MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

4年ぶりのタイ。バンコクを歩き続けた9日間 14 - チャチューンサオ⑤ 海鮮春雨炒めとタイ風オムライスでお昼ごはん(2023年11月12日/5日め)

2023年11月12日 ワット・サマーン・ラッタナーラームで。バンパコン川を眺めながら、お昼ごはんをいただきました。


11月12日(土)- 5日め


ピンクガネーシャで有名な、
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
に来ています。
パンダンのアイスを食べながら、
さらに歩きました。


お寺というよりも、なにかもう、テーマパークのような勢いですが…。

この、観音様の向こうに行ってみると…、

すげー。😮

もうね、どっち向いても、こんな感じです。😄

ここはヒンドゥー教のお寺なんですが。笑


多動夫は、喜び勇んで、
あっちこっちで写真撮りまくってましたが、
「いいかげん、ごはんにしたいんだけどっ。💢」
というMIYOの言葉で我にかえったようです。🤣


…で、入ったのがこちら。川沿いに浮かぶ船がレストランになっています。

すぐ隣りはバンパコン川。目の前を、こんな船が通り過ぎていくのが見えます。

「さあ、なに食べようか。」と、はりきって、すごい表紙のメニューを開いたのですが…、

あちゃ~。全部タイ語。そういえば、店内のお客さんも、全員タイ人。外国人は私たちだけでした。😅

一応、数枚の写真はあるのですが、これを見てうっかり注文すると激辛だったりするので、要注意です。🤣


完全にお手上げ状態。
こういうときはどうするかというと、
これまでの私たちだったら、
周りのテーブルの料理を見て、
「あれと同じのください。」
とか言って、なんとかしのいでいました。


でも時代は変わりました。
今や、なんでもグーグル先生の時代。笑
さっそくやってみました。


メニューの写真を撮って、グーグルレンズで翻訳すると、すべてのメニューが日本語に変わります。すごい!!😄


まるで、日本のタイ料理店で、
メニューを見ているみたいです。
日本語に翻訳したら、
どんな料理があるのかが、つぶさにわかりました。
まずは、「海鮮春雨炒め」に決定。
この川で獲れた、おいしい素材を使っているかも、
と期待して。


次は「オムライス」です。ただしこれは、日本のオムライスでなくて、タイ風のオムレツがのってるやつだ、と信じて。😄

最後は、「川エビのガーリック炒め」。


Tさんから、
「川で獲れたエビを生で食べるのが、
 絶対におすすめ。」
と教わっていました。
タイ料理には、
「クンチェーナンプラー」
 (生エビのナンプラー漬け)

というものがあります。
なので、タイでは、エビを生で食べるのは、
そう珍しいことではありません。


きっとおいしいんだろうなあ…と、
食べたい気持ちもありました。
でも、私も夫も、淡水で獲れたものは、
生で食べない主義です。
淡水魚には、寄生虫がいることが多いので。


川で獲れたエビを生で食べて、
その寄生虫が眼球にまで移動すると、
失明してしまいます。
そういう不運な方が、世界中で、
年にひとりくらい、報告されています。
関連記事はこちらです。
タイ料理「生エビの魚醤和え」から失明!「自己責任」の意味をもう一度再確認ください。 | タイニュース・クロスボンバー(X-bomber Thailand)


こんな事例は、確率で言えば、何十万分の一、
または何百万分の一かもしれません。
でもその、何百万分の一になりたくないので…。
(ちなみにTさんは、
 「普通に食べてるけど、全然なんともない」
 そうです。まあ、ほとんどの方はそうだと思います。笑)


アメリカの寄生虫ドキュメント番組である、
Monster inside Me(私を蝕む寄生虫)
は、我が家のお気に入り番組でした。
テレビ放映中は、シリーズの全番組を録画して、
晩ごはんを食べながら、家族全員で見るのを、
夫も長女も楽しみにしていました。(←アホです。)
これについて、以前書いた日記はこちらです。
幼なじみと一日デート⑥ 目黒寄生虫館で、お勉強。(2018年10月7日)


番組では、特殊な寄生虫で苦しむ人たちが
数多く出てくるのですが、その症例の原因の多くが、
「外国で、**を生で食べた。」
というものでした。
ああいうのを見てると、
やはり淡水魚の生はこわい、
と思ってしまいます。


その割には、日本では、
お刺身大好きなんですけどね。🤣
(でも、淡水魚をお刺身では食べません。)


で、おススメされた川エビは食べたいけど、
生ではちょっと、ということで、
ガーリック炒めにしました。


ほどなく、海鮮春雨炒めが到着(180バーツ/約720円)。ふたりで食べても十分な量です。エビやイカがたくさん入っていて、激うまでした。

川風に吹かれて涼しかったけど、髪はぼさぼさ。😄


30年以上前、インドネシアのバリ島に行き、
ウブドの小さな食堂で食べた料理が、
おいしくておいしくて、
大感動したのを思い出しました。


なんということのない炒め物だったのですが、
野菜に滋味があって、体に染みわたるようでした。
あのときに、
「アジアの田舎で食べる野菜は、
 ただそれだけでおいしい。」
と、しみじみ思いました。


この、川のほとりで食べた海鮮炒めは、
そのウブドの野菜炒めと同じようにおいしくて、
夫も、インドネシアを思い出したそうです。^^


そんなことを話していたら、オムライスが到着(50バーツ/約200円)。やっぱり期待どおりの、タイ風オムレツがのってます。カリッと揚げた卵焼き。これがおいしいんですよね~。ああ、しあわせ。笑


…とここまでは、
至福のお昼ごはんだったのですが、
このあとが、来ない。
待っても待っても、
川エビのガーリック炒めが来ません。


私たちよりずっと後に来た人たちのお料理も、
どんどん運ばれて、
その人たちが食事を終えて帰ってしまっても、
私たちの川エビは来ませんでした。


夫が、お店の人に尋ね、
厨房まで見に行ってもらったりしたのですが、
いくら待っても来ません。


その後さらに、20分以上経過したので、
「キャンセルできますか?」
と尋ねると、あっさりOK。


作るのを忘れていたのか、
川エビが品切れだったのか、
ないならないと、
はじめから言って欲しかったな…。


ちょっと残念でしたが、
とりあえず2品を食べて満足していたので、
川エビはキャンセルして、お店を出ました。


エビは残念だったけど、眺めがよくて、お料理もおいしくて、楽しいお昼ごはんになりました。

お店の裏側では、川に沿って、ナーガ(ヘビ神)がのたくっています。こんなの見ながらごはん食べるんですね…。😅


さて、お昼ごはんも終わったので、
午後のアクティビティを開始します。


(つづく)

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