MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 84 - トゥイタイン村① 烈士廟とタイントアン橋(2023年6月20日/7日め)

2023年6月20日 タイントアン橋で。


6月20日(月)


充実の朝ごはんを終えて、
今日のアクティビティを開始します。
朝8時に、ホテルまで迎えの車が
来てくれることになっていました。


この日は、一日かけて、
 トゥドゥック帝廟
 カイディン帝廟
 ミンマン帝廟
に行くつもりでした。


どれも有名な観光スポットですが、
まあ…。
グエン朝皇帝のお墓めぐりですね。🤣


日帰りの団体ツアーなら
いくらでもあるのですが、
ふたり分で、20000円くらいになります。
簡単に周れるような距離ではないので、
それはそれで仕方ありません。


「いろんなサイトを調べて、
 いちばんお安いところに申し込もう」
と考えていたところ、
アゴダでこんなのを見つけてしまいました。


「フエの必見スポット7か所を、英語を話すドライバーが案内します。」というアクティビティ。なんと、8115円です。

ふたり分で16230円。
どこよりも安いわ~。
…と思って申し込んだら、
なんと、ふたり分で8115円でした。
激安です。🤣


これはつまり、タクシーを一台、
貸し切りにするようなイメージですね。
専用車で、7か所を8時間かけて周る、
…というプランです。


「朝8時にホテルに迎えに行きます。」
というメッセージを、前日にもらったので、
8時少し前にホテルのロビーで待っていたら、
時間どおりに、
ドライバーさんが来てくれました。


こんな車です。車体には、「輸送協同組合」というマークがあります。組合が運営するツアー会社なのか、ドライバーさんが組合から車をレンタルしているのか、よくわかりませんが、きれいな車でした。^^

この日一日お世話になった、ドライバーのチャンさん(Trần Anさん)。この写真はツアーの最後に撮ったものです。


「チャンさん、誰かに似ている…。」
と、ずっと気になっていたのですが、
ほどなく思い出しました。


韓国のイケメン俳優、チョン・ウソンに、目が似てました。(ファンに殺されそうだな。)

韓国のチョンさんならぬベトナムのチャンさんの運転で、朝8時にホテルを出発。


まずはチャンさんに、
「7か所の予定でしたが、
 王宮には昨日行ってしまったので、
 省いてください。
 合計6か所でお願いします。」
と話しました。


代わりにどこかを追加してもらう、
ということも考えたのですが、
やめておきました。
結果的には、
6か所に減らしておいて正解でした。
だってこのツアー、
すごくたくさんのスポットを含んでいて、
超過密スケジュールだったのです。🤣
(我が家にはぴったりのオトクツアー。笑)


ここからは、チャンさんの運転におまかせして、私たちは車に乗っているだけ。ラクチンです。^^

15分くらいで、ひとつめのスポットである、トゥイタイン(Thuy Thanh)村に到着しました。


【トゥイタイン村(Thuy Thanh)
フエ市中心部から西​​に約8kmのところにあり、「伝統的な暮らしを守る村」として知られている村です。人口は約8000人。村の8割が農地で、米の単一栽培を行っています。年間米収量は60〜80トン/ヘクタール/年に達しており、一人当たりの平均収入は 年間 5000万から 5200万ドン(約26万円)です。小さな村ですが、人々の生活は安定しており、フエ郊外の穏やかな農村の風景を見ることができます。



「ここから先は車で入れないので、
 ふたりで歩いて
 博物館と橋を見て来てね。^^」
とチャンさんに言われ、車を降りました。
このツアーには、
ガイドが含まれていないので、
各スポットに着いたら、
あとは自分たちだけで歩きます。


川沿いの道を歩いていると、とても立派な建物がありました。

フエ王宮で見た、壊れかけた太廟よりも立派な気がします。😅

"Đền thờ liệt sỹ"と書いてあるのを翻訳してみたら、「戦争で亡くなった兵士たちのための烈士廟」とありました。なるほど、立派な建物なのもうなずけます。こんな静かな村ですが、ベトナム戦争の激戦地だったようです。

廟の中に入ると、祭壇には、ホーおじさんの写真が掲げられていました。両側の碑には、戦死された方々の名前が刻まれています。すごい数でした。

さて、タイントアン橋が見えてきました。「日本橋」と言えばホイアンが有名ですが、こちらは「フエの日本橋」として有名なスポットです。


【タイントアン橋(Cầu ngói Thanh Toàn)
トゥイタイン村の中にある、瓦屋根の木製アーチ橋です。ベトナムの古橋の中で最も芸術的価値が高いものとされており、1990年、文化省によって国家文化財に認められました。ホイアンにある「日本橋」に形が似ているため、「フエの日本橋」とも言われています。長さは約19メートル 、幅約6メートル。橋には屋根があり、ガラスタイルで装飾されています。
最初の橋は、1776年に、中国系のチャン ティ ダオ夫人によって建設されたと記録されています。彼女には子どもがいなかったため、異国で死んでも自分の墓を守ってくれる人がいない。」と悩みました。そして、自分の死後、村人が自分のことを覚えていてくれることを願い、資産を投じて橋をかけたのだそうです。橋はその後、嵐、洪水、戦争によって何度も破壊されました。しかしそのたびに、村の人々が協力し、修復、装飾、保存を行ってきました。現在、村では毎年フエ祭りが行われており、チャン・ティ・ダオ夫人の霊を祀る行列ができるそうです。


タイントアン橋は、二つの川の合流地点にかかっています。

まずは右側から。

そして左側。

中に入ってみます。

美しい木造の橋。両側に台と手すりが設置されていて、腰かけて、休憩することができるようになっています。

こんなふうに。^^

川につながれた小舟には、花が飾られていました。この舟に乗って、川を遊覧することもできるようです。


(つづく)

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