類い稀な指導力や経済力量を発揮しました。また、数多くの熊穴の占有権を有する優れた狩猟者・獣医としても知られました。写真は、礼拝の姿勢をとる弁開の姿です。儀礼用冠を着用しています。
弁開が着用していた儀礼用冠。
数多くの衣服の美しいデザインに、
驚くばかりでした。
こんなにも美しい衣服を着た人びとが
おおらかに暮らしていた、
そんな時代があったのだということを、
真摯に受け止めたいと思いました。
次回は最終章です。
(つづく)
(おまけのお話)
夫が、バインミーを買ってきました。焼き豚肉バインミー、焼き鶏肉バインミー、スペシャルバインミーの3個で、1980円でした。(2022年1月5日)
高田馬場のバインミー人気店「シンチャオ」で買ったそうです。
ベトナムのお正月料理「バインチュン」が1200円だったそうです。
バインチュンって、これですよ。バナナの皮に包んだちまき。笑 お正月でなくても、市場にフツーに売ってるものです。たしかに、とってもおいしいのですが、1200円はひどい。ベトナムなら、大きさによるけど、100円~500円くらいだと思います。(2019年9月12日)
私が滞在していた家庭では、ときどき、こんなバインミーをテイクアウトして、お昼ごはんにしていました。中身はほとんど入っていない、エコノミータイプです。でも、このパン、おいしいんですよ。^^(2019年9月5日)
そこに、タムさんが自宅で用意してくれた具材を、これでもか、と追加していただきます。めちゃおいしかったです。^^
このときの日記です。
思い出深いバインミーを売るお店が、
この一年くらいで、日本にも増えてきました。
そしてとうとう、
オイシックスのミールキットにも登場です。
[Kit]豚肉リエットのやみつきバインミー。ふたり分で1393円です。オイシックスの写真は、いつもほんとうにおいしそうです。^^(画像をお借りしました)
バインミーって、
単なるサンドイッチのはずなのに、
やたらおいしいんですよね。
あの味、どうやって作ってるのか、
いつもナゾでした。
なので、早速購入して、作ってみました。
自分で作ると、こんな感じです。あえて開いて、中身を見えるように撮りました。私のは、パクチーをほとんど入れていません。笑 カボチャとほうれん草のミルクスープといっしょにいただきました。
うまうまでした。😋😋
あの、ふしぎなペーストはなんなのか?
と、いつも疑問だったのですが、
フランス料理の、ポークリエット
だったのですね。
さすが、旧フランス領です。
(レバーペーストでもありだと思います。)
ポークリエットのペーストに
ヌクマムを混ぜて、
人参と大根の千切りを塩もみして、
トーストしたパンにはさんだら、
できあがりです。
超カンタンでした~~~。笑
こんなにカンタンにできるのに、
お店で売ると一個が660円というのは、
ちょっと高すぎじゃないかと。
日本のベトナム料理店は、
おいしいお店も多いけど、
まだまだ、お高いなあ、と、
いつも思います。
はなまるうどんが300円なのに、
フォーが1000円だなんて、
おかしいですよ。😅
でもいまや、
日本で働くベトナム人の数が、
激増しています。
新大久保に住むベトナム人の数は、
韓国人よりも多くなったそうですよ。
ベトナム人の数が増えて、
ベトナム料理のお店が増えたら、
ベトナム料理の価格は、
きっと、もっと安くなっていくだろうと、
想像しています。
はやく、そんなふうにならないかなあ…。^^