MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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積丹から幌加内へ。新緑の美幸線をトロッコで駆けた、9泊10日の北海道 17 - OMO5小樽 by 星野リゾート②と、積丹半島周遊コース(2023年5月11日/2日め)

2023年5月10日 積丹半島を、2時間かけて突っ走りました。(北海道積丹郡)


旅の初日の夜は、
1933年に建てられた、小樽商工会議所
に宿泊しました。
こんなすてきな建物に泊まれると思うだけで、
ワクワクしてきます。^^


現在は、「OMO5 小樽 by 星野リゾート」という名で運営されています。


このような歴史的建造物に、
宿泊できる機会は貴重です。
そのうえ、運営しているのは、星野リゾート。
これまでに、星野リゾートの、
青森屋、界 ポロト、磐梯山温泉に宿泊し、
どれもすばらしかったので、
今回もかなり楽しみにしていました。


ところが、です。
チェックインしてまず驚いたのは、
フロント横にあるアメニティコーナーです。
ここには、歯ブラシや綿棒などが置いてあり、
必要な人が自分で持っていくシステムです。
そこまでは普通です。
けれど、そこに置いてあった価格表に、
たじろぎました。


部屋着(200円)、スキンケアセット(300円)、コーヒー(300円)、深蒸し茶(300円)だそうです。

これがレンタルルームウェア(200円)なるもので、Tシャツ+パンツみたいなものですね

コーヒーと日本茶です。それぞれ2杯分で、300円。


なにかの間違いかと思い、
何度も見直したのですが、
やはり間違いないようです。
これらの有料アイテムを持っていく場合は、
「お賽銭箱にお金を入れてください。」
と書いてありました…。


お賽銭?
ここはホテルでしょ。
…とつっこみたくなりました。


私たちが予約したのは、
「スーペリアルーム(食事なし)」
というプランで、ひとり一泊9000円でした。
(二食付きだと、ひとり17000円くらいです。)
食事なしでも、ふたりで18000円。
二泊で36000円というのは、
私たちの節約旅行にしては、
ちょっと高めな設定でした。


付近には、もっとお安いホテルも
たくさんありました。
でも、歴史的建造物に泊まってみたかったし、
「ホスピタリティがすばらしい、
 あの星野リゾートだから」
という期待をこめて、
思いきって予約したのです。


一泊18000円もするのに、
お部屋にコーヒーもお茶もなく、
有料だとは…と、かなり驚きました。
もっともっと安いビジネスホテルでも、
浴衣とお茶くらいは、お部屋にあるけどなあ…。


今まで、いたれりつくせりの星野リゾートを、
とても気に入っていたのですが、
 最も安い価格帯のOMOだと、
 こんなことするんだ…。

と、かなりがっかりした瞬間でした。


まあ、ホテルですからね。
イヤなら泊まらなくていいよ、
ってことなのかなあ…。


「がっかりした。
 もう、OMOには泊まらない。」
と文句を言ってたら、夫が、
「部屋にたかがお茶を置かないだけで、
 客を逃してるよなあ。」
と笑っておりました。


ほんと、たかがお茶なんです。
それがお部屋にないだけで、
ホテルの印象が大きく変わる…。
こんなことが気になるのって、
私だけなのかもしれませんが。


5月11日(木)


そんなことがあって、
旅の2日めになりました。


朝ごはんは、前日にイオンで買ったパン。
(朝食ビュッフェは2000円以上します。)
飲み物は、ペットボトルのお茶です。笑


でもやっぱりサビシイので、
ホテルの前のファミマでコーヒーを買いました。
ふたつ買っても200円。
我が家はこれで十分です。
(ホテルの300円のコーヒーは、
 どうしても買いたくないんですね。笑)


朝8時にホテルを出発。遠くに雪をいただく山々が見えて、気分があがります。

雪山が、だんだん近づいてきました。

さらに近づいてきました。これは積丹岳というようです。このあたりに登山口もありました。

菜の花がきれいだね…と話していたら…。

うわあ…。いきなり、この光景。

ずうっと向こうまで、菜の花です。

思わず車を降りて、ふたりして写真を撮りました。

菜の花、菜の花、ずうっと菜の花…。すごいです。^^

山を通り過ぎたら、次は海です。

今度は波の美しさに感動。

またまた車を降りて、今度は海を眺めました。

美しい海の青を見ていると、一年前に訪れた神威岬を思い出しました。(ここからすぐ近くのところです。)

神威岬です。岬の突端まで延々と歩きながら、眺めた海の、「積丹ブルー」に感動しました。(2022年6月18日)

あちこちで寄り道しながら、2時間のドライブ。ようやく、この日の目的地が見えてきました。「北海道古宇郡泊村」です。海岸の入り江は、「袋間」と言い、この地方独特のものです。

遠くに、雪をいただく山々が連なっています。ふたりで地図を調べ、「この山波は、2年前に行った有珠山のあたりではないか。」と推測しました。

ここまで、車で2時間。小樽から泊村まで、積丹半島をぐるりとまわってきました。


あいだの山間部をつっきれば、
車で1時間くらいの距離です。
でも夫が選んだのは、
積丹半島周遊コース。


これまでに訪れた、
 旧余市福原漁場
 網元料理・田村岩太郎商店

などの、なつかしいスポットの前を
通りすぎ、さらに海沿いを走り続けました。


「海岸の景色がすばらしいだろうと思って、
 時間はかかるけど、こっちにしてみた。」
だそうです。
クレジットカードもポイントカードも
見分けがつかず、
いつも昼あんどんのような夫ですが、
こういう旅のカンは、働くんですよね…。😔


さて、本日の観光、開始です。


(つづく)

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