コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 34 - 新町通りと、「平甚」で飛騨牛自然薯ランチ(2021年3月28日/3日め)
2021年5月15日 玄関の花たち。ベルフラワー、アルストロメリア、ゼラニウム、宿根バーベナ、サンパラソルです。
昨日お尋ねした花の名前は、「アルストロメリア」なのだそうです。南米・チリの花なんですね。おしえてくださった、 tanpoposumireさん、ゆで卵さん、どうもありがとうございました。^^
「アルストロメリア」。そういえば、そんな名前のタネを、植木鉢に蒔いたような気がします。いつだったかすら、忘れました。😅 毎年、「山田養蜂場」さんが、お誕生日のプレゼントに、お花のタネを送ってくれるのですが、たぶん、それを蒔いたのだと思います。
今年のプレゼントも、昨日いただきました。今回は「キキョウ」。大好きな花です。さっそく、蒔いてみたいと思います。ちなみにコレは、私にではなく、夫宛てに届いたものです。😅
(花のタネは、山田養蜂場の特例子会社(障害者自立支援所)「ビーハッピー」で袋づめしています。キキョウの絵は、メンバーが描いた作品だそうです。)
3月28日
新町通りに来ています。
ここは、一般住宅と店舗が混在した、
商店街です。
コロナの影響で、
閉まっているところが多かったのですが、
古い家屋ばかりで、
見ているだけで楽しいところでした。
町屋敷越前屋
郡上八幡の中心部に建つ明治初期の商家です。まちづくりの拠点として、2019年にオープンしました。郡上の生業・文化を盛り上げるイベントスペースになっているようです。
カフェです。この奥に、齋藤美術館があります。茶人であった齋藤家のお茶道具、書画を展示しているそうです。「齋藤家住宅主屋」は、郡上市重要文化財になっているのですが、この日は閉まっていて入れませんでした。
この家の角を曲がったところにあるのが、「やなか水のこみち」です。
「やなか水のこみち」は、玉石を敷き詰めた路地裏です。水が流れていて、いい雰囲気です。地面には、地元の吉田川と長良川で採取した約8万個の玉石が敷き詰められています。郡上八幡の地名にちなみ、数が8万個になったそうです。まるで水が流れているようなデザインで、石が敷き詰められています。
夜のライトアップもすてきなのだそうです。^^
この道をずっと歩いていくと、「おもだか家民芸館」、「斎藤美術館」、「心の森ミュージアム 遊童館」からなる「やなか三館」や店舗が並んでいて、神社もあります。
野中稲荷神社です。
新町通りを、さらに歩きました。
けっこう歩いてきましたが、これでも、ずっと足をひきずっているんですよ。😅(←アホ)
「とにかくお昼ごはんを食べて、
早く帰りたい。」
という気持ちで、
食べ物屋さんを探していたのですが、
町の佇まいがすてきだったので、
つい、がんばって歩き続けました。
でも、たぶん、一時間以上歩いています。
足は痛いし、もう限界です。
新町通りでは、閉まっているお店が多かったので、
結局、川向うの八幡町本町エリアに戻り、
「そばの平甚」で食事することにしました。
再び、宮ヶ瀬橋を渡ります。写真の中央に見えている看板のお店が、「平甚」です。
注文は、タブレットで行います。コレに決めました。
岐阜県名産飛騨牛と郡上産コシヒカリ使用の、「飛騨牛自然薯ランチ」です(税込み2090円)。ざるそば、飛騨牛丼(小)、郡上産自然薯とろろがセットになっています。
お蕎麦はおいしかったし、
牛丼にとろろをかけてみたら、
合うんですね。^^
案外イケたので、実はこのあと、
家に帰ってからも、
「山かけ牛丼」をやってみました。笑
おいしいです。^^
お昼ごはんも食べたので、
これでようやく、
ホテルに帰れます。
ほっとしていたら、多動夫が、
思いがけないことを言いだしました。
「あと3つ、
行きたいところがあるんだけど。」
え…?
話が違います。
ここまで一時間、無理して歩いてきたのに、
さらに、あと3か所、つきあえと…?
「ごはんを食べたら、
ホテルに帰るってことに、
なってたよね…。😒」
と言い返したのですが、
「そうだっけ?😐」
と言ってのけました。
ランチのあとはホテルに帰る、
と話し合ったことは、
覚えていないそうです。
夫の中で、記憶が書き換えられていました。
ってか、自分に都合の悪い記憶は、
消してしまえる人なのです。😥
「もう無理よ。
これ以上歩けない。
それに、さっきと話が違うよね。」
「でも行きたいんだけど。
あと3つだけ。少しだから。」
「いったん私をホテルに送って、
そのあとで、あなただけ、
ひとりで観光を続ければいいじゃない。
車で15分なんだから、できるよね。」
「いや、今行きたい。」
…という問答が続きます。
夫、絶対に、あきらめない…。😒
そんなやりとりを繰り返していると、
しだいに、
「行きたいところに行かせてあげない、
私が悪いのか…?」
という気持ちになってきました。
こういうところが、
夫の思うつぼなんですけどね…。
お店が混んできたので、
会計を済ませて、外に出ました。
でもこれ以上、観光はしたくない。
結局、私はその場で、
雨の中、待っていることに…。
夫はといえば、
「自分の旅行」で頭がいっぱいなので、
私に悪いというようなことは、
微塵も思っていません。
こちらを振り返ることもなく、
路地の奥へと消えていきました。
もうね…。
切ない気持ちでしたよ…。
30分以上たって、戻ってきた夫と、
車でホテルに戻りました。
その車中で、尋ねてみました。
私「今行かないと一生後悔するくらいの、
大事な観光スポットだったの?」
夫「…そう言われてみれば、そうでもない。」
私「車で15分の距離なのだから、
どうしても行きたいのなら、
私をホテルに送ったあと、
また自分だけ町に戻って、
観光すればよかったんじゃないの?」
夫「それはめんどくさい。」
「たいしたことのない観光スポット」で、
いったんホテルに戻ったら、
「また行くのはめんどくさい」ような、
その程度のところだけど、
「ケガをしてヨレヨレの妻」は、
それ以下ってことです。
ここで私、ぶちぎれました。
こういうことを繰り返して、
あげくに、離婚を申し渡したはずなのに、
夫は結局、変わっていません。
私は、なんでこんなとこにいるんだろう。
どうして、こんなヤツといっしょに、
旅行しているのだろう…。
もう、旅行を続けるのが、
いやになってしまいました。
今すぐ東京に帰りたい気持ちです。
ホテルに戻って、お風呂に入ったあと、
私はそのまま、寝込んでしまいました。
そして翌朝まで、
夫と口をきくことはありませんでした。
このときに夫が撮っていた、ホテルのラウンジの写真。部屋で私に怒られるのが怖くて、ここでずっと、本を読んでいたみたいです。アホか…。😒
(つづく)