MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 116 - 「仕事」と「善意」と「お礼」と「貸し」と「借り」(2019年10月15日/45日め)

2019年10月15日 住んでいた家の近所にあった、クリーニング屋さん。「ここ、本当にクリーニング屋なのか?」と、前を通るたびに、いつも気になっていました。歩道は全部、物干し場と化しています。ジーンズとかいろいろ干してありますが、これ、家族の洗濯物じゃないんですよ。家の奥には、お客からの預かり品がたくさん。「1キロあたり10000ドン(約50円)」と書いた貼り紙も見えます。地面に転がしてあるタライで洗っているもよう(笑)。よく見ると、右手には受付テーブルがあり、左手には水道も。家の前の歩道すべてが、「受付カウンター+洗濯場+物干し場」として、有効活用されていました。何度も言いますが、歩道は「公道」です。


10月15日


兄夫婦が帰国し、
「つかのまの」静けさがやってきました。笑


朝ごはんです。バインクォンと炒めタマネギ、ベトナムハム、きゅうり、ハス茶。


できたてのバインクォンはとてもおいしくて、
ゴキゲンでほおばっていると、
タムさんから、
「今日の午後、いっしょにエステに行きましょう。」
と言われました。


タムさんには、毎月通っているエステがあり、
先月、そこにいっしょに連れて行っていただきました。
あれから一か月が過ぎたのですね。^^


前回、エステに行った時のお話です。


あのときは、エステで使った朝鮮人参が合わなかったようで、
夜になってじんましんが出てしまったのでした。
(そのことは、タムさんには言っていません。)
またじんましんが出るかもしれないし、
なんだか気が進みません。


前回、エステのあとで、
「私の費用は払います」と言ったのですが、
タムさんは受け取ってくれませんでした。
今回も、きっと受け取ってくれないでしょう。
そのことが、心苦しい思いもありました。


「私、この間、旧市街でエステに行ってきたから、
 今月はもういいです。
 私のことは気にしないで、
 タムさん、ひとりで行ってきてください。」
とお断りしました。


お昼ごはんです。

ジャガイモと豚肉の甘辛煮、青菜のガーリック炒め、小魚のベトナム風佃煮、赤米、スープ(ジャガイモ、骨付き豚肉、かぼちゃ、人参、ねぎ)


実は、この日のお昼ごはんは、
同僚のハイさんが作りました。


いつもなら、11時を過ぎたころから、
タムさんがキッチンに立ちます。
そして12時ごろには、MIYO、ハイさんの3人で、
タムさんが作った昼食をいただきます。


なのに、なぜこの日は、
ハイさんがごはんを作ったのか…?
わけのわからない展開に、当惑しました。


これまでも、タムさんのいとこが遊びに来たときや、
MIYOの兄夫婦がお招ばれしたときに、
ハイさんがごはんを作ることはありました。
でもそれは、それなりの事情があったわけです。


けれど、このときは、
特になにかがあったわけではありません。
いつもと変わらない日常の中で、
突如として、ハイさんが「炊事係」になりました。


タ「今日のごはんは、ハイさんが作りました。^^」
ミ「すごいね。…ハイさん、お料理上手ね。」


それ以上、ことばが見つからず、
黙って食べ続ける、MIYO。
気まずい…(汗)。


この頃から、タムさんの代わりに、
ハイさんが食事を作る日が、
少しずつ、増えて行きました。


SEのハイさんが、どうして私たちの食事を作るのか。
そのことを、タムさんに尋ねる機会は、
結局、ありませんでした。


ベトナムでは、当たり前のことなのかもしれません。
どこまでが仕事で、
どこからがそうでないのか。
それがとてもあいまいなのです。


「仕事」と「善意」と「お礼」と「貸し」と「借り」。
そんなものがごちゃまぜになって、
わけがわからないまま、働くということ。
ベトナムでは、誰もが普通にやっていることだったと思います。


でも、そういう状況で働き続けることに、
私はしだいに、息苦しさを感じるようになりました。
タムさんもローさんも、悪気はなく、
精一杯気を使ってくれていることは、
よくわかっていたのですが。


そして、午後。
タムさんは、エステに行く支度を始めました。
私は行かないと言ってあったので、
いつものように仕事をしていたのですが…。



「MIYOさん。やっぱり行こうよ。
 ね? ね? ね?
 行こう!」


何度も断ったのですが、
何度も何度も誘われ、
結局、押し切られてしまいました。(苦笑)


なぜか、会社でお昼ごはんを作る、ハイさん。
かたや、お仕事そっちのけで、
エステに連れて行ってもらう、MIYO。
心中は複雑です。


午後3時。タムさんのバイクの後ろに乗って、出発です。マスクに帽子、長そでにフードというのが、ベトナムでバイクに乗るときの普通のスタイル。どんなに暑い日でも必ずこうなります。

エステに到着。

用意ができるまで、お茶をいただきながら待ちます。

平日だったせいか、私たち以外に、お客さんはひとりだけでした。

バックをしているタムさん。笑

エステを終えて、5時前に帰宅。5時きっかりに、家の前にスクールバスが停まり、アインちゃんとノックちゃんが帰ってきます。毎日、日本語で、「ただいまー」と言いながら、家に入ってきます。かわいい。^^


アインちゃんは、ふだん、
ベルトつきのサンダルで登校しているのですが、
この日は学校で、
「明日は、学校でバレーボールをやるから、
 運動靴で来なさい。」
と言われたそうです。
急遽、タムさんといっしょに市場に行き、
ピンクの靴を買ってきました。


ノックちゃんにも、
ピンクのサンダルを買って帰った、タムさん。
ドラえもんのステッカーがついています。
ノックちゃんは、ドラえもんが大好きなんです。^^


さっそく、家の中で履いてみる、ふたり。^^

晩ごはんです。魚のフライ、豆腐のステーキ、卵焼き、豚肉の甘辛炒め、ブロッコリーのスープ、ごはん。


気になるじんましんですが、
この日は結局、何事も起こりませんでした。
そして今回も、エステの代金は、
受け取ってもらえませんでした。


(つづく)

定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 115 - 来てくれてありがとう(2019年10月14日/44日め)

2019年9月25日 ホアルーで、タムさんといっしょに。


10月14日


さて、ご近所の結婚式で、朝から舞い上がっておりましたが、
そんなこととは関係なく、この日、兄夫婦は、
「ホアルー・チャンアン日帰りツアー」
に出かけております。


この日は勤務日だったので、
MIYOが同行することはできませんでしたが、
勤務先のJVTA社にお願いし、
以下のようなプランを、手配してもらいました。


 朝8時半、ホテルをチェックアウト。
 日本語ガイドさんと、ロビーで待ち合わせ。
 ガイドさんといっしょに、「ホアルー・チャンアン」ツアー。
 (この日はたまたま、他に申し込み者がいなかったので、
  兄夫婦だけのプライベートツアーになりました。
  ホテルをチェックアウトしたので、
  荷物も車に積み込んで、出発します。)
 ランチは、ニンビン省名物料理。
 18時、ツアーを終えて、夕方、ハノイに到着。
 予約してあるレストランに、荷物を預かってもらいます。
 18時半、予約してあるスパに行き、マッサージ。
 *あらかじめ、
  「スパは、レストランから歩いてすぐのところを」
  とお願いしてありました。
 (ここで、ツアーを終了し、ガイドさんは帰宅します。)
 20時、マッサージのあと、散歩がてら、
 ちょっとだけ、旧市街を散策。
 自分たちでレストランに戻り、ディナー。
 21時半、空港送迎車がレストランに到着。
 レストランに預けてある荷物を受け取り、空港に出発。
 午前1時15分、Jeju2804便で帰国。


…という内容です。
いかがですか?
水も漏らさぬ、充実プランです。笑
ツアー後は、兄夫婦だけになっても困ることがないよう、
びっちりと予定を組みました。^^


この日のツアーですが、
写真がないので、
以前、MIYOが撮ったもので、
掲載しきれなかったものを…。


古都・ホアルーの遺構。タムさんといっしょに。(2019年9月25日)

そして、チャンアンの川下り。川下りは2時間で、通常は観光客だけがボートに乗り、その間、ガイドは休憩となります。が、この日は、勤務先の会社が兄夫婦を気遣ってくださり、ガイドのズンさんがボートにもいっしょに乗るようにと、手配してくれました。ほんとうに感謝です。^^


ディナーを予約したお店は、
ローさんおすすめの、Duong Dining
おしゃれなベトナム・フュージョン料理のお店です。


このお店には、実は、
「隠しコースメニュー」が20種類以上あります。
通常は、それを見ることができないのですが、
旅行会社の特権で(笑)、メニューのファイルを取り寄せ、
事前に、兄夫婦のためのディナーコースを選んで、
予約しておきました。


メニューを吟味してるうちに、
自分も食べたくなってしまったので、
この一週間後に、MIYOもここで同じコースをいただきました。^^
以下は、そのときの写真です。


にぎやかな旧市街の一角にある、Duong Dining。(2019年10月21日)

2階席の写真です。レトロで、落ち着いた雰囲気です。


お料理の一部をご紹介します。
全部で9品のコースでした。


ライスヌードル、チキン、ベトナムソーセージ、野菜のスープ。(2019年9月21日)

ブン、バラロット、牛肉のグリル。

メインはオーストラリア牛でした。


ということで、これにて、
兄夫婦の五日間充実ハノイツアーの
全日程が、終了いたしました。


【兄夫婦のハノイ旅行】
一日め 松山-韓国・インチョン-ハノイと移動。深夜にベトナム到着。
    空港→ホテルの送迎車手配
二日め ハノイ市内観光
    フォーのランチ→マッサージ→ベトナム料理のディナー
三日め ハロン湾日帰りツアー
    船上海鮮料理のランチ→ベトナムフレンチのディナー→マッサージ。
四日め タムさん、ローさんのお家にお招ばれ。
    豪華ベトナム料理→マッサージ→ベトナム料理のディナー。
五日め ホアルー・チャンアン日帰りツアー
    ニンビン料理のランチ→マッサージ→ベトナム・フュージョン料理のディナー。
    レストラン→空港の送迎車手配
六日め 日本に到着。


もうね。
これ以上の充実ツアーがあったらだしてこい、ってくらい、
がんばりましたよ。^^


上のプランの中で下線がある部分は、
勤務先に実費で手配してもらったものです。
それをざっくり計算すると、二人分で、
普通の旅行会社ならば、総額65000円以上(推定)。
これに、一泊23000円(定価)のお部屋が4泊。
JVTA社のツアーは、日本語ガイド付きのツアーとしては、
業界最安値なのですが、それでも、
これらを合計すると、10万円を軽く超えます。


…で、勤務先から請求された合計額は、
85000円!
安すぎます。(苦笑)
空港からの、午前1時の送迎車なんて、
タダにしてもらってますから…。


「MIYOさんは家族だから、
 利益はとれない。」
と、タムさんとローさんが、
がんばってくれたんですけどね…。
なんか、安すぎて申し訳ないくらいです。
「私の兄はお金持ちですから、
 利益を十分とってください。」
と言ったんですけどね…。


そしたら、MIYOからそれを聞いた兄が、
「それじゃあ、
 チップを入れてこれでいいか?」
って、100000円、さくっと置いてってくれました(爆)。


夜10時半。
ノイバイ空港から、兄嫁が電話をしてくれました。
「今から帰るね。
 ありがとうございました。」
と。


いや~。よかった、よかった。
なんか、ほっとしました。^^
すばらしい五日間にしてくれた、
タムさんとローさんに、深く深く感謝した夜でした…。



あれから2か月が過ぎました。
その後、私は、日本に帰国し、
今ではふつうに、日本の生活を楽しんでいます。


先日、兄嫁から、お歳暮のお礼のはがきが届きました。
そこには、こう書いてありました。


「ベトナム旅行では、お世話になりました。
 とてもいい思い出になりました。」


どうということはない、普通の文章が、
心に沁みました…。


ベトナムに来てくれて、ありがとう。
ハノイを、三人でいっしょに歩くことができて、
ほんとうによかった。


はがきを読みながら、
強い日差しの中、
みんなでシクロに乗った日のことが、
鮮やかに思い出されました。


風をきって駆け抜けた、シクロ。
あのときに、目の前を流れて行ったハノイの街並みは、
今も宝物のように、
私の記憶の中で、輝き続けています。



この日の朝ごはんです。目玉焼き、きゅうりのサラダ、アイスベトナムコーヒー。

お昼ごはんです。この家では珍しく、チャーハンでした。ローさんが食べたかったのだそうです。牛肉と野菜の炒め物、揚げ豆腐、ブロッコリーのスープ、豚肉の甘辛炒め。


この日、ローさんは、
夕方からのガイドの仕事がはいっていたので、
昼食後に出勤しました。


昼食時、
「チャーハンだけでは足りないかも」
と、ローさんが言ったので、
タムさんはごはんを炊きました。
でも、チャーハンだけで十分な量があり、
大量のごはんが、手を付けないままで残ってしまいました。
なので…。


晩ごはんは、タムさんお得意の、チキンのお粥。そりゃあ、こうなりますよね。^^


でも、このお粥。
スープがすごくおいしいので、
MIYOは大好きでした。
あの味、どうやったらだせるのでしょう。
作り方を聞いておけばよかった。


(つづく)

定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 114 - またまた結婚式(2019年10月14日/44日め)

2019年10月14日 ベトナム式の結婚式です。


10月14日


午前中、仕事をしていると、
なんだか、外がさわがしい気配です。
なんだろう?と、ドアのガラス越しにのぞいてみたら…。


あっ!


斜め向かいのお家で、
結婚式があるようです。^^


家の玄関が、お花で飾られていました。


もう、居ても立っても居られず(苦笑)、
お仕事そっちのけで、
道路に飛び出していった、MIYOです。笑


MIYOが住む家の前に停まった車から、従者が次々と降りてきました。

全員がお揃いの服を着ていて、かなりきちんとした結婚式のようです。

左端に写っているのが、MIYOが住んでいるお家です。

つづいて、新郎新婦の親族と思われる方々もやってきました。

美しいアオザイ姿。若くても、年配でも、アオザイを着た女性は凛としていてすてきです。

お祝いの品を抱えた、男性の従者たち。

そしてこちらは、女性の従者たち。

全員が整列し、順に家に入っていきます。

新郎のご両親でしょうか。

そして今度は、男性の従者が並び…、

続いて隣りに、女性の従者が並びます。先頭が、新郎新婦ですね。^^

それぞれのペアが、お祝いの品を抱えて、おごそかに、家の中へと歩いていきます。

家の前の歩道に、テーブルがふたつだけ設置されていました。さすがに、これだけの規模となると、「路上結婚式」ではないみたいです。^^

なんかもう、感動してしまって、あちこちをうろうろと歩き回り、写真を撮りまくったMIYOです。笑

最後に…。出た! ベトナムのイケメン!(笑)


ベトナムに滞在した2か月で、
結局、4回も、
結婚式に出くわす機会がありました。
ベトナムは、戦争が長かったため、
日本とちがって、若者や子供の割合が高い国です。
これくらいの頻度で見かけるのは、
あたりまえなんでしょうね。^^


でもこのときは、
従者の行列まで見ることができて、
ラッキーでした。
もちろん、ベトナムのイケメンに会えたことも。笑


この日、兄夫婦は、朝から、
「ホアルー・チャンアン日帰りツアー」
に出かけていました。
夕方、ハノイに戻ってきて、
夕食後に、空港へ。
夜のフライトで、帰国します。


なんとか無事に、全スケジュールが終わりそうで、
私はほっとしていました。
この数日、ばたばたと慌ただしい日々でしたが、
それももう、ようやく終わります。
そして、兄夫婦が帰国すると、
もう10月も中旬になります。


ベトナムにいるのも、残すところ、
あと2週間になっちゃったなあ…。


華やかな、結婚式の行列に見入りながらも、
心の中では、少しだけ、
寂しさが広がりつつありました。


(つづく)

定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 113 - ニャー・ハン・ゴンでベトナム料理(2019年10月13日/43日め)

2019年10月11日 一柱寺で。


10月13日


太湖のほとりの高級店・Anam Spa から、
タクシーに乗って、
ニャー・ハン・ゴンに向かいました。
ベトナム料理の有名店で、とても評判のいいお店です。


ニャー・ハン・ゴンの入り口です。門の奥はテラス席。両側に見える建物も、すべて、レストランになっています。かなり大きいお店ですね。(2019年10月12日)

コロニアル風の建物が、とてもオシャレ雰囲気です。


このお店では、ベトナム料理のコースディナーを
予約することもできます。
でも、その二日前に、別のお店でコース料理を食べているので、
今回はお席だけの予約とし、
お料理はアラカルトで注文しました。


メニューは全部写真付きなので、
ベトナム語ができなくても、
簡単に注文できます。


生牡蠣のカクテル。

すみません。写真撮るの忘れてて、こんな写真になってしまいました。バインセオ(ベトナム風お好み焼き)です。MIYOの大好物です。^^

他にもいろいろ注文したのですが、話に夢中で、撮り忘れ。こんな残骸みたいな写真で、スミマセン。汗

で、最後は焼き蟹です。ちょっとお高いので、MIYOならまず注文しないメニューです。笑

お店の人が殻をとってくれるので、食べるだけ。らくちんでした。^^

お腹いっぱいになりました。デザートは「ザボン」を注文しました。日本で食べるよりもずっと甘くておいしいので、おすすめです。


この日のお食事代ですが、
例によって兄が払ってくれたので(苦笑)、
詳細な金額はわからないのですが、
会計時にちらっと見えたところによると、
お飲み物代も入れて、全部で6000円くらいだったようです。
ひとりあたり、2000円くらい、ですね。
ごちそうさまでした。^^


こうして、四日めも無事に終わりました。


【兄夫婦のハノイ旅行】
一日め 松山-韓国・インチョン-ハノイと移動。深夜にベトナム到着。
    空港→ホテルの送迎車手配。
二日め ハノイ市内観光。
    フォーのランチ→マッサージ→ベトナム料理のディナー。
三日め ハロン湾日帰りツアー。
    海鮮料理のランチ→ベトナムフレンチのディナー→マッサージ。
四日め タムさん、ローさんのお家にお招ばれ。
    豪華ベトナム料理→マッサージ→ベトナム料理のディナー


実は、ベトナムで兄夫婦に会うのは、
この日が最後でした。


翌日は月曜日で、私は仕事があります。
そして、その夜のフライトで、
兄夫婦は日本へ帰国します。
いよいよ、ハノイでの最終日です。
私はごいっしょできませんが、
明日も、兄夫婦にはめいっぱい、楽しんでもらいます。^^


「こんな遠いところまで来てくれて、
 ありがとうございました。」


最後に、ふたりにお礼を言って、
お別れしました。


(つづく)


(おまけ)
掲載しきれなかった写真です。


タンロン城址で。(2019年10月10日)

いつも行列が絶えない、フォーの有名店、Pho 10。

ハノイに来たら、シクロにも、一度は乗ってみてください。

水上人形劇場で。ロビーには、たくさんの人形が飾ってあります。

定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 112 - タイ湖のほとりの Anam Spa(2019年10月13日/43日め)

2019年10月13日 Anam Spa。後ろに見えるのは、シェラトンホテルです。


10月13日


タムさん手作りの、すごいごちそうをいただいたあと、
タクシーに乗って、兄夫婦と3人で、
次の場所へと向かいました。


行き先は、「タイ湖」という湖のほとりです。
まあ、お金持ちの欧米人観光客が多いエリアですね。^^
ここでの目的地は、
シェラトンホテルのすぐそばにある、
Anam Spa というエステ・サロンです。


兄から、「最低3回はマッサージに行きたい」という
リクエストがあったのは、以前、お話しました。
実は、さらにその続きがあって、
「毎回、違うところへ行きたい。」
と。(笑)


はい、はい。
かしこまりました。笑


ってことで、
一日目は、Van Xuan という、
旧市街の中にある、有名だけど庶民的なサロンへ。
二日目は、ホテルの中のサロン、 Quoc Hoa Spa
そして三日目の今日は、
「高級なところへも行ってみたい。」
という、兄のリクエストにお答えして(笑)、
Anam Spa という、超高級エステになりました。


タクシーを降りると、目の前にあるのは、
シェラトンホテルと、美しいタイ湖。
歩いている観光客は、欧米人ばかりです。
めちゃめちゃ高級そうなエリアじゃないですか!(滝汗)
(くろたかさん風に言ってみたつもり。笑)


ひとつのビルがまるごとエステになっている、Anam Spa。

中に入ると…。もう、ここを見ただけで、他のエステとは一線を画していることがわかりました。

ここでお茶をいただきながら、その日のメニューを決めます。

パウダールームまでありました。ここで、カットやブローもしてもらえるそうです。


事前に、MIYOからローさんに、
「三日目のエステは、
 高級なところを予約してください。」
とお願いしてありました。


そうすると、こんなところをセレクトしてしまう。
こういうところが、ローさんのすごさだなあ、
と、感心してしまいました。
「さすが、ガイド歴15年のローさんだけのことはある。」
と思った瞬間でした。


このサロン。
美しさといい、快適さといい、
日本の高級エステ・サロンと変わらない、
レベルの高さなのです。
思っていたとおりのサロンに来ることができて、
兄もゴキゲンです。^^


兄夫婦は、ボディとフェイシャルの両方で120分のコースを選び、
おまけに、追加料金まで払って、
夫婦用の個室に入っちゃいました。
かなりお高かったと思いますが、
まあそれでも、日本のエステに比べたら、
全然お安いはずです。


「おまえもいっしょに」
と言ってもらったのですが、
「服を脱いだり着たりがめんどくさいから、
 やめておく。」
と、色気のない返事をした妹です(爆)。


高級サロンですが、入り口にはやはり、仏様が(笑)。ハノイでは、どのお店にも例外なく、仏様が祀ってありますが、どれもやぼったい感じです。ここの仏様は、きれいにしてある部類にはいります。

でもやっぱり、タムさんのセンスとは、比べ物になりません。^^ どうです? タムさんが飾った、美しい仏様。これよりも美しい仏様を、ハノイ滞在中に見ることはありませんでした。(2019年9月20日)


兄夫婦がスパを終えるまで、
2時間ほどあるので、
私も、付近を散策することにしました。


時々小雨がぱらつく中、タイ湖のほとりを歩き続けました。シェラトンホテルの敷地に沿って、美しい街灯が並びます。

欧米人が大好きな、ハノイのリゾートエリアです。

美しいタイ湖の風景を堪能しました。^^

欧米人の観光客が多いエリアならではの、おもしろいバーを見つけました。見た目は普通のバーなのですが、欧米人向けに、英語で書かれた看板が笑えるのです。

ご主人お預かりセンター
・自分の時間が欲しいですか?
・リラックスしたいですか?
・お買い物に行きたいですか?

どうぞ、ご主人をここに置いてってください!
めんどうはみますので、おまかせを!
でも、ご主人のビール代は、はらってくださいね!

…ですと。


ガラス越しに、お店の中をのぞいてみたら、
たしかに、「置いてかれたご主人」が、数名。笑


ファミリーマートの2階に上がってみました。日本と同じように、イートインコーナーになっていて、きれいなトイレもありました。^^ 町の公衆トイレよりもずっと清潔だと思います。

どこにでもある、路地。ちょっとのぞいてみると、奥の方に、ノンラーをかぶったベトナム女性が見えます。こういう風景が大好きです。^^


2時間近く歩き続け、
再び、サロンに戻りました。


兄夫婦もリフレッシュしたみたいです。^^

サロンの心づくしで、お皿にいっぱいのケーキとスイカ、ジュースをいただきました(食べちゃったあとの写真ですみません。汗)他のお客さんには、こういうサービスはなかったので、びっくり。「2時間コース+個室利用」ということで、サロンのオーナーもうれしかったようです。^^


せっかくなので、たくさんいただきました。^^
3人でおしゃべりしているうちに、
外は真っ暗に。
そろそろ、晩ごはんの時間です。


サロンで呼んでもらったタクシーに乗り、
予約してあるレストランへ向かいました。


(つづく)