トキメキのトルコ。走り続けた10日間 19 - カッパドキア:カルセドン洞窟ホテル①(2025年1月11日/3日め)
2025年1月11日 カルセドン洞窟ホテル(KALSEDON CAVE SUITES)で。(トルコ・カッパドキア)
1月11日(土)- 3日め
エスキシェヒルを後にし、
バスは、次の目的地であるカッパドキアへと、
ひた走りました。
カッパドキアまで、465キロ。所要時間は、5時間半。
午後5時。2回めの休憩です。
売店の中にあるトイレは、どこもすばらしくきれいでした。^^
売店内のカフェです。エスプレッソは約200円。アメリカンが300円くらいでした。
パンは150円くらい。
サンドイッチは、日本のコンビニ風に包装された状態で。
チョコバーは100円くらい。
別に買うわけではないのですが、
いろんなものの値段をチェックしては、
トルコの物価をお勉強していました。笑
その後も、こんななにもないところを、走って走って…。
ひたすら続く、小麦畑。このあたりには、小麦関連の工場も多いのだそうです。
そういえば、家の近所のスーパーで売っていたスパゲティは、「原産地:トルコ」と書いてありました。
こんなところから、来ていたのですね。^^
だんだん薄暗くなって、お月さまも見えてきました。
あたりがすっかり暗くなった、夜6時50分。
ようやくカッパドキアに到着しました。
この日宿泊したのは、「カルセドン洞窟ホテル(KALSEDON CAVE SUITES)」。全室がスイートルームなのだそうです。^^
バスを降りたとたん、目の前に浮かび上がった景色に、誰もが驚きました。これが、話に聞いていた、カッパドキアの「洞窟ホテル」なんですね。^^
このホテルは、全77室。すべてが、洞窟を利用して作られています。
【カッパドキアの洞窟ホテル】
トルコの世界遺産カッパドキアは、奇岩群の絶景で知られています。この奇岩をくり抜いた洞窟ホテルに泊まるのも、カッパドキアでの楽しみのひとつです。この地を作っている凝灰岩は、加工しやすいのが特徴です。そのため、紀元前3000年頃から。人々はカッパドキアの岩を掘って洞窟の家を作り、暮らしてきました。
15世紀ごろに、オスマントルコ帝国がこの地を領有するようになると、ムスリムのオスマントルコ人たちは、新たに自分たちのための洞窟の家を掘りました。この洞窟の家は、地下都市のようにつながったものではなく、各家が独立し、入口には石造りのテラスが設けられた構造でした。夏は涼しい洞窟内で過ごし、冬はテラスで暖まるという作りになっています。この洞窟とテラスを組み合わせた形が、現在のカッパドキアの洞窟の家の基本的な形です。
1970年代になると、近代化を目指すトルコ政府は、洞窟の家を出てヨーロッパ風の家に住むよう、住民に推奨します。しかし、ヨーロッパ風の家はトルコの気候に合わなかったため、結局人々は削り出した石灰岩で家を建てるようになるのですが、この移住政策によって洞窟の家の多くが空き家となりました。
1985年にカッパドキアがユネスコの世界文化遺産に登録されると、観光客が大量に訪れるようになりました。洞窟の家に泊まりたいという要望も多かったため、洞窟の家を利用した洞窟ホテルが次々に作られ、現在に至っています。
石畳の先に、洞窟ホテルが並んでいました。
すべての客室は、かつての洞窟住居を利用しているので、各部屋ごとに間取りや装飾が異なっているそうです。
とりあえず、記念写真。^^
まずはフロントのある建物へ。
入り口を入ったところです。この建物も、洞窟風に作ってあります。
部屋の中はこんな感じで、手前がロビーになっていました。(画像をお借りしました)
つきあたりにフロントがあります。
ここで、温かいウェルカムティーをいただきました。
おいしかったです。^^
このホテル、agodaで調べると、
ディスカウント価格でありながら、
一泊25000円から35000円でした。
MIYO家のふだんの旅行では、
とうてい泊まれない価格帯です。😅
格安ツアーと勝手に決めつけていましたが、
私たちが最安値の日を選んで申し込んだだけで、
ほかの出発日はもっと高いし、
繁忙期は40万円くらいになります。
こんないいホテルに泊めていただいて、
格安ツアーだなんて言って、
申し訳なかったなあ…と。笑
ああ、でも、格安で申し込んだのは
たしかなんですけどね。😅
次回は、私たちが宿泊した、
洞窟ホテルの部屋の中をご紹介します。
(つづく)
























