MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-61 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - バインミーに負けた話(5日目)

2017年12月28日 ホイアン・日本橋で。(のんたんとあみちゃん・22歳)



シクロを降りて、日本橋の前に立ったころから、
少し吐き気がしていました。
「まさか、シクロで酔ったか?」と思いましたが、
乗り物酔いするほど、乗っていたわけでもありません。


おかしいなあ、と思いながら歩いていたのですが、
どんどん気持ちが悪くなってしまい、
とうとう、道端でうずくまってしまいました。


「これ以上はムリ。」


そこで、いったん、みんなでホテルに戻り、
私だけ、部屋に残って休むことにしました。


「私につきあわなくていいよ。
 ちょっと休んでるから、みんなで遊んできていいよ。」
と言うと、夫から、
「ついでに、のんたんもみてて。」
と言われ、長男も私といっしょに休憩です。(苦笑)
私と長男をホテルに残して、
夫と長女は、再び、街へとくりだしました。


私のベッドの隣りで、寝転がっている長男。
ボイスレコーダーで、その日に録音したものを聞いて、楽しんでいます。


長男といっしょにホテルに残った私は、
しばし、ベッドで休んでいました。


旅先で、なんだか具合が悪いな、と感じたときは、
吐くか、下すか。


そのどちらかで、体の中の悪い
ものを出してしまうと、
治りが早い、ということを、
過去数十年の経験から、学んでいました。


そこで、トイレに行って吐こうとしましたが、
うまく出せません。
結局、トイレに座って、下から出すことになりました。(苦笑)


悪いものを食べた覚えはないのに、なぜか、下しています。
(汚い話ですみません。)
そして、下してしまったら、吐き気も治まってきました。


そうか・・・。


原因は、たぶん、お昼に食べた、バインミーです。
腐っていた、というのではありません。
おそらく、私のからだが、うまくうけとめられなかったのです。
ふだんだったら、おいしく食べられたはずなのに、
からだが食べたものをうけつけられず、体調を崩してしまったのです。


疲れがでているのかな・・・、と思いました。
なんたって、この5日間、毎日フル回転で、観光しまくっています。
知らない間に、疲れがたまり、
地元の人なら普通に食べてしまう、バインミーの強さに、
自分のからだが負けてしまったんじゃないかな、と思いました。


私以外、夫も、子どもたちも、全然問題ないんだけどな。
なぜ私だけが、負けた・・・?。
もう、年なのかな・・・。
と、ここまで考えたところで、思い出しました。


そうだ。私、ガンだったんだ。(苦笑)


抗がん剤治療を終了して、一年。
もうすっかり、ふつうの生活に戻ったつもりで、
自分がガンであることを忘れていることの方が多い生活でしたが、
やはり、どこか、以前のままでなくなっているのかもしれません。
そして、知らない間に、ムリをしていたのかもしれません。


初日の夜明け前に自宅を出て、
以来5日間、まるで「弾丸ツアー」と言いたくなるほど、
イベントてんこもりでした。
このへんでゆっくり休んで、体調を整えたほうがよさそうです。


バインミーに負けて、
ようやく、自分がガンだったことを思いだした、
ホイアンの夜でした。



次回は、私と長男をホテルに残してでかけていった、
夫と娘の珍道中をご紹介します。


(おまけ)
シクロに乗り、走りながら撮った、ホイアンの街です。



(つづく)

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