MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 11 - 駒ヶ岳グランドホテルで晩ごはん(2020年10月26日/2日め)

2020年10月26日 駒ヶ岳グランドホテルで晩ごはん(秋田県仙北市)。


10月26日


夕方になって、この日の宿泊先である、
駒ヶ岳グランドホテル
に到着しました。


駒ヶ岳グランドホテルです。

駒ヶ岳の麓の、田沢湖高原温泉というところにあります。

ロビーに飾ってあった、なまはげのお面。

ここは、さかなクンが、絶滅したと思われていたクニマスを見つけたところです。さかなクンも宿泊したようで、直筆の色紙が、二枚飾ってありました。

そして、私たちのお部屋です。

広くてきれいです。^^

お部屋に置いてあったお菓子は、「花豆入り栗ようかん」(滋賀県東近江市・長登屋)。栗ジャムを練り込んだ羊羹で、花豆甘納豆を包んであります。これが超おいしくて、お土産に購入した方が多数。翌朝、ホテル内の売店では、この栗ようかんが売り切れてしまいました。
左は、前日のホテルの「ぬれ華まめ」(石川県能美市・味路庵(あじろあん)。どちらも秋田のものではありませんが、とってもおいしかったです。

到着した時間が6時ごろだったので、すぐに夕食になりました。長い廊下の右側は、いくつもの宴会場が並んでいます。往時の繁盛ぶりがうかがえます。

この日も、畳の宴会場で、イス・テーブル形式でいただきます。テーブルの間隔もあいています。

夕食です。テーブルにびっしりと並べられたお料理。
 小鉢  菊花茸みぞれ和え
 お造り 三種盛り合わせ
 煮物  銀鱈煮付け
 台の物 秋田錦牛と田沢湖産虹の豚しゃぶしゃぶ
 焼き物 鰰幽庵焼き
 小鍋  山の芋鍋
 食事  新米あきたこまち
 椀物  順才のお吸い物
 香の物 燻りがっこ
 甘味  キャンベルゼリー
奥に、鍋が三つ並びます。左がお釜で炊いたごはん、真ん中がしゃぶしゃぶ、右が芋鍋。どのお料理も、とってもおいしかったです。

到着後、わずかな時間に温泉にかけこんだ夫は、浴衣姿。私は食べたから入ります。

飲み物は別料金。秋田の地ビール「田沢湖ビール」を注文しました。これも、地域共通クーポンで支払いができます。^^


このビールもですね。
途中のバスの中で、添乗員ヨ*クラさんに、
おススメしていただいたものなのです。


「ホテルの夕食でのおすすめは、
 地ビールです。
 私実は、地ビールをおいしいと思ったこと、
 あまりないのですが、
 ここのはいいです。
 よろしければ、お試しください。」
と…。


おススメされると、つい買ってしまう私たち。笑
なんたって、地域共通クーポンで、
タダですから。
お財布のひもがゆるんでます。笑


びっくりしたのは、鰰(ハタハタ)。大きな卵が、びっしりと入っていました。

そして、ひとり分ずつ、お釜で炊いたごはん。これがほんとにおいしい。^^

今日も、全部食べつくしました。笑 おいしかったです。


お腹がいっぱいになりましたが、
温泉に入って気持ちを切り替え、笑
今度はお部屋で、家族宴会です。


旅行中に買った「じゃが源」と「いぶりがっこチーズビスコッティ」で、ワインを開けました。チリの「ダンシング フレイム シャルドネ」です。


楽しい旅行の二日めですから、
お酒もすすむし、話も盛り上がります。^^
温泉にも入ったし、ゴクラクですね。


こうして、二日めも楽しく終わりました。
いよいよ明日は、旅の最終日です。
東京に帰る日だというのに、
ぎりぎりまで、イベントてんこもり。
さすが、阪急です。笑


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 10 - ハタハタ館と道の駅協和(2020年10月26日/2日め)

2020年10月26日 この日買ったもの。全部、タダです。笑


10月26日


白神山地と五能線を満喫して、
つぎはお昼ごはんです。
向かったのは、秋田県山本郡。


八森いさりび温泉ハタハタ館。日本海を一望できるお風呂が自慢の温泉施設です。(画像をお借りしました。)

温泉だけでなく、宿泊もできるそうです。

ここでいただいたのは、元気海鮮丼(2000円)。この昼食はツアーに含まれていません。あらかじめ、添乗員さんが希望者をとりまとめ、人数分を予約しておく、というシステムでした。が、地域共通クーポンが利用できるとのことだったので、大部分の方が申し込んでいました。


ちなみに…。
下の写真は、
ハタハタ館のHPに掲載されている、
元気海鮮丼です。
今になってこれを見て、
ちょっとびっくりしています。


HP上の説明文:
新鮮なマグロ・鯛・イカ・甘海老・サーモンなどの具がたっぷりのったボリューミーな海鮮丼。味噌汁・漬物・もずく酢の小鉢付きで、値段もお腹も満足する一品。(4月~10月)
丼の内容(一例):
真烏賊・マグロたたき・まぐろ・サーモン・しめハタハタ・牡丹海老・北寄貝・帆立・鯛・かんぱち・トビッコ・いくら・雲丹・しめ鯖・蛸・玉子焼き
※季節により内容が変更になります。

おいしくいただきました。


おいしかったんですよ…。
でも。
具の品数は9品。
写真の見本は、16品。
これは違いすぎますよね…。
代金2000円は、
地域共通クーポンで支払ったので、
実質無料だったとはいうものの、
この旅で唯一、ちょっと残念なお食事でした。


この日の朝、「道の駅 ふたつい」で買った、秋田県能代市の地酒。夫はさっそく、これを開けてしまいました。今回の旅では運転しないので、もう飲み放題ですよ。笑


さて、このツアーの添乗員・ヨ*クラさん、
食べることが大好きみたいで、
あちこちでおススメをおしえてくれました。


ハタハタ館に来る途中のバスでも、
「ハタハタ館でぜひおススメしたいのが、
 『さるなしソフト』です。
 キウイみたいな味で、おいしいんですよ。」
と…。


そう言われたら、つい買ってしまいます。笑 「さるなし」のソフトクリームです。淡いグリーンなのが、わかりますでしょうか。


【さるなし】
標高が高めな山岳地帯に自生する植物で、キウイフルーツに「見た目」も「味」も似た果実がなります。白神山地の山の中にも、「さるなし」が自生する場所があるようです。熟したさるなしは、断面がキウイフルーツそっくり。美容効果に優れたスーパーフルーツとして、注目を集めています。


さるなしの実です。


さるなしソフトの色は、薄いグリーンです。
口あたりはとてもなめらかで、
そして、果実っぽい自然な甘みの後に
さっぱりとした酸味が続きます。
とってもおいしい。^^


さるなしソフトを食べながら、お散歩しました。^^


ふたたびバスに乗って、走る、走る…。笑
夜までに、宿泊予定の
駒ヶ岳に移動しなければならないのです。


途中で休憩したのが、
「道の駅 協和」
秋田県大仙市にあります。


道の駅 協和(秋田県大仙市)。秋田県内を走る国道46号沿いにある、唯一の道の駅です。特産の黒豆や農産物、山菜、いぶり漬けなど、地場産品や加工品などを販売しています。


またまた、全員、
産直コーナーに直行です。笑
なんたって、地域共通クーポンが、
まだいっぱい残っているのです。
なにか買わなくては、と、
気ばかりがあせります。爆


地元の野菜、くだもの、お米。買いたいけど、持ち帰るのがたいへんそうなので買えません。

稲庭うどんの切れ端(680円)。

秋田なら、やはりなまはげですね。なまはげしょっパイに、焼酎 なまはげ。デザインが楽しい。^^


この日は、移動の休憩地点として、
 道の駅 ふたつい
 森の物産館 キョロロ
 道の駅 協和
の3か所に寄り、買いまくりました。笑


この日に買ったものです。

地酒 千代緑 重右衛門の酒(秋田県大仙市)、地酒 能代(秋田県能代市)、パティシエのりんごスティック(青森県弘前市)、比内地鶏丸鳥ガラスープの素(秋田県秋田市)、

白神山地きなこ草だんご(青森県弘前市)、くるみ入りごぼうとにんにく(秋田県鹿角市)、

いぶりがっこチーズビスコッティ(秋田県男鹿市)、田舎揚げ菓子(青森県西津軽郡堀内カツさんの手作り)、

舞茸めしの素(秋田県鹿角市)、秋田くまってる(なぜか長野県上田市)、

「秋田くまってる」は、いちごチョコクランチのお菓子で、クマの肉球の形をしています。クマの多い秋田県ならではと、夫が長女のお土産に選びました。でも、後から見たら、長野県のお菓子でした。ネットで調べたら、「秋田」の部分を「信州」や「北海道」に変えて、各地で販売していることが判明。笑(画像をお借りしました。)


もうね、テーブルの上が、
秋田青森物産館みたい。笑
旅先で、こんなに買いまくったの、
初めてです。爆


今日一日で、全10品ですよ…。
これが、地域共通クーポンで、
全部タダなのです。


もともと、旅先で、
モノをあまり買わない私たち。
地域共通クーポンがなかったら、
こんなにたくさん、
絶対に買っていません。


けれどこの旅では、買いまくりました。
私たちが買った(いただいた?)
たくさんの品の代金は、秋田県や青森県の
それぞれの村や町の人々に、
確実に流れて行くわけです。
それはまるで、血管を流れる血液が、
毛細血管にまでいきわたり、そして、
全身をめぐっていくかのように
感じました。


私たちが購入した金額など、
たいした額ではないかもしれません。
ですが、訪れた人たち全員が、
同じように買い物すれば、
莫大な金額になっていきます。
「ここまでやって来て、そして買う。」
ということに、大きな意味があったのだ、
と気がつきました。


「旅行して経済をまわす。」
という言葉の意味が、
深く実感できた一日でした。


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 9 - 五能線(2020年10月26日/2日め)

2020年10月26日 五能線・深浦駅で。(青森県西津軽郡深浦町)


10月26日


白神山地・鶏頭場(けとば)の池。


白神山地の紅葉を堪能したあと、
私たちが乗ったバスは、
五能線の十二湖駅
に向かいました。


十二湖駅です。


ここで、位置関係を確認しておきます。


下の地図で見ていきます。
 ①国道101号線を、日本海を左に見ながら進む。
 ②濁川を過ぎた地点で右折し、右方向に日本キャニオンを見ながら、道なりに進む。
 ③津軽国定公園十二湖エリアに突入し、森の物産館キョロロで、バスを降車。
 ④キョロロから鶏頭場(けとば)の池、青池、ブナ原生林を歩き、キョロロに戻る。

 ⑤バスで十二湖駅に到着。


しっかりと観光しながらも、
移動に無駄がないツアーで、
ほんと、感心します。^^


十二湖駅です。添乗員さんに見守られながら、全員、一列になり、粛々と入場しています。ここで、トイレ休憩も兼ねています。

ホームで、列車を待っています。わくわく。^^

列車がやってきました!^^

80 名のツアー参加者が、いっせいに乗車。

乗車完了。この写真を撮った夫は、当然、ひとりだけホームに残存しています(←早く乗りなさい。笑)。

出発です。陸奥岩崎方向に向かって、深浦駅まで20.3キロを、ゆるゆると走ります。

車窓からは、ずっと、日本海を見ることができました。

6つめの「深浦駅」で下車。

人気の五能線、乗る人と降りる人で、ホームはごったがえしていました。^^ ホームの左側を歩いているのは、私たちのツアーのみなさん。右側は、これから乗車するA旅行社のツアーの方々。混雑を避けるため、各社ツアーごとに、乗車区間を分け合っているのでしょうか。笑 

Aツアーの方々が乗車を終えたころに、反対方向に向かう列車が入ってきました。この列車にも、たくさんのツアーの方々が。Go To キャンペーンのおかげで、訪れる人は確実に増えているようです。

ホームで、ふたつの列車が並んでいます。^^

深浦駅の外に出ました。


深浦駅の前では、
十二湖駅でお別れしたバスが、
先回りして待っていてくれました。


ドライバーのサ*ウさんが、笑顔で、
「おかえりなさい。」
と、ひとりひとりに声をかけてくれます。
サ*ウさんから、手に、
消毒ジェルを吹きかけてもらって、
バスに乗りました。


バスに乗るたびに、
「おかえりなさい」と、消毒ジェル。
サ*ウさんの笑顔に、心がなごみました。^^


青森県の観光は、ここで終わります。
これから、秋田県へもどります。
八森いさりび温泉で、お昼ごはん。
ほんと、内容充実。
いそがしい旅です。^^


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 8 - 世界遺産 白神山地(2020年10月26日/2日め)

2020年10月26日 青森県中津軽郡・白神山地。「鶏頭場(けとば)の池」で。


10月26日


右手に日本海を眺めながら、
バスは秋田県から青森県へと走ります。


荒波の中、北前船が通ったのだなあ…などと想像しました。

そして、今度はバスの右手方向に、少しだけ、日本キャニオンが見えました。


【日本キャニオン】
青森県西津軽郡深浦町にある景勝地です。浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになった、ダイナミックなU字谷大断崖で、アメリカ合衆国のグランドキャニオンにヒントを得て命名されました。世界遺産白神山地の日本海側にあり、津軽国定公園域に位置します。


やがて、美しい湖が見えてきました。どうやら、十二湖に着いたようです。


【十二湖】
青森県西津軽郡深浦町にあります。このあたりには、33の湖や池が点在しています。大崩の展望地から見下ろすと、12の池が見えることから、33湖沼群を総称して、「十二湖」と呼ばれています。


待望の、世界遺産 白神山地ですよ…。^^


「森の物産館キョロロ」の前で、
バスを降りました。
ここからは、白神山地を歩きます。


青森県と秋田県にまたがっていて、
世界最大級のブナ林を誇る、
世界遺産白神山地。
その雰囲気が気軽に味わえるとして、
人気の高いエリアが、青森県の十二湖です。


神秘の青池などの十二湖をめぐり、
絶景を満喫することができる、
「十二湖散策コース」を、
このツアーでは、少しだけ体験します。


スタート地点は、「森の物産館キョロロ」。
ここで、地図を見ながら、
添乗員さんがコースを説明します。
そして解散。
後は各自で歩き、集合時間までに
戻ってくることになりました。


森の物産館キョロロ。青森のお土産などを扱う物産館です。(画像をお借りしました。)

ほどなく、鶏頭場(けとば)の池が見えてきました。広葉樹の原生林に囲まれた大きな池です。水深約22m、面積41150m2。この時点ですでに、美しさに感動。

そして、青池へと続く階段を上がります。

青池です。

非常に透明度が高いため、水が青色に見えるのだそうです。

そこからさらに歩くと、約500m続く、ブナの自然林へと入ります。

雨が降り始めました。添乗員さんに、「山の天気は変わりやすいので、必ず傘をお持ちください」と言われていましたが、ほんと、持っててよかったです。^^

ブナの自然林。どこか優し気な表情です。


少しだけ、トレッキングの気分を味わい、
集合時間になったので、
「キョロロ」に戻りました。
「キョロロ」は物産館なので、
青森のお土産物がたくさん置いてあります。


りんごまんじゅうとか、クマのぬいぐるみとか…。笑


でもこの日、
私たち全員が買いに走ったのは、
コレでした。


ラグノオささき(青森県弘前市)の、「パティシエのりんごスティック 4本入り」(680円)。(画像をお借りしました。)


実は、白神山地に向かうバスの中で、
添乗員さんが教えてくれたのです。
「キョロロに行ったら、
 ぜひおすすめしたいお菓子が、
 『パティシエのりんごスティック』です。
 いやこれ、すごくおいしいんですよ。
 2013年、第26回全国菓子大博覧会で
 金賞を受賞したそうです。」
と…。


こんなこと言われたら、
買うしかないじゃないですか。爆
そのうえ、このあとは秋田に戻るので、
青森のお土産はここでしか買えない、と…。


そういうことなら、と、私も、
とりあえず、ひとつだけ買ってみました。
でも、結局ですね。
私だけでなく、ツアーの参加者が、こぞって、
「パティシエのりんごスティック」
に殺到したみたいなのです。笑


この日、キョロロでは、
在庫していたりんごスティックが
すべてなくなったのは、
言うまでもありません。爆
物産館の方、わけがわからず、
びっくりしてました…。笑


そのお菓子、食べてみたい、
と思われた方。
お取り寄せができますよ。^^
なんと、ヨドバシカメラが、
ネット販売しているのです。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004823310/
679円なのに、
日本全国配達料金無料だそうです。
びっくりですね。^^


キョロロでのお買い物を終え、
次に向かったのは「十二湖駅」。
この旅でとても楽しみにしていた、
五能線に乗ります。


(つづく)

コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 7 - 道の駅 ふたつい(2020年10月26日/2日め)

2020年10月26日 青森県中津軽郡・白神山地。「鶏頭場の池」で。


10月26日


「道の駅 ふたつい」で、
休憩&お買い物です。


道の駅 ふたつい(秋田県能代市)。見た目はふつうの道の駅ですが…、

中に入るとびっくり。目を見張るのが、アーチ状になった天井。鉄骨ではなく、秋田県産の木材をふんだんに使用した造りなのです。すばらしい。^^

秋田民族資料コーナー。小掛の鍾馗様です。二ツ井小掛地区では、疫病が侵入しないことを願って、村のはずれに鍾馗様を安置しているそうです。鍾馗様には男体と女体があります。着衣の杉の葉を、毎年9月に新しい物に替え、和合するそうです。

鍾馗様の手前の床はガラス張りになっていて、床下には、秋田杉の埋もれ木を展示しています。樹齢約850年だそうです。

麻生遺跡の出土品もありました。(国指定重要文化財)

地元に伝わる、「天神様と八郎太郎」のお話。


地元(能代市)の方々の、
山を、木を、ふるさとを誇りとし、
大切に伝えていきたい、
という気持ちが伝わってくる、
道の駅でした…。


とはいえ、私たちが気になるのは、
やはり、「物産コーナー」。爆
この建物は、右半分が、
物産コーナーとレストランになっています。


物産コーナーの入り口です。新米が並んでいました。売り場は広々としていて、ずっと奥まで商品が並んでいます。新鮮野菜はもちろん、地元にまつわる商品もたくさんありました。

りんご、りんご、りんご。大きな袋に入って、600円くらい。40種類以上のりんごを販売しているそうです。

秋田名物・バター餅も、たくさん並んでいました。(前日の夕食のデザートにも出てきましよ。^^)

夫はやっぱり日本酒。この旅で、いったい何本買うんでしょうか?😞

MIYOが買ったのはコレだけ。笑 「このフルーツケーキ半端ないって」というフルーツケーキ(180円)。

バスの中で、夫と半分こして、こっそりとおやつ。はい、ひと口で食べましたからね。(ウソです。)

さらにバスで走っていると、道路の左側に続く、不思議なモノを発見。添乗員さんに質問したところ、「雪除け」とのことでした。冬になると、畳んでいる部分を開き、塀が完成します。この塀があるおかげで、雪の季節も安全に走行できるのだそうです。

ほとんどの道路に設置されている、雪除け。


「雪除け」の写真を、夫がこの日、
フェイスブックに掲載したところ、
15年以上お世話になっている、
長男のボランティアさん・タケダさんから、
メッセージをいただきました。


「秋田出身です。幼いころは、
 『雪というのは、横向きに降るもの』
 と思っていました。
 その「雪除け」ができてから、
 運転が本当にラクになったんですよ。」


秋田県、豪雪地帯だったんですね…。
そんなことすら、知りませんでした。


ちなみに、タケダさんは、
このあたりのご出身で、
五能線に乗って高校に通ったそうです。^^
なんだか急に、
秋田県を身近に感じました。


あっ。海が見えてきました。


日本海です。


秋田県から青森県に向かって、
バスは、海沿いの道を疾走しました。


(つづく)