MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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トキメキのトルコ。走り続けた10日間 15 - エスキシェヒル:オドゥンパザル現代美術館(2025年1月11日/3日め)

2025年1月11日  旧市街(オドゥンパザル)で。(トルコ・エスキシェヒル)


1月11日(土)- 3日め


トルコの中のヨーロッパと言われる、
エスキシェヒルに来ています。


ゴンドラ乗船を楽しみ、川沿いを散策したら、
次は旧市街を歩くのが、
エスキシェヒルでのスタンダードな観光プランです。
ということで、バスに乗って、
「オドゥンパザル」という、旧市街に向かいました。


が、ここで少し寄り道しました。
もともと、阪急のツアーは、
スケジュールを盛り込みすぎで、
(↑充実のツアーとも言えますが。)
時間がタイト。
おかげでいつも忙しいのですが、
ガイドのうみちゃんの提案で、😊
さらにもうひとつ、行き先が増えました。


「予定にはないのですが、
 オドゥンパザル現代美術館
 に寄りたいと思います。
 時間がないので、中に入らず、
 外から見るだけになります。
 でも、この美術館を設計したのは、
 日本人の隈研吾氏です。
 ですから、日本のみなさんには、
 ぜひ、見て行ってほしいのです。」


こんなふうにして、行き先が追加されることは、
このあとも何回かありました。
はるばる日本から、せっかく来たのですから、
行き先をさらにおまけしてくれるというのは、
私も夫も、もちろんウエルカムです。^^


オドゥンパザル現代美術館に到着しました。美術館まで続く階段が斜線を描いていて、おもしろいですね。この階段なら、おそらく、車いすの方も美術館まで到達できるだろうと思います。


【オドゥンパザル現代美術館(略してOMM)】
エスキシェヒルの旧市街に建つ現代アートミュージアムです。隈研吾氏がデザインを手がけた美術館として、日本のみならず世界中から注目を集めています。トルコ伝統の家々が立ち並ぶ旧市街・オドゥンパザルに違和感なく溶け込んでおり、優しい木の温もりが、訪れる人を包みます。2021年のヨーロピアン・ミュージアム・アワードで特別賞を受賞しました。


この美術館の敷地であるオドゥンパザル(Odunpazari=wood bazaar)は、「木材市場」という意味で、かつてはここに木材の市場がありました。

ここ旧市街には、オスマントルコ時代から続く、木造2階、3階建ての街並みが残っています。その街並みと調和させるため、美術館のボリュームを分節して、小さな箱の集合体として構成したそうです。

さらに、それぞれの箱は、木材を積み上げた形状になっています。木材の持つヒューマンスケール感覚と、温かみのある質感を表現しています。

同一寸法の木材を用いて、木材をずらしながら積み上げた外観。これによって、流動的な空間を構成し、温かみがありながらもダイナミックな空間を作り出したそうです。

「木の組み方が校倉造で、なんか、正倉院みただね…。^^」と、夫と話しました。

正倉院の…、

校倉造。😊


こんなこと連想するのは、
日本人だけだと思いますが。😊


日本を代表する建造物を思い起こした、オドゥンパザル現代美術館。その建物全体は、オスマントルコから続く伝統的な街並みに、見事に溶け込んでいます。(建築都市設計事務所のサイトから、お借りしました。)

美術館前の階段が、上の写真では、階段に見えず、まるで石畳の広場のよう。たかが石段にすら、心憎い工夫を感じます。旧市街としての景観に、とことんこだわっていることがわかります。

美術館の左右には、石畳の道があります。どちらを通っても…、

その先にあるのは…、

旧市街(オドゥンパザル)!😊


石畳の道を進みました。
左側に見えるのは、世界遺産になっている、
伝統的建造物群。
そして右側に見えるのは、校倉造。🤣


いえ…。
MIYOが勝手に、
「校倉造」と呼んでるだけなんですけどね。😅


次回は、旧市街(オドゥンパザル)を歩きます。


(つづく)

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