MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 15 - ベトナムの朝ごはん「ブンボー(Bún Bò)」(2019年9月7日/7日め)

2019年9月6日 ベトナムの朝ごはん、「ブンボー(Bún Bò)」


【お知らせ】
本日は取材旅行に出かけています。すみませんが、コメントに、すぐにご返事ができません。


9月7日


9月1日にベトナムに来て、
一週間がたちました。
今日は土曜日。
初めての週末です。


「お休みなので、朝ごはんは8時半でいいですか?」
と、前日、タムさんに言われていました。
いいもなにも、私は、皆さんの時間に従うだけです。^^


というわけで、朝8時半。
1階のダイニングに降りてみると、
タムさんだけでなく、ローさんもいました。


「じゃ、行きましょう。」
とローさん。


えっ 出かけるんですか?
そんなの聞いてないんですけど(笑)。
すたすたと歩く、ふたりの後を歩く私。


ふたりは、ベトナムに着いた翌日に、
フォーを食べたお店の方向に歩いています。
今日も、フォーを食べるのかな?


家の前は、T字路になっています。右でも左でもなく、家を背にまっすぐ歩くと、この道になります。この先のつきあたりを左に歩くと、フォーのお店です。

ところが今日は、つきあたりを右方向に歩き、こんなお店に入りました。

お店の前の看板です。「ブン」と書いてあります。


日本ではあまり知られていませんが、
この「ブン」という麺は、ベトナムでは、
「フォー」よりももっとメジャーな存在です。
一般家庭でも、スープ麺を作ったり、
汁なしで何かとあえたりして、
食卓に上ることが多いです。
お鍋の後のシメの麺にも使われるのだそうです。


お店の中は、こんな感じです。右手のガラスケースの内側が厨房です。

ここで作っています。あっ 一応、手袋なんて着けてますね。^^

テーブルの上には、ライムと野菜のカゴが。これらは、自由に使うことができます。


ローさんとタムさんは、「ブンカー(魚のブン)」で、
MIYOは「ブンボー(牛肉のブン)」にしてみました。


左が「ブンカー(魚のブン)」で、右が「ブンボー(牛肉のブン)」。

ビンの中の白いものは、タケノコのお漬物です。これも、自由に食べることができます。ローさんが、テーブルに置いてあるお箸とレンゲを、ティッシュでていねいに拭いて、渡してくれました。そんなこと、私ですらやったことはありませんが…。笑

「ブンボー(牛肉のブン)」。牛肉と厚揚げがトッピングされています。その上から、無料のリーフをかけていただきます。

タムさんが、「食べてみて^^」と言って、自分のブンカーのお魚を、MIYOの丼に載せてくれました。下の写真の中心にあるものです。お魚は、から揚げになっています。サクサクとしていて、ブンボー(牛肉のブン)よりもおいしかったです。^^


ベトナム全土でもっとも食べられている定番の米麺は、
実は、「フォー」ではなくて「ブン」です。
その特徴は、型から押し出して作る、ということです。
米粉を溶いたものを型に入れ、ところてんの要領で、
お湯を沸かした鍋の中に押し出して作ります。


そうめんよりも太く、
見た目は、「ひやむぎ」ですね。
食べてもやっぱり、「ひやむぎ」。笑
おいしいです。^^


今日も完食です。^^

帰りま~す。ごちそうさまでした。MIYOは、「3食付き」という条件で働いているので、こういうときも、支払ってもらっています。


こうして、家に帰ってきたのですが、
ここからが、意外な展開になりました。


出かけるときにも、アインちゃん、ノックちゃんがいないことが、
気になっていました。
「早朝から、どこかに行ってるのかな。」
などと想像していましたが、そうではありませんでした。


私たちが家に戻ると、朝寝坊していたおチビちゃんたちが、
3階から降りてきました。
そして、ふたりが作り始めたのが、
コレです。笑


日清のカップヌードル!爆

そういえば、先日のスーパーで、カップヌードルをどっさり買っていましたっけ。笑

ノックちゃん、うっかり、蓋の紙を全部はがして、捨ててしまいました。

でも大丈夫。

おとうさんが、ちょうどいい大きさの小皿で、蓋をしてくれましたよ。^^


もう、おっかしくって。笑
私たちが、せっかく、ブンのおいしいお店に行くというのに、
いっしょに来ないで、コレです。



ローさんに訊いてみると、
やはりそうでした。


最近の子どもたちは、ブンよりもずっと、
「カップヌードル」の方が好き、なのだそうです。^^


カップヌードルが好きで、
テレビゲームが好きで。


いまや、世界中の子どもたちが、
そんなふうになりつつあるのかもしれません。
どっちも日本製だけど、
ちょっと残念なような…。


ああ、でも、そういえば、
この家のおチビちゃんたちが、
テレビゲームをするのを、
見たことがありません。


テレビゲームを買い与えないで、
子育てをがんばってるんですね…。^^
ローさん、タムさん。
えらいなあ…。


(つづく)

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