MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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快気祝いのタイ10日旅 5 王室御座船博物館③ アナンタナーカラート号とアネーカチャートプチョン号(2024年7月5日/2日め)

2024年7月5日 王室御座船博物館で。(タイ・バンコク)


7月5日(金)- 2日め


王室御座船博物館に来ています。


いちばん手前にあった護衛船、
アスラワーユパック号
を見て、次は、右隣りの船に行きました。


②アナンタナーカラート号(Ananta Nakkarat/เรือพระที่นั่งอนันตนาคราช):御座船
船首像は7頭のナーガの像で、パヤーアナンタナーカラート(พญาอนันตนาคราช)といいます。この形の御座船が最初に造られたのはラーマ4世時代で、現在の船体は、ラーマ6世時代に新しく造り直されたものです。
長さ44.85m、幅2.58m、高さ0.87m。
乗員は、士官2名(船首と船尾)、漕ぎ手54名、指示者2名、通常旗手1名、王室旗の旗手10名、信号手1名、楽隊2名。


船首を飾るのは、7匹のナーガ。

そのナーガの下に施された、素晴らしい装飾。さすが、国王が乗る船です。

無数のナーガが、ひしめきあっています。

船首の反対側です。

接写が好きな夫らしい一枚。🤣

船体の中央を飾るパビリオン(玉座)に行ってみます。

ここに、国王が座りました。

同じような写真に見えますが、実は走りまわっていろんな方向から撮っています。🤣🤣

で、夫が撮るとこうなります。😅

パビリオンの台座部分です。

そして船尾。

この船がチャオプラヤー川に浮かぶ写真が飾ってありました。後ろに見えるのは王宮。かっこよすぎて、ため息がでます。😄

すごい迫力だった御座船、アナンタナーカラート号。

一番手前にあるのが、このアナンタナーカラート号です。次は、その隣りにある、アネーカチャートプチョン号に行きます。


③アネーカチャートプチョン号(Anekkachat Phutchong/เรือพระที่นั่งอเนกชาติภุชงค์):御座船
ラーマ5世時代である、西暦1340年(タイ歴1883年)に造られました。この御座船のパビリオンは、王のプライベートルームでした。この部屋の中で王は、王冠や衣装を脱ぎ、寺院に入りました。
長さ45.67m、幅2.91m、高さ0.91m、喫水0.46m、重量7.7Mt。
乗員は、士官2名(船首と船尾)、漕ぎ手61名、指示者2名、通常旗手1名、王室旗の旗手7名、信号手1名、楽隊1名。


船首です。

よく見ると、船首の側面に、小さなナーガ像がたくさん彫られています。

ナーガは、上と下に7匹ずつ。小さくてわかりにくいですが、人の顔をしているそうです。

MIYOが撮った船体の装飾。

同じ部分を夫が撮るとこうなります。笑 不思議なことに、船体の装飾部分では、見る角度によって、背景色が赤になったり青になったりします。

夫は接写が大好き。🤣🤣

正面から撮った船首です。

そして、船首の反対側。

中央のパビリオン。ここは国王のプライベートルームでした。

パビリオンの台座部分。細かい装飾がびっしりと施されています。

そして、優雅な曲線を描く船尾。

しんがりに置かれているイスは、士官用だったのでしょうか。

ここにも、美しい装飾が施されています。

川を進む、アネーカチャートプチョン号。

アネーカチャートプチョン号は、700年も前に造られたとは思えないほど、現在も美しいままに保存され、使用されていました。


(つづく)

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