MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 17 - 朝の食堂街(2024年1月16日/5日め)

2024年1月16日 トゥクトゥクに乗って、バスステーションへ。(カンボジア・プノンペン)


1月16日(日)- 5日め


陸路でカンボジアに入国して、
2日めの朝です。
この日は、朝8時半のバスで、
プノンペンからシェムリアップに
移動することになっていました。


プノンペンには、わずか17時間ほどの滞在。
あくまで、シェムリアップに行くための
中継地、という位置づけでした。


ホーチミンからシェムリアップまで、
直接行くバスがあれば、
プノンペンで一日を費やす必要はなかったのですが、
夫によると、
「ネット上で、そんなバスが、
 どうしても見つからなかった。」
と…。


でもこのあとで、
シェムリアップに着いてみたら、
「シェムリアップ⇔ホーチミン」
というバスが、いくつも走っていました。


「バス便がない」のではなく、
「日本からネットで購入しづらい」
ということのようです。


実際にシェムリアップを歩いてみて、
バス便はいくらでもあることがわかったので、
日本からネットで予約しておく必要はなさそうです。


そのうえ、
「シェムリアップ⇔バンコク」
なんていうバス便があるのもわかりました。
すごいです。^^


「そのうち、バンコクに行く機会があったら、
 てきとうにバスのチケットを買って、
 バンコクからシェムリアップに、
 陸路で入国してみたいね。」
…と、多動夫と話しました。


このふたりなら、きっとやるだろうな。
…って、今、思いましたか?
正解です。😄
この構想は、「今後やってみたいことリスト」の、
かなり上位に入ってしまいました。🤣
(まあもっとも、多動夫は、
 「タイからカンボジアに鉄道で行きたい。」
 と、以前から言ってるので、
 そっちが優先されるかもですが。)


…と言うことで、シェムリアップ行きのバスに乗るため、朝7時20分に部屋を出ました。カードキーをフロントに返して、チェックアウト。

何回見ても、博物館みたいなホテルでした。🤣

国立博物館でお勉強したあとなので、今ならわかります。これは、「腕のあるジャヤヴァルマン7世像」です。

プノンペン国立博物館で見た、「腕のないジャヤヴァルマン7世像」。国宝級と言われている像です。
ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 15 - プノンペン国立博物館② 神鳥ガルーダの彫像(2024年1月15日/4日め)


有名な像のレプリカを作ったついでに、
両腕もつけちゃったんですね。😄


ちなみに、国立博物館前通りには、こんな石像を売るお店が、いくつもありました。

画廊の店先にも、なにげに置かれていて、売っているんだか自家用なのか、よくわからない状態。


Okay Boutique Hotel に着いたとき、
「こんなにたくさんの石像を、
 いったいどこから持って来たのか?」
と思ったのですが、
もし、自分の家に飾りたいと思ったら、
(↑絶対に思いませんが。)
売っているお店はいくらでもありそうです。🤣


再び、Okay Boutique Hotel のロビーです。夫がチェックアウトをするあいだ、MIYOは壁や天井を眺めていました。細かい細工が施してあって、ほんとうにすごい。

そしてソファに座って、Grab をリクエスト。

待ち合わせ場所をOkay Boutique Hotel、目的地をバスステーションに設定すると、選択肢がいくつも出てきます。前日は、GrabTuk Tuk (4700リエル/約190円)という、いちばん小型のリキシャ(トゥクトゥク)に乗ったのですが、旅行かばんもいっしょに載せるとぎゅうぎゅう詰めだったので、今回はワンサイズ広めの GrabMaxima(5200リエル/約210円) にしてみました。どんなのがくるのかな、と、ホテルの前で楽しみに待っていたら…、

来ました! こちらに向かって走ってくる、健気なトゥクトゥクが1台。😄

到着~。あはは。ドライバーさんの顔が、Grabアプリの写真とおんなじだ。(←あたりまえ)

前日の夜、レストランからの帰りに乗ったのも、GrabMaximaでした。数十円高くなりますが、足元が広く、余裕でかばんを乗せることができます。また、座席にドアも付いています。

こちらは、いちばんお安い、GrabTuk Tukです。見かけはほとんど同じなのですが、足元が少し狭くなっています。大きなカバンなどがなければ、こちらで十分でした。

しゅっぱ~つ! 天井には大きな段ボールが貼ってあるのですが、それがなぜか必ず、「サムスンの冷蔵庫」の梱包箱だったのが、夫のツボにはまってしまいました。🤣

10分足らずで、セイラ・アンコール・クメール・エクスプレス(SEILA ANGKOR KHMER EXPRESS)に到着しました。時刻は7時半で、バスが出発するまでに、まだ1時間ほどあります。

なぜこんなに早く来たのかというと、この近くで朝ごはんを食べようと思っていたからです。まずは夫が窓口に行き、予約していたチケットのバウチャーを見せて、発券してもらいました。写真は、日本からネットで予約したときのバウチャーです。

夫が手続きしている間に、MIYOは周囲を歩いて、食堂を物色しました。

お肉を切ってごはんにかけている屋台。女性の笑顔がすてきで、撮らせていただきました。

「GANZBERG」の派手な看板を掲げた食堂。

店先の厨房をのぞいてみると…、

たくさんの干し魚を並べているところでした。

店の前で孫ちゃんと遊ぶ、じいじとばあば。「若い夫婦は共働きで、祖父母が子どもを預かる」というのは、アジア共通ですね。^^


バスステーションの周りにある食堂街は、
仕事に出かける前に朝食をとる人々で、
にぎわっていました。
写真を撮ろうと、MIYOがカメラを向けると、
誰もが、温かい笑顔を見せてくれました。


なにかふんわりとして、穏やかな空気に満ちた、
プノンペンの朝です。
この日の旅が、始まろうとしていました。


(つづく)

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