MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 83 - 充実のビュッフェで朝ごはん(2023年6月20日/7日め)

2023年6月20日 ひとり2906円のホテルで、充実の朝食ビュッフェをいただきました。


6月20日(月)


一夜明けて、7日めの朝です。
ようやく旅の7日めになりましたが、
日記はすでに83話という、
気が遠くなるようなコマ送り状態。😅
(スミマセン)
でも、気長に書いていこうと思います。


ホテルから見た景色です。はるか遠くまで連なる山々は、昨日の夕方もすてきでしたが、朝日の中でも、ほんとうにきれい。^^

朝食は、ホテル最上階のレストランでビュッフェをいただきました。広い会場に、お料理が並んでいます。一泊朝食付きで5812円(ふたり分)のお部屋なのに、こんなに立派なレストランでいいのでしょうか…。😅

ずらりと並ぶサラダ類と、お料理の数々。

左:フエ名物のバインボーロック(Banh Bot Loc)
右:ちまき(Bahn Chung)


【バインボーロック(Banh Bot Loc)
フエには、かつて皇族や高官が王宮で食していたとされる宮廷料理の伝統があります。そこから後に庶民層にまで広まってできた料理であると言われているのが、バインボーロックです。タピオカ粉ベースの半透明の生地の中に、エビのむき身が入っていて、それをヌクマムにつけて食べます。


【フエ料理】
フエ料理は、野菜の飾り切り(カービング)を巧みに利用して、芸術的とも言えるほどの美しさにこだわるのが特徴です。かつてそれは、ただ皇帝の目を楽しませるためにだけ、行われていたのかもしれません。その歴史の流れを汲んだ料理を、フエではよく目にすることがあります。現在、一般的にいわれる宮廷料理は、高級食材を使った料理を指す場合もありますが、広義でいうと、フエ市街地で食べられる料理はどれも「フエ料理」であり、「宮廷風」と言えるかもしれません。フエ市内には、皇族の末裔が経営しているレストランもあり、そこでは本格的な宮廷料理が食べられるそうです。


…と言うことで、
「王族の血を引く一族が経営する
 レストラン」
を調べてみました。


ティン ザー ヴィエン(Tinh Gia Vien)
7K/28 Le Thanh Ton, Thanh Noi Hue
だそうです。


ティン ザー ヴィエンです。カービングで装飾されたフエ王宮料理が出てきます。料理がおいしく、雰囲気もいいので、人気のお店だそうです。(以下3枚、画像をお借りしました)


後日、中部の旅行を終えて、
ハノイに戻ったとき、タムさんから、
「フエでは名物料理を食べましたか?」
と訊かれました。
ハノイの人にとっても、
フエ料理と言うのは特別な物のようです。


「えっとね。名前を忘れちゃったけど、
 透きとおったプルンプルンの
 お餅みたいなのの中に、
 エビが入ってたの。」
と言うと、
「あー、バインボーロック!」
と、すぐにわかってもらえました。^^


左:バインベオ(Banh Beo)
右:バインクォン(ハノイでもよく食べます。)


【バインベオ (Banh Beo)
フエのシンボル的料理で、小さな小皿に米粉の生地を固め、干しエビと刻み葱を添えたものです。ヌクマムを垂らし、スプーンで十字に切って食べるのがベトナム流です。食堂でも食べられますが、その場合、小皿を外して、中の生地だけを盛っている場合も多いです。(このホテルのバインベオもそうでした。)

このように、米粉を蒸して固める料理は他の地方料理では少なく、フエ独特のスタイルといえます。


フエ風の米蒸しパン (Banh Uot Kieu Hue)、蓮の実入りごはん(Xoi)、白飯(Com Trang)、卵炒飯(Com Chien Trung)

上:ベトナム風ミートボール(Xiu Mai)と魚の揚げ煮(Chả Cá Rim Mè)
下:揚げ春巻き(Nem Ran)とバターコーン(Rap Ngot Xao Bo)

上:チキンカレー(Ga Nau Ca Ri)と野菜のグリル(Rau Ngu Qua Nuong)
下:マカロニグラタン、ベイクトマッシュポテト、ベイクトトマト

ベトナムのハムは種類が多くておいしいです。

上:ポークパテと、ソーセージ・ベーコン(下にパンが敷いてありました。)
下:スパゲティミートソース、お粥(Chao Trang)

ポークパテにさりげなく添えられた、野菜のカービング。これがフエ流。

たかが朝食のサラダなのですが、フエではこうなります。笑

6年前にフエ宮廷料理をいただいたときの日記です。やはり美しいカービングで彩られていました。
のんたんの冬休み-49 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 王様のディナー②(2017年12月27日/4日め)


煮豆とポテト、そしてスープは2種類。右上はかぼちゃのクリームスープで、右下はなんと、味噌スープです。😄

パン、スイーツ、チーズ、麺類のコーナーです。

パン、バナナジャーキー、ケーキ、ドーナツ、クレープ、ワッフル。

ジャムとチーズ。

麺は日替わりで2種類。麺の入った器に、目の前で熱々スープをかけてもらいます。

この日はフエスタイル(バインベオ入り)のブンと…、

鶏肉のフォーでした。^^

パンのコーナーは別の場所にも。このほか、ゼリーやヨーグルト、そしてベトナムぜんざい(チェー)もたくさん並んでいました。


実は、のり巻きもありました。
でもすごい人気で、
補充してもあっという間になくなるので、
写真を撮れませんでした。
私たちも、1個ずつ取っただけ。笑


…と思ったら、この写真にのり巻きが写っていました。笑 プレートには、「SUSHI ROLLS」と書いてありました。

MIYOの朝ごはん(1回め)です。

夫の朝ごはん(1回め)。

左はMIYOのデザート。夫は、パンやフルーツもたくさん食べていました。😄


なにが言いたいかというとですね…。
一泊朝食付きで5812円(ふたり分)の
ホテルなんですよ、ってことです。
ひとりあたり2906円なのに、
こーんなすごい朝食ビュッフェが
でてきました。
さすがです。
タイムセール67%引き
の威力はすごかったです。🤣


窓際のテーブルで、こんな景色を見ながらいただきました。


いいお天気でよかった。😄
充実の朝ごはんで、
今日も元気に出発です。^^


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する