MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも金沢。3人で歩いた、3泊4日のおトク旅 9 - ひがし茶屋街(2020年7月25日/2日め)

2020年7月25日 ひがし茶屋街・多華味屋さんで、「ひゃくまん焼き」をいただきました。


7月25日


金沢城公園を出たあと、大通りで、
バスに乗りました。
次の目的地は、「ひがし茶屋街」です。


「橋場町」というバス停で下車。すぐそばの、浅野川大橋交番のところで小径を入ると、そこが「ひがし茶屋街」です。

バスを降りた大通りですらも、すでにこんな雰囲気。古いお家が並んでいます。

そして、ひがし茶屋街に入りました。古い家屋を利用した飲食店や店舗が並んでいます。

「氷」ののぼりにつられて、このお店に入りました。「多華味屋」という甘味屋さんです。築150年の町屋をリノベーションし、2019年4月にオープンしたそうです。


メニューに並んでいたかき氷は、
いちごとかメロンとかの
フルーツテイストだけでした。
恐る恐る、
「みぞれの氷にあずきがかかったのはありますか?」
と訊いてみたところ、
特別に作ってくださいました。^^
(わがままですみません。)


このお店では、氷を作る時のお水にもこだわっているそうです。どうりで、今まで食べたことがないような、ふわふわのかき氷でした。冷たくておいしい。^^ 家族3人で分け合って食べました。

そしてこのお店の名物、「ひゃくまん焼き」(200円)。「ひゃくまんさん」の形をしています。折り紙サービスもありました。海外からのお客さんから喜ばれたそうですが、この日のお客は、私たちだけ。観光客が減って、お店もたいへんだと思います。

「ひゃくまんさん」とは、は石川県観光PRマスコットキャラクターで、ゆるくないゆるキャラとして人気だそうです。加賀八幡起き上がりこぼしをモチーフにしているのですが、いかにも加賀らしく、金箔をイメージさせる金色のマスコットでなのです。風格のあるお髭は漆塗り。装飾には、加賀友禅のようなお花をベースに、兼六園のことじ灯篭や金沢城、能登のキリコなどが描かれていて、加賀色満載。伝統工芸を全部詰め込みました感がすごいです。笑 下の写真で、金沢名物をいくつ見つけられますでしょうか。ぜひ、拡大して探してみてください。^^


お店を出ようとしたら、お店の方から、
「花嫁のれんの前で、
 写真を撮っていってください。」
と言われました。
美しい花嫁のれんでした。


花嫁のれんとは、婚礼に用いられる特別な暖簾(のれん)で、石川県と富山県の一部地域で見られるものです。

ふたたび、ひがし茶屋街を歩きます。

古い家屋が続きます。一般の住居だったり、店舗だったり。内部を見学できるお家もありました。


凛としたたたずまいに魅かれ、
一軒のお店の前で、足をとめました。


菜菓匠「奈加川」東山本店

野菜の蜜菓子のお店でした。加賀野菜を蜜漬けにして作っているそうです。ラインナップは22種類。この日は、11種類のお野菜が、お菓子になって並んでいました。

ごぼう、檸檬、玉蜀黍、能登大納言、加賀太きゅうり…。見ているだけでも、楽しくなります。^^

たくさん、試食させていただきました。ひとり分ずつ、こんな感じで出してくださいました。ほんとうにお野菜の味がする、美しいお菓子です。お茶もおいしい。^^ 

店先に飾ってあった、人形。水引きで作ってあります。加賀らしいですね。

どれを買うか、家族でもめにもめたあげく(笑)、能登の蕃茄(トマト)、能登大納言酒粕風味、玉蜀黍の詰め合わせを買いました。580円でした。


ここでも、お客は私たちだけだったので、
ゆっくりとお買い物ができました。
お店の方から、お話をたくさん
聞かせていただき、楽しいひとときでした。


ひがし茶屋街、まだまだ続きます。


(つづく)

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