MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 4 - 青森屋(囲炉裏ラウンジ、西大門と渋沢公園)(2021年5月13日/1日め)

2021年5月13日 青森屋・囲炉裏ラウンジで。(青森県三沢市)


5月13日


青森屋でチェックインを済ませました。
夕食までに時間があるので、
青森屋の敷地内にある公園に
行ってみることにしました。


客室の窓から見える景色です。

まずは、フロント前のロビーに。古民家風の落ち着いた雰囲気です。


ロビーからほど近いところにある、
「囲炉裏ラウンジ」に寄りました。
かなりの広さがあります。
ここは、宿泊客が
自由に利用できるスペースです。


こんな広いラウンジが、貸し切り状態でした。

真ん中の囲炉裏テーブルには、靴を脱いで上がります。この周囲にも、ソファやテーブルがたくさんありました。


青森屋のチェックイン時間は3時ですが、
ネットの口コミには、
「少し遅めに行く方がいい。」
と書いてありました。
3時だと、すごい混雑ぶりで、
チェックインで待たされ、
駐車場に車を入れるのにまた待たされ…、
となるからだそうです。
それほどまでに、宿泊客でにぎわっていた、
ということです。


その青森屋が、コロナ禍で、
こんなことになっていました。
3時きっかりに行っても、
待たずにチェックインできたし、
広々とした囲炉裏ラウンジは、
静まり返っていて、
私たちふたり以外に、誰もいません。
日本の観光業界は、ほんとうに、
たいへんなことになっていると感じました…。


気をとりなおして、コーヒーをいただきました。ラウンジでは、淹れたてのコーヒーを自由に楽しめます。蓋つきのカップに入れて、コーヒーを飲みながらお散歩することにしました。


お散歩ですが、
青森屋の敷地内にある、
古牧温泉渋沢公園を歩いてきます。
かっぱ沼を中心とする、
73万平方メートルの広大な公園です。


さきほどは、公道からホテル本館まで(赤い丸の部分)を車で走ってきましたが、実は、それよりもずっと広い公園が敷地内にあるのでした。

まずは、ホテル本館を出て、西大門まで歩きました。目指す公園は、この向こうにあるはずです。ちなみに、ここまでは青森県三沢市ですが、この西大門から先は青森県上北郡になるのだそうです。

西大門の向こうには、かつて、旧渋沢栄一邸がありました。(画像をお借りしました)


渋沢邸は、1887年、東京深川に建てられ、
1991年に、当地に移設されました。
渋沢敬三氏(栄一の孫)の秘書であった、
杉本行雄氏の尽力によるもの、
だったそうです。


その後、バブルなど紆余曲折を経ましたが、
2018年、建設当時に施工した清水建設に
売却されます。
清水建設は、
江東区のイノベーションセンター内に
旧渋沢邸を再移築し、
保存する予定だそうです。


そのイノベーションセンターは、
2022年3月に完成します。
もうすぐ東京で、その姿が見られますね。^^


少し歩くと、いきなり視界が開けて、広大な「かっぱ沼」が見えてきました。古民家が、沼に浮かんでいるかのように見えますが、これは「浮見堂」です。

沼の左手に見える、八幡馬ラウンジ。予約制で、フロントで申し込めば利用できるそうです(有料)。

「なまめかし初夏の古牧の浮見堂」


沼を一周してみることにしました。
一時間弱かかるそうです。
とりあえず、反時計回りに歩いてみます。


鐘撞堂がありました。

どうしてここに鐘があるのかわかりませんが、鐘を見ると鳴らさないでいられない夫は、はりきっています。笑

MIYOはすぐに歩き始めたのですが、夫は鐘撞堂にとどまり、なかなか離れようとしませんでした。(←なぜ?笑)

茅葺屋根の古民家(浮見堂)が見えます。

浮見堂は、沼の上に張り出した土台に設置されています。なので、遠くからだと、大きな沼に浮かんでいるかのように見えます。

沼の周囲にめぐらされた遊歩道を、のんびりと歩きました。お天気もいいし、すばらしい眺めです。遠くに見えるのは、左から、青森屋西館、八幡馬ラウンジ、南部曲がり家です。

遊歩道の左手には沼、そして右手には、たくさんの花が咲き乱れています。その奥には林が広がっていました。

花が好きな夫は、とにかく写真を撮りまくっていました。笑


み「どう? すばらしいでしょ?
  造り酒屋に寄っていたら、
  ここをのんびりと歩く時間は、
  とれなかったでしょ?😏(いばりっ)」
夫「はい…。」


どや顔のMIYOに、
「そのとおりです。」と答えるしかない夫。
(さからうと、後がコワい。🤣🤣)
でもね。
夫も、楽しそうでしたよ。^^
ほんとです。


(つづく)

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