のんたんの冬休み⑳ おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 16 - ティンさんとMaison Vie(3日目)
2017年12月25日 ハノイ・Maison Vie の個室で、フレンチベトナム料理。(全盲難聴・のんたん 22歳)
ベトナム・ハノイで過ごす、三日目の朝です。
今日も、ホテルのビュッフェでたくさん食べました。^^
一家全員、元気です。
約束の8時にロビーで待っていると、
5分遅れて、ティンさんが到着。
「昨日のレストランは、どうでしたか?」
と聞かれたので、
「すごくよかったです。
おしえてくださって、どうもありがとうございました。」
と答えました。
「『べつのへや』だった?」
「はい! そうなんです。
すごく素敵なお部屋で、びっくりしました。」
「僕ね、電話をしておいたんです。」
ああ、やっぱり。
ティンさんが、お店に予約を入れてくれていたのでした。
「それで、店に言っておいたよ。
『こども』がいるから、『べつのへや』にしてね、と。
本当は、あの部屋は、別料金がかかるんだけど、
タダにしてもらいました。^^」
ああ、そうだったのか。
きっとティンさんは、長男に障害があることを考え、
「個室にしてあげてください。」
と、お店に頼んでくれたのでしょう。
そして、お店も、「そういうことなら。」と個室を用意し、
私たちを待っていてくれました。
私たちに個室料金を請求することも、ありませんでした。
昨夜の、すばらしいお部屋でのディナーには、
そんな、いろいろな方の配慮があったのだなあ、と、
感謝でいっぱいになりました。
このへん、「障害児だから」と、個室に入院させて、
一日18000円の差額ベッド代を徴収した、
どこかの都立B病院とは大違いですね。(爆)
ベトナムは、あたたかいな。
と思いました。
(つづく)