快気祝いのタイ10日旅 4 王室御座船博物館② アスラワーユパック号(2024年7月5日/2日め)
2024年7月5日 王室御座船博物館で。(タイ・バンコク)
7月5日(金)- 2日め
細い路地をさんざん歩いたあげく、
王室御座船博物館に到着しました。
一応、ここが入口です。😅
入口で出迎えてくれたおじさんといっしょに。夫はやっぱり花ばっかり見てました。笑
受付の横に置いてあった鳥かご。「ピーピー、ヒョンヒョン」と、しきりに鳴いてかわいい。😄 「クビワムクドリ」といい、中国本土と東南アジアによく見られる鳥だそうです。
「抱っこしてみるかい?」と言っていただきました。^^
「クビワムクドリ」にも心ひかれましたが、とりあえず博物館に入りたくて、気持ちがはやります。入場料は、ひとり100バーツ。このほかに、動画を撮る場合は別途200バーツを支払います。
そしていよいよ、中に。薄暗いドックの中に、船が並んでいるのが見えます。
こ、これは、御座船の船尾ではないですか。でかいっ。笑 あわてて、船首の方向に向かって走りました。
わぁ…。
長い長い御座船が、いくつも並んでいました。
王室の人々がかつて乗っていた実物の船で、
現在も、セレモニーなどでは
現役で使用されています。
こんなにいくつもの御座船を、
一挙に見ることができるなんて…。
「すごいね…。」
「うん。」
と言ったきり、
私も夫も、感動でことばをなくし、
しばし立ちつくしました…。
どの船も船首のデザインは異なっていて、その用途も違っているようです。
いちばん手前の船から、順に見て行くことにしました。
①アスラワーユパック号(Asura-Wayuphak Barge/เรืออสุรวายุภักษ์):護衛船
エスコート船です。船首像は、上半身がヤック(鬼)で下半身が鳥の彫刻です。
長さ31m、幅2.03m、高さ0.62m。
乗員は、士官1名、漕ぎ手40名、指示者2名、旗手1名、信号手1名、測量係2名、楽隊鼓手10名。
,
船首部分です。
すごい偉容です。
うれしくて、船の周りをグルグル回って、写真を撮るMIYO。😄 船の中央部に見えている屋根のついた部分は、パビリオンと呼ぶそうです。
船体に描かれた絵も見事です。^^
絢爛豪華な、阿修羅の彫刻。
船体の中央にある、パビリオンです。
反対側から撮ったパビリオン。
そして船尾へ。
この優雅な曲線をご覧ください。これが護衛艦だというのだから、すごい。
こんなのが並んでいるさまはすごい迫力で、圧倒されました。😄
王室御座船博物館の日記は、まだまだ続きます。😅
次回は、王様が乗るための船だった、
アナンタナーカラート御座船
をご紹介します。
(つづく)