MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-71 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ミーソン遺跡⑥再び、カート。(6日目)

2017年12月29日 ミーソン遺跡で、リャンさんといっしょに。(のんたんとあみちゃん・22歳)



民族舞踊ショーが終わり、観光客はみんな、元来た道を帰り始めました。
公園出口に向かってしばらく歩くと、
来るときにカートから降りた場所に着きます。
ここで再びカートに乗り、遺跡公園の入り口まで戻ります。


私たちも、みなさんのあとをついて、歩き始めました。
でもすぐに、リャンさんから、
「こっちです。」
と、呼び止められました。


見ると、来るときに、私たちがカートを降りた場所に、
一台のカートが停まっています。


え、まさか・・・。


と思ったのですが、その、まさか、でした。
私たちのために、いや、長男のために、
お迎えのカートが来て、そこで待っていてくれたのです。


来るときにも、通常の観光客がカートを降りたあと、
私たちだけ、遺跡のすぐ近くまで、
さらにカートで連れて行っていただいた、
という話を、No.65で書きました。



なんと、帰りも、同じように、
遺跡の近くから、カートでおくっていただいたのです。


それにしても、わざわざ、近くの車よせで、待っていてくれるなんて・・・。
と感動していたら、
リャンさんが、私の手に、なにか握らせました。
お金です。
ベトナムドンで、たぶん、50円くらい。


「降りるときに、おかあさんから、ドライバーにわたしてください。」と。


これはもちろん、ドライバーさんを買収したわけではなく、
ドライバーさんへの、ちいさな、ちいさな、お礼です。
私も含めて、日本人は、こういうのが、なかなかわかりません。
どういう場合に、どういうタイミングで、いくらくらいあげればいいのか・・・。
特に、今回のような場合は、さらにむずかしいと思いました。


でも、リャンさんが、そういう気持ちをくみとって、
気働きをしてくださったのだと思います。


そうこうしているうちに、
カートは、遺跡公園の入り口に到着しました。
リャンさんから渡されたお金を、ドライバーさんに、こっそりと渡し、
長男といっしょにカートを降りました。


そのときのお金を、すぐに、リャンさんにお返ししようとしたのですが、
「いいです。いいです。」
と言って、リャンさんは、とうとう受け取ってくれませんでした。
金額の問題ではありません。
長男を見て、なんのためらいもなく、
自分のポケットマネーをだしてくれた、リャンさんの心遣いに、
ただただ恐縮したのでした。


このときには、受け取っていただけなかったけれど、
あとで、お別れするときに、
リャンさんへのチップに含めて、少し多めに受け取っていただきました。


さっきのは、ほんの気持ちだから、返さなくていいよ。
でも、今日のガイドへのチップならば、受け取る・・・。


いいですねぇ^^
このへん、ベトナム人の誇り、みたいなものを、
感じてしまうのでした。


最後に、掲載しそこねていたミーソン遺跡の写真と、
遺跡公園入り口近くにある、博物館の写真を。


これにて、ようやく「ミーソン遺跡」編を終わります。
次回は、ベトナム有数のリゾート地、ダナンで、
おいしいシーフード・ランチをいただきます。


(つづく)

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