MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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快気祝いのタイ10日旅 9 王室御座船博物館⑦と、運河クルーズ①(2024年7月5日/2日め)

2024年7月5日 王室御座船博物館の隣りには、民家が並んでいました。(タイ・バンコク)


7月5日(金)- 2日め


想像していたよりもずっと楽しかった、
王室御座船博物館。


ひとつひとつをじっくりと見ているうちに、気がついたら、博物館に着いてから1時間以上が経過していました。^^

ドックの内側から、外を流れる川を眺めました。

これは、外の川から見た博物館です。

ドックの内側から川に向かって撮りました。右手に長い通路があり、その先に、川にせり出したスポットがあったので、そこまで行ってみました。

到着。川沿いに、民家が並んでいます。

川を行き交う船が、すぐ目の前に見えます。小さな舟から…、

こんなりっぱな観光船まで。^^

川沿いの景色を眺めていたら、おじさんがやってきました。博物館に着いたときに、入り口で鳥を見せてくれた方です。

おじさんは、こんな地図を見せてくれました。そして、「王室御座船博物館からワットアルンまで、船に乗らないかい?」と言われました。


このとき私が立っていた、
「川にせり出した場所」というのは、
実は船着場で、ここから、
ワットアルン行きの船が出るのだそうです。


博物館からワットアルンまでは、陸路で行けばわずか4キロ。…なのですが、おじさんが教えてくれた船のコースでは、チャオプラヤー川とは反対の方向に大きく迂回して、「バンコクヤーイ」という運河を通り、約1時間かけて、ワットアルンに着くのだそうです。(下の地図の赤い線で描いた運河をたどります。)


時間がかかるけど、どうせヒマだし。笑
のんびりとクルージングするのも、
なんかおもしろそうだね、ってことで、
乗ってみることにしました。


おじさんが提示した価格は、
ふたりで2500バーツ(約10000円)。


「そんなに高いはずはないだろう。」
と思いました。
でも、観光客用の船なので、
通常の船賃よりは高いだろうし。
けっこう長い時間楽しめることも考慮し、
ふたりで1000バーツくらいならいいかな、
と思い、800バーツ(約3200円)から
交渉を始めました。🤣


ここから、
おじさんと楽しい攻防を繰り返したのですが、
最終的に、
「ふたりで1200バーツ(約4800円)」
で合意。


「2500バーツって言われたけど、
 1200バーツまで交渉したよ。」
と言ったところ、多動夫がいつものように、
「ほんとはその半額くらいだったりして。😜😜」
と口走ったもので、
そこから先は、散々な夫婦げんかになりました。


「あなたはいつもそう。
 自分じゃ値切り交渉ができなくて、
 いつも私におまかせのくせに、
 私が交渉した価格にはケチをつける。
 最低だね!
 そんなこと言うなら、自分でやってみれば?」


…と、MIYOにまくしたてられて、
せっかくの楽しい気分が台無しに…。
そこからの一時間は、険悪な、
「バンコク運河の旅」になりました。😔


「すごい。半分以下に値切ったの?
 ありがとう。」
って、どうして言えないのだろう。
口で言うのはタダなのに。
…と、いつも思います。🙄


そうこうしているうちに船が到着。乗客は全員観光客で、私たちを入れて6人。

おじさんに見送られて出発。

楽しいおじさんでした。^^

博物館が、次第に遠ざかっていきました。

けんかしいしい、船の旅。(アホ)

博物館の近くにある海軍施設の前を通り過ぎて、船は快調に進みました。

ここからは、バンコクの庶民の家が続きます。水の上に建てられた、木造の家屋が並んでいました。

係留されているのは、業務用の運搬船だったり、

まるで日本の屋形船みたいなのだったり。バンコクらしい家や船が次々と現れるので、飽きることがありません。^^

後ろから、私たちが乗っているのとそっくりの船がやってきて、スピードをあげて通り過ぎていきました。


ワットアルンに向かって、
船は軽快に、運河を進んでいきました。


(つづく)

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