コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 33 - 宮ヶ瀬橋を渡る(2021年3月28日/3日め)
2021年3月28日 吉田川にかかる、宮ヶ瀬橋で。(岐阜県郡上市)
3月28日
「水とおどりの城下町」と呼ばれる、
郡上八幡。
長敬寺から吉田川に向かって、
八幡町本町界隈を歩いていたら、
こんなところがありました。
お雛さまの隣りの小径をのぞいてみると…、
提灯に、「宗祇水(そうぎすい)」と書いてあります。
【宗祇水(そうぎすい)】
郡上八幡には、「宗祇水」という名水が湧き出ており、この名水を求めて訪れる観光客も数多く見られます。この場所は、1471年(文明3年)に、連歌師・宗祇が古今伝授を終えて京に帰るときに、この湧水で喉を潤し歌を詠んだことが伝えられる史跡です。1985年(昭和60年)に、環境庁の第一回「日本名水百選」に指定されたことで、多くの人に知られるようになりました。小さな社の下では、今もこんこんと水が湧き出し、郡上八幡のシンボルとして地元の人々に親しまれています。
こういうところのようです。(画像をお借りしました)
このときは、残念ながら、
宗祇水にまで行くことはできませんでした。
転んだときに打った手や足が痛く、
路地の奥にまで歩いていこうという
気力がありませんでした。
「とにかく、どこかでお昼ごはんを食べて、
早くホテルに帰りたい。」
という気持ちでした。
その割に、ですね。
この後も、
けっこう歩いてるんですよ…。爆
通りの最後にあった、「平野本店 」。創業1740年の酒蔵です。看板が古そうですね。^^
ここでやめておけばいいのですが、痛む足を引きずりながら、それでも、通りを左に曲がって、さらに歩いてしまう。笑
「そばの平甚」。
吉田川にでました。なんてすてき。^^ 宮ヶ瀬橋の上で、しばらくのあいだ、風景に見とれました。
こちらは、橋の上から見た、下流側です。橋からは郡上八幡城を眺めることができるはずなのですが、この日は霞んでよく見えませんでした。この橋から上流は渓谷、下流はアユ釣りと、両方が楽しめるのだそうです。
吉田川にかかる、宮ヶ瀬橋です。あとで知ったのですが、ここは、郡上八幡散策時の観光スポットとして、有名な橋なのだそうです。
橋を渡ると、さらにお店が増えてきました。ここは、クレープやパニーニを売るお店です。
ネパールコーヒーが飲めるカフェ。若者向けのこじゃれたお店が続きますが、けして目立つことなく、景観に溶け込んでいるのがいいですね。^^
吉田川の反対側には、さらに多くのお店が並んでいましたが、閉まっているところも多いようです。
「さんぷる工房」です。博覧館で見ましたが、郡上八幡は食品サンプルの一大生産地。職人さんが一品一品手作りし、全国へと出荷しています。この「さんぷる工房」では、築約150年の町屋を改築しています。食品サンプル作り体験ができるそうです。
ここでも、お雛さまがもりあがっていました。笑
通りの向こうまで、ずうっと町屋が並んでいます。
通りの看板の上で踊っているようすが、かわいらしいですね。^^
気がつくと、ここは新町通り。
「郡上おどり」初日の舞台となるところでした。^^
(つづく)
(おまけ)
我が家の玄関の花たちです。
一番上が、ベルフラワー。右下がゼラニウム。さらにその下が、宿根バーベナとサンパラソルなのですが…。
なぜか今年、元気に花を咲かせたコレ。笑 なんという名前なのでしょうか。ご存じの方、いらっしゃいましたら、お教えください。