MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 5 - 和心の宿 姫の湯(2020年10月25日/1日め)

2020年10月25日 秋田県鹿角市・姫の湯で夕食。


昨夜、群馬旅行から帰宅しました。
すばらしい紅葉でした。今が見ごろですよ…。^^


10月25日


初日の観光を終え、
バスはこの日のホテルへと走ります。


山々の紅葉が、とってもきれいでした。


車内で、添乗員さんから、
「お部屋割案内カード」が配られました。
こういうカードを、毎日、
参加者ごとに手書きするのですから、
添乗員さんもたいへんです。


カードには、自分の部屋番号、夕食・朝食・お風呂などについての案内が書かれていました。こういう紙をいただけると、助かりますね。^^


通常のチェックインでは、フロント前で、
各自、添乗員さんから鍵を受け取ります。
が、このホテルは違います。
「鍵は、すでに客室に置いてあるので、
 ホテルに着いたら、カードに書いてある部屋に、
 各自、直行してください。」
と。
これは便利です。^^


「和心の宿 姫の湯」に到着しました。(翌朝撮った写真です。)十和田湖と田沢湖のほぼ中間地にあります。全客室から、八幡平の山並みを一望できます。

ロビーには、大きな竿灯がありました。秋田らしくて、いいですね。^^


私たちは、バスを降りたら、
ロビーを素通りして、お部屋に直行しました。
が、ほかの方々は、
結局、ロビーで少し待つことになりました。
バスの荷物入れに預けておいた荷物を、
受け取らねばならないからです。


私たち以外、全員の方の荷物は、
今はやりの、キャリーケース。
それを、ひとりにひとつずつ、
持っておられます。
かさばるので、バスの横腹にある荷物入れに、
預けねばなりません。
そして、ホテルに入る時は、
その荷物を受け取らねばならないので、
ちょっと手間取ります。


でも、私たちの荷物は、二人分で、
小さめのソフトバッグひとつ。
小型で軽いので、
バス車内の棚に、すっぽりとおさまります。


MIYOのとなりの、小さな青いバッグです。


バスに乗る時は、このバッグを、
車内上部の棚に入れるだけ。
降りるときも、それを取り出すだけ。
荷物の積み下ろしのために、
並んで順番を待つことがないので、
とっても便利でした。^^


こちらが客室です。広くてきれいなアプローチ。^^

お部屋も、ふたりなら十分な広さです。

置いてあったお茶菓子。「ぬれ華まめ」おいしかったです。^^

早めにホテルに入ったので、まずは、待望の温泉へ。

お部屋には、私たちに合わせて、MサイズとLサイズの浴衣がひとつずつ置かれていました。

夕食は18時50分から。「長者の間」という、大広間に行きました。かつては、ここに横長のテーブルと座布団を置き、大宴会が行われたのだと思います。が、今では、一人用の小さなテーブルとイスを、グループごとに並べてありました。

となりのテーブルとの間に、1m以上のスペースを取ってあります。


このときは、ちょっと驚いたのですが、
実は、ここだけではありませんでした。
その後、別のふたつの旅館に
泊まる機会がありましたが、
どこでも、夕食のテーブルは、
同じように設定されていました。


「宴会用の大広間に、
 コロナ対策を考慮し、間隔をあけて、
 一人用の黒いテーブルを置くこと」
は、どうやら、
旅館のお約束になっているようです。


このテーブル、コロナ禍のために、
各旅館であらたに購入したのでしょうか。
旅館も、たいへんです…。


それはともかく、テーブルに隙間なく並べられたごちそうに、大喜びの私たち。笑

すごいです。左上はきりたんぽ鍋。その隣りの陶板で、比内地鶏、桜姫鶏、八幡平ポークと野菜を焼きます。ごはんは鹿角産の淡雪こまち。おひつでなく、ひとり分ずつお釜で炊き上げた、釜飯です。このお米が、めちゃくちゃおいしかったです。

飲み物は別料金になります。夫の希望で、「秋田の地酒 三種飲み比べセット」を注文しました。ふたりで2000円ですが、なんと、地域共通クーポンで支払いができます。つまりタダです。すばらしい!笑

おいしい地酒に…、

おいしい秋田料理。^^
 先付  茸南蛮煮
 前菜  山海の幸色々
 お造り お造り盛り合せ
 冷煮物 白身魚冷し煮物
 陶板  比内地鶏と桜姫鶏 八幡平ポーク食べ比べ
 中皿  河豚一夜干し
 鍋物  秋田名物きりたんぽ鍋
 蒸し物 茶わん蒸し
 釜飯  鹿角産淡雪こまち山菜釜飯
 香の物 がっこ盛り合せ

これだけで、もうお腹いっぱいだったのですが、さらに稲庭うどんが出てきました。笑
そしてデザートは、秋田名物バター餅とプリンです。
 留椀  稲庭うどん
 甘味  バター餅 プリン


思い出してくださいね…。
このツアー、2泊3日で、
実質、ひとり30300円でした、
往復の新幹線、旅行中の移動、ホテル、
そして、食事が4回もついているのです。


このお値段で、この夕食ですよ…。
参加してよかったです~。^^
Go To トラベル、ありがとう。^^


出されたものは、基本、残さずいただく私たち。
お腹いっぱいになりすぎて、
このあとの家族宴会は、開けませんでした。笑


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 4 - 八幡平物産館あすぴーて(2020年10月25日/1日め)

2020年10月25日 岩手山が見えました。


【お知らせ】
13日から、群馬に行ってきます。笑
明日のブログは、お休みさせていただきます。


10月25日


転んだのは残念だったけど、
お団子がおいしかった、厳美渓。


厳美渓(岩手県一関市)

吊り橋もわたったし…、

奇岩群のある川べりも、少しだけ歩きました。


バスが出発してまもなく、
大きな虹が見えました。


田畑が、どこまでも広がっています。岩手ののどかな風景に、気持ちがなごみます。

…と、見とれているうちに、見えてきました! 岩手山です!^^


ほんとうは、このあと、バスで、
八幡平アスピーテラインを走り、
八幡平山頂レストハウスで、
大パノラマの眺望を
楽しむことになっていました。
けれど…。


「積雪と路面凍結のため、終日通行止めとなりました。」…ですって。泣


【八幡平(はちまんたい)】
奥羽山脈北部の山群です。標高は1,614 m。岩手県と秋田県にほぼ等面積で広がっています。広い高原上のあちこちに、様々な形の火山起源の小さなピークがそびえ、その間に無数の沼や湿原が点在しています。山域は、1956年(昭和31年)に十和田八幡平国立公園に指定されました。


まあ、天候はどうにもなりません。
ということで、岩手山を背景に、写真だけ。^^


途中でバスを停めていただき、撮影会。


で。
八幡平山頂レストハウスの代わりに
ってことで、
松尾八幡平物産館あすぴーて
に行きました。
地元産の野菜や八幡平市内の物産品を
販売しているところです。


松尾八幡平物産館あすぴーて(岩手県八幡平市)(画像をお借りしました。)

(画像をお借りしました。)


ここで、ツアーの参加者は、
全員がいっせいに、
買いまくり始めました。爆


なんたって、地域共通クーポンを、
ひとり一万円分、もらっているのです。
ふたりで、二万円です。
このクーポン、
旅の3日間で使いきれなければ、
紙くずになってしまいます。


紙くずになるくらいなら、
爆買いしますよね。笑


ほとんどの方が買ったのはコレ。岩手県八幡平市のリンゴ。こんなに入って300円!しかも、クーポンを使えばタダ!!笑

わ、私もなんか買わなくちゃ、とあせる隣りで、多動夫が見るのはコレしかありません。笑


生まれて初めて、
お土産物屋さんで爆買いしました。🤣🤣


このときに買ったものです。岩手県の純米酒「銀河のしずく」、乾しあんず、十穀王、おかずがっこ、羽沢の南部せんべい、じゃが源2個。これだけ買って、4000円。地域共通クーポン、4枚分です。


がんばって買ったつもりなのですが、
もともと、旅行中に、
あまり買い物をしない私たち。
この状況に、気持ちがついていきません。😅


ここまでで使ったクーポンは、
全部で5枚。
まだ15枚もある…。
これ、ほんとに使いきれるの?爆


地域共通クーポン20000円分の重みが、
だんだんわかってきました。笑
使い残したって、
別にかまわないのですが、
やっぱりもったいない。笑
がんばって、絶対に使いきらなくっちゃ、
と、決意を新たにしました。


とにかく買い物しなくては。
…などとはりきる旅は、
生まれて初めてです。
ん~…、
クーポン20枚もらっただけで、
なんか、すごくお金持ちになった気分。爆


松尾八幡平物産館あすぴーての隣りにある、松尾八幡平ビジターセンターで。木材工芸センターの品が展示されていました。

クマさんもいました。

美しい八幡平。本当は、ここに行くはずだったのになあ…。


お買い物を終えて、ようやく、
この日のスケジュールが終了しました。
バスは、お宿に向かって走ります。


朝は宮城県に着いて、
お昼ごはんを食べ、
岩手県で観光し、
これからなんと、秋田県まで行きますよ。^^
東北をがんがん突っ走って、
いや~、ほんと、阪急交通らしい旅です。笑


添乗員さんが、
「ホテルは山の中にあります。
 周囲にはなにもないので、
 夜は出歩かない方がいいです。
 うっかり歩いてると、
 クマが出ますから。
と。


一同、どっと笑いました。
冗談かと思ったら、ほんとの話でした。
そういえば、物産館にも、
クマさんが飾ってありました。
アレも、地元の品だったんですね…。笑


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 3 - 厳美渓と滝見だんご(2020年10月25日/1日め)

2020年10月25日 厳美渓の吊り橋で。


10月25日


厳美渓の美しい風景を眺めながら、
吊り橋まで歩いてみることにしました。


川沿いに10分くらい歩くと、吊り橋に到着します。

けっこう揺れます。「のんたんがいっしょだったら、喜んだだろうねえ。」と、夫婦で話しました。

吊り橋の上から見えた景色です。


吊り橋を渡り終えて、
バスへと戻る途中で、
悲劇が起こりました。
MIYOが、転んでしまったのです。


手も、両ヒザもすりむいて、
呆然としていると、
MIYOの後ろにいた方が、
「ここでつまづいたんだね。」
と、おしえてくれました。


見ると、舗装された歩道が、
ぱっくりと割れているのです。
割れ目は、歩道の左端から右端まで、
一本の筋を描いていました。
その亀裂はずいぶん前に起こり、
そのまま放置されていたようです。
亀裂の内側には、びっしりと苔がはえ、
割れ目が苔で埋め尽くされていました。


あまりにも苔が多いので、
一見すると、割れ目には見えないのですが、
亀裂のせいで生じた歩道の段差は、
しっかりと残っています。
私は、その段差でつまづいて、
転んでしまったのです…。
結局、このあとはずっと、痛む足をかばいながら、
旅行を続けることになってしまいました。


このときから、今日で18日めです。
すり傷はなおりましたが、
両足にできたアザはまだ残っていて、
今だに痛くて、ヒザをつくことができません。
一関市役所さん、恨みますよ…。😥


これまでにも、私以外に、
ここで転んだ人が、きっといたはず。
多くの人が訪れる観光地の、
それも公道なのだから、
危険なところを放置せず、
道路の補修を、
きちんとやっていただきたいと思います。


とりあえず、私はここで夫と別れ、
トイレに直行。
汚れた手足を洗って、バスに戻りました。


そしてバスの前で待っていたのですが、
いつまでたっても、夫が来ません。
実はこのとき、夫はなんと、
お団子を買っていたのです。爆


【郭公だんご】
厳美渓の名物で、「空飛ぶだんご」として知られています。渓谷の休憩所に、ワイヤーロープで繋いだ籠が設置されていて、その籠に代金を入れて合図の板を叩くと、対岸の店が籠の代金を受け取り、注文を聞いて、だんごと茶を提供してくれるというものです。


厳美渓では、あらかじめ、添乗員さんから、
吊り橋の位置やトイレの場所などを
教えてもらいました。
その際に、
「お団子屋さんは全部で3軒あります。
 『空飛ぶだんご』が最も有名ですが、
 いちばんおいしいのは『滝見だんご』です。
 でも、人気があるから、
 お客さんが多くて、かなり待ちます。
 今日もずいぶん並んでいるので、
 買うのは無理みたいですね…。」
と言われていました。
それを聞いていたのに、夫は、こともあろうに、
「滝見だんご」に並んでいたのです。爆


「滝見だんご」です。お客さんが、店の外まであふれています。

5本セットで650円。

そんなにたくさん食べられないので、あんとずんだの2本だけ買ったそうです。(260円)


夫は、出発時間ぎりぎりになって、
必死に走って、バスに戻ってきました。
ほかほかのお団子を抱えて、うれしそうです。


「お客が多いから、今日は無理みたいですね。」
って、添乗員さんに言われたでしょう?
なのに、どうしてその店に行くの?
と思いましたが…。


同じ話を聞いていても、
おそらく、夫の脳には、
「いちばんおいしいのは『滝見だんご』」
の部分しか、残っていなかったのでしょう。🤣🤣🤣


「団体旅行なんだからね。
 集合時間ってものがあるんだからね。
 時間がかかるお店に並んで、
 もしも時間に遅れたら、
 みんなに迷惑をかけるでしょう。」
と、私に叱られる、多動夫。
まあ、肝心のお団子は、やわらかくって、
とってもおいしかったんですけどね…。😅😅


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 2 - 地域共通クーポンでタダ^^(2020年10月25日/1日め)

2020年10月25日 厳美渓の吊り橋です。


10月25日


仙台駅からバスに乗ったのですが、
車内は、なんだか満席に近い状態です。



あれ? 2座席でひとり分ではないの?
…てっきり、そう思っていたのです。
密を避けるために、
2座席でひとり分なのだろう、と。
でも、乗車してみると、1座席にひとり。
なので、私と夫も、並んで座りました。
まあ、夫ですから、感染の不安はないですが。笑


添乗員さんによると、
2号車だけで、参加者は、39名だそうです。
従来のバスツアーと変わりません。
このツアーの参加者は、
バス2台で80名になります。


驚きました。
てっきり、もっと少人数で催行するものと、
思い込んでいたのです。


「うわ… こんなに密な環境にいるのは、
 ほとんど半年ぶりかも。」


ちょっと不安になりました。
けれど、バスが走り出すと、
そう心配することもないような
気がしてきました。


参加にあたって、
・ツアー開始時に、健康確認シートを提出する。
・同時に、添乗員が検温する。
・ツアー中は、マスクを着用する。
というお約束があります。


とりあえず、体調不良の方は、
このツアーに参加できません。
そして、ツアー中も、
バスを降りてから再度乗車する節目で、
必ず、ドライバーさんによる、
検温や手指消毒を受けました。


それだけではありません。
検温や手指消毒は、
バスから降りて立ち寄った観光地や施設でも、
ほとんどの場所で、行われています。


一日で、もう、いったい何回検温し、
手指消毒したことか…。笑
普段家にいるときよりも、
ずっと体温管理していたし、
ずっときれいな手であったことは、
まちがいありません。(苦笑)


バスの中でも、ほとんどの方が、
マスクを着けたままでした。
車内で、大声で話すような人もいなかったので、
バスの中はとても静かです。


ちなみに、ツアー中は、
車内での飲食も禁止でした。
これは予想外でしたが、理由があるのです。


蓋のないコーヒーとか、
ソフトクリームとかを、
手に持ち続けていて、
万が一、コロナ菌が浮遊していた時に、
食べ物や飲み物に付着し、
それを口に入れることで、
感染する場合がある、そうなのです。


なので、蓋のできる飲み物(ペットボトルなど)とか、
一度に口に入れられるキャンディとかは、
OK とのことでした。


そこまで考えているのか…
と驚きながらも、
真摯に対策を講じてくださっている様子を知り、
次第に、このツアーに対して、
安心感を持つようになってきました。


さて、11時半、長者原SAで、
各自、昼食をとることになりました。
宮城県大崎市にあり、
東北でも屈指の米どころで、
伊達政宗公ゆかりの地だそうです。


長者原SA

宮城県だけあって、牛タンのメニューが多いですね。^^



残念ながら、MIYOは牛タンが苦手。
ということで、フードコートに行き、
漬け丼をいただきました。


<季節限定>金華銀鮭漬け丼(780円)
「金華銀鮭」は、宮城県の金華山沖で養殖されていて、国内唯一の養殖ブランド銀鮭だそうです。その金華銀鮭の腹身に、特製甘辛ダレを漬け込んでいます。

夫が選んだ、伊達ざくらポーク生姜焼と仙台みそラーメンのセット。ラーメンの味噌スープがおいしかったです。

すべてのテーブルはアクリル板で仕切られているのですが、そのアクリル板も、広告掲示板となりつつあるようです。笑 「アマビエこけし販売中」だそうです。さすが宮城県。^^

食事のあとは、お買い物。宮城に来たら、やっぱり買いたい「萩の月」。大好きなんですが、お高いのでなかなか買えないという、MIYOのあこがれのお菓子です。


でも、今日は買いますよ。
なんたって、
「地域共通クーポン」がありますから。爆


生まれて初めて使用する、「地域共通クーポン」。使えるとわかっていても、ちょっとドキドキしてしまいました。^^

無事、支払い完了! 初めて使ってみた地域共通クーポンでゲットした、「萩の月・5個入(1000円)」です。

うれしくって、さっそく包みを開け、バスの中で、夫といっしょに一個ずついただきました。あっ ひと口で食べましたからね~(←ウソです)。


萩の月をぱくついているあいだに、
バスは宮城県を出て、岩手県に入りました。
そして、この旅でひとつめの観光スポットである、
厳美渓に到着しました。


【厳美渓】
岩手県一関市にある、磐井川中流の渓谷です。栗駒山を水源とし、全長2キロメートル。厳美渓は、栗駒山の噴火によって堆積したデイサイト質凝灰岩が、磐井川の水流によって浸食され、形成されたものです。奇岩、瀑布、深淵と様々な表情が見られ、1927年(昭和2年)に、国の名勝及び天然記念物に指定されました。


バスを降り、添乗員さんに先導されて、ぞろぞろと歩きました。

徒歩数分で、厳美渓に到着します。

奇岩が続く先に小さなあづま家があり、何人かの人々が遊んでいるのが見えます。

美しい流れです。


紅葉は始まったばかりのようで、
まだ少し早かったけれど、
美しい渓谷を見ることができました。


ここからは自由行動です。
30分後にバスに戻るようにと言われ、
一同、解散しました。


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 1 - Go To キャンペーンで半額(2020年10月25日/1日め)

2020年10月25日 「やまびこ127号」で出発。


10月25日


Go To トラベルから東京が除外されたので、
私たちはこれまで、
なんの恩恵も受けられませんでした。


が、もともとが旅行好きですから、
助成などなくても、
 6月 伊豆高原と下田
 7月 富山県と金沢、山代温泉
 8月 福島裏磐梯と喜多方
 9月 愛知県、滋賀県、静岡県
…と、でかけてきました。


そして10月から、いよいよ東京も、
Go To トラベルの対象となりました。
これを利用しない手はありません。
どうやら、費用の半額が助成されるらしい、と。
それなら、ツアーで旅行するのが、
いちばんオトクになりそうです。
ツアーに含まれる交通費や宿泊費に加えて、
食費まで助成の対象となるわけですから。


けれど、オトクな情報には、
みなさん敏感です。
PC上でパンフレットを見ても、
いいな、と思うツアーは、
すごい勢いで、満席になっていくのです。


「どうしよう?
 一か月くらい前から手配しておかないと、
 空きはなさそうだけど…。」
「じゃ、今申し込もう。今すぐ。」


…と話し合ったのは、
滋賀県に着いた日の夜でした。爆
旅行の初日から、もう、次の旅行の話です。笑


宿泊したホテルで、夫はお酒を飲んで、
「じゃ、申し込んでおいてね。
 あとはよろしく。」
と、早々に寝てしまいました。
その横で、私は、夜中にPCを開き、
申し込んでしまったのが、
今回のツアーです。笑


「五能線・白神山地青池・角館・
 乳頭温泉と12の味覚 3日間」


ふたつの世界遺産を訪れるこのツアー、
2泊3日で、124000円です。(ひとり67000円)
ここから、Go To キャンペーンで
35%(43400円)が助成されるので、
80600円になります。(ひとり40300円)
さらに。
10月から、地域共通クーポンが始まりました。^^
これが、ひとり10000円分いただけます。
この分を差し引くと、
結局のところ、実質、ひとり30300円で、
旅行ができてしまうのです。
半額ですよ、半額。😄


往復の新幹線、旅行中の移動、ホテル、
そして、食事が4回もついていて、
このお値段。
すごいです。


主催するのは、もちろん、
我が家御用達の、阪急交通社。
2年前のシチリア旅行から
ネット会員になっているので、
お誕生日割引券(5000円)や
ポイントなども使いました。
そのうえ、申し込み後の関連書類の郵送を断り、
メールで受け取るように設定すると、
400円値引きされます。
こうして、あれやこれやで、
さらにお安くなったのは、
言うまでもありません。爆


そもそも、なぜ秋田だったのか?
それは、7月に拝見した、
Bonneさんのブログがきっかけでした。



白神山地に五能線、いいよねえ。」
と、夫婦で話していたので、
Go To キャンペーンでどこかへ、となったとき、
まっさきにここを思い出したのです。


…というわけで、今回は、
美の国・秋田
を訪れます。^^
盛りだくさんで有名な阪急交通主催ですから、
秋田だけにはとどまらず、
宮城、岩手、青森をかけめぐりました。爆


旅の日記というだけでなく、
・コロナ禍の中、Go To キャンペーンで
 ツアーに参加すると、どんな旅になるのか?
・本当にオトクなのか?
そんなことも、お伝えしていきたいと思います。


それでは、秋田の旅の始まりです。^^


朝7時過ぎに、上野駅に到着しました。

8時14分発の、やまびこ127号に乗車します。日曜日だったせいか、上野駅構内の人どおりは、ほとんどありません。

時間があったので、ベンチで朝ごはん。前日にグルメシティで買った、3割引の麗しいサンドイッチです。5%引き券も利用して、35%引きで買いました。笑

そして、ホームでやまびこ127号を待ちます。ちなみに、MIYOの隣りにある青いバッグが、二人分の荷物です。荷物は少なく、が信条の我が家ですが、今回は特に、このバッグひとつだったことが大正解だったと、あとでわかります。


このツアー、
「集合場所は東京駅」となっているのですが、
希望すれば、
上野または大宮から乗車することができます。


私たちは上野からの乗車を希望していたのですが、この5号車のドアから乗車するように、と、事前にご連絡をいただきました。

指定されていたドアの内側で、添乗員さんが待っていてくれました。そのまま、席に座ります。

添乗員さんの検温チェックを受け、あらかじめメール送信されていた「健康確認シート」を提出すれば、受付は完了です。そして、楽しみにしていた、地域共通クーポンをいただきました。1000円券が20枚。20000円分ですよ!^^

大量の札束、でなくてクーポンをいただいて、喜んでいるお顔です。笑

窓の外に、富士山が見えました。もうすっかり旅行気分。^^

大宮、宇都宮、郡山、福島で停車したあと、10時11分に、仙台に到着しました。添乗員さんの旗の後を、みんなでついて歩きます。

仙台駅の外に出ました。ツアー参加者は、マスク率100%です。

階段を降りたら、すぐ目の前がバスの駐車スポットです。

私たちのツアーは、バス2台に分乗するそうです。

私たちが乗った2号車。バスの前で一列に並びました。ドアのところで、ドライバーさんの検温を受け、手を消毒してから乗車します。

ドライバーのサ*ウさんのごあいさつ。乗車・下車のたびに、必ず、ひとりひとりに声をかけてくださる、とても親切な方でした。これから3日間、ごいっしょしてくださいます。

バスが出発してまもなく、「オプショナル申込書」をいただきました。


このツアー、昼食はついていません。
各自で食べるようになっているのです。
が、あらかじめ申し込んでおけば、
現地に着いたときに、待ち時間なく、
食事がいただけます。
そこで、事前に昼食を注文しておくための、
申込書をいただいたのです。


さらに、金色堂や青柳家の入場券も
申し込めるようになっています。
うれしいことに、青柳家以外は、
すべて、地域共通クーポンが使えるそうです。
つまり、タダ、ですね。^^
ならば、申し込まなくては。笑


ということで、我が家は、2日分の昼食と
金色堂、青柳家の入場券を申し込みました。


申込書には、各メニューの写真や説明もついていて、楽しく選ぶことができました。^^


おいしそうなお弁当の写真に見入っている間も、
バスは、宮城県から岩手県に向かって、
走り続けていました。


(つづく)