MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑨ - タイ舞踊のディナーショー(2018年7月12日/2日め)

2018年7月12日 カリプソでタイ料理のディナー。


7月12日


Asiatiqueというショッピングモールの中を、
30分くらい散策しましたが、
モールが巨大すぎて、いくら歩いても、
モールの端まで、行きつけませんでした。


時間になったので、ガイドさんに案内されて、
カリプソの店内に。


カリプソの前にある、チケット売り場。

入り口にある、華々しいサイン。写真に写っているのは、全員、男性です(笑)。

レストランに案内されました。


まずは、「タイ料理コースディナー」です。
この日のメニューは、
・タイ米揚げせんべいの前菜
・タイスタイル野菜炒め/春巻/焼き鳥/ミニサラダ
・鶏肉のグリーンカレー
・トムヤムクンスープ/ジャスミンライス
・季節の果物/コーヒー又は紅茶
でした。


タイ米揚げせんべいの前菜

タイスタイル野菜炒め、春巻、焼き鳥、ミニサラダ、鶏肉のグリーンカレー、トムヤムクンスープ、ジャスミンライス


店内には、小さな舞台がしつらえてあり、
お食事が始まってまもなく、
タイの古典舞踊が始まりました。



5種類のタイ古典舞踊を、休むことなく、
45分間も見せていただきました。
最後には、
踊り子さんといっしょに写真も撮ってくれるという、
サービス付きです。^^


「タイ舞踊を鑑賞するディナー」というのは、
初めてタイに来たときにも経験しましたが、
今回行ったものの方が、はるかに洗練されていて、
飽きることなく、楽しませてくれました。
30年以上もたつのですから、あたりまえですね。^^


こうして、ディナーショーが終わり、
いよいよ、(私にとっては)本日のメインイベント。
ニューハーフショーの大劇場へと移動しました。


(つづく)

高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑧ - ホテルのお茶を優雅に(2日目)

2018年7月12日 Asiatiqueにて。


7月12日


ホテルに戻るとまもなく、2時半になりました。
午後のお茶がサービスされる時間です。
待望の、「タダのごはん」です。(笑)


はりきって、VIPラウンジに向かいました。
ほとんど、最上階に近いフロア。
ここが、Executive Lounge という、
VIPしか入れないフロアになっています。


エレベータを降りて、まずはエントランスで、
客室のカードキーをかざします。
ここでは、カードキーがIDカードとなっていて、
VIPと認められた場合にのみ、
ドアが開く、というシステムです。


ドアが開きました。
やった~。^^


はいってすぐに受付があり、
アテンダントが、ラウンジへと案内してくれました。


ラウンジです。私たちの他には、だれもいません。

窓の外には、高層ビルが林立しています。


そして、期待の、「タダのごはん」です。(笑)


フルーツと、ムースのようなスイーツ。セルフサービスです。

軽食は、クラブハウスサンドとハムサンドでした。

このサンドイッチ。一見、たいしたことがないように見えるのですが、実はけっこうなボリュームでした。とりあえず、お皿に盛ってきましたが、これだけで、食事一回分はあるかも。(苦笑)

このほかに、ドライフルーツ、スナック、クッキーが、たくさん置いてありました。希望の物を言うと、器に盛って、持ってきてくれます。もちろん、自分で勝手に取ってくることもできます。


アテンダントから、「お飲み物は?」と聞かれ、
「アイスコーヒーはありますか?」と答えました。
すると、
「ございませんが、
 もしもご希望であれば、お作りします。」と。
ん~ VIPラウンジの対応だなあ~、と、ちょっと感動。


ラウンジは、ほとんど貸し切り状態でした。
たまに、ぽつりぽつりと、
西洋人ビジネスマン(のような人)やインド人夫婦が入ってきて、
のんびりとお茶を飲んでいました。


こんな、ごく一部の人への無料サービスのために、
ホテルの高層フロアを使ってしまうなんて、
なんとぜいたくなことでしょう。


「マリオットに年間50泊以上する人」って、
こういう人たちなんだ・・・。
なのに、マリオットに初めて泊まる私たちが、
こんなところに入れちゃうんだ・・・。
ちょっと緊張しながらの、ティータイム、なのでした。


そもそも、ホテルの中に、
「VIP顧客だけが利用できるフロア」があるなんて、
SPGカードの記事を読むまで、知りませんでした。


これはぜひとも、
イブニング・カクテルサービスも体験したいところです。
でも、残念ながら、それは逃すことになりました。


この日の夜のバスツアーを申し込んでいて、
そのための迎えの車が、午後4時に、ホテルまで、
迎えに来てくれることになっていたからです。


そのツアーとは・・・。
カリプソ・キャバレー ニューハーフショー
+タイ古典舞踊ディナーショー
というものです。(爆)



タイ料理を堪能しながら、伝統舞踊を鑑賞した後に、
世界的にも有名な、
カリプソキャバレーによるニューハーフショー
を楽しんで、1350バーツ (4618円)。


ショーを見て、食事がついて、
ホテルへの送迎付きなら、いいよね、ってことで、
日本を出発する前日になって、
いきなり、ネットから申し込みました。


お迎えの時間ぎりぎりまで、
ラウンジでのんびりしたあと、
ツアーに出発しました。


ツアーの車が、ホテルまで迎えに来てくれました。


着いたところは、Asiatique という、
巨大なショッピングモールのようなところでした。


こんなアーケードが、延々と続きます。

フルーツ・スムージーの屋台

ドリアンのスムージーだって売ってます。(飲みたくないです。)

見てるだけで楽しい、雑貨の数々。

モールのあちこちにある、昔のアジアの人々のオブジェ。


遊園地もありました。
メリーゴーランドで、子どもたちが楽しそう。
「のんたんが喜びそうだなあ・・・」
と、夫が言いました。


(つづく)

高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑦ - トゥクトゥクでホテルに。(2日目)

2018年7月12日 トゥクトゥクに乗りました。


7月12日


国立博物館からホテルまでは、
トゥクトゥクに乗りました。


20年前のタイでは、移動手段というとこれしかなかったので、
一日に何度も乗っていました。
でも今運転が荒っぽくて、振り落とされる可能性があるので、
しっかりとつかまっている必要がありました。(笑)


今では、メトロがあるせいでしょうか。
街中のトゥクトゥクの数が、昔に比べると、
ずいぶん減ったように思います。
運転もマイルドになり、
パイプにしがみついている必要もありませんでした。
まあ、これも、時代の流れなのでしょう。


トゥクトゥクに乗って、出発!

途中で、ガソリンスタンドに寄りました。


トゥクトゥクのおじさん、
途中でトイレに寄ったり、
ガソリンスタンドで給油したりと、
時間がかかりましたが、
それでも、ようやくホテルに到着しました。


フロントで、カードキーを受け取ります。
荷物も受け取ろうとしたら、
「お部屋に運んであります。」と。


きゃ~ さすが、高級ホテル。
さすが、VIP扱い。^^


期待感いっぱいで、
お部屋のドアを開けました。


ジャーン。(必要ないのに)ダブルベッドです(苦笑)。

テレビと冷蔵庫。左端のガラスの向こう側が、バスルームです。お風呂にはいってるとこ、丸見え(爆)。


そして・・・。
ホテルからのお手紙が置いてありました。
これが重要なんです。



このお手紙には、
ホテルに宿泊したことへのお礼と、
滞在中、私たちがどんな特典を受けられるか、
が書いてあります。


それは、次のようなものでした。
 ・朝食ビュッフェ 6:00-10:30
 ・午後のお茶   14:30-16:30
 ・イブニング・カクテル 17:30-19:30
 ・個人用PCと館内無料WiFi
 ・会議室の無料利用(1時間)


午後2時半からのお茶のサービスの時間までに、
まだ2時間くらいあります。
そこで、軽くランチを食べてくることにしました。


ホテル内のレストランは高いので、
ホテルの外に出ました。
またしても、高級ホテルに泊まるとは思えない、
節約ぶりです。ww


20年前なら、タイに滞在中はいつも、
道ばたの屋台で食べていました。



こんな感じですね。^^
庶民が普通に利用する、「食堂」です。
当時、一食が50円くらいだったかな?
屋台料理が大好きで、
バンコクに着いて、お宿に荷物を置いたら、
なにはともあれ、屋台に直行していました。
だって当時は、タイに来ないと、
食べられませんでしたから。


でも今は、タイの屋台料理なんて、
日本でいくらでも食べられます。
だから、今回は、「屋台に行きたい」って、
一回も思いませんでした。
おいしいのはわかってるんですが。^^


この日は、5分くらい歩いたところで、
ショッピングビルの1階にあった、
レストランにはいりました。


カレー味のスープきしめん。

タイ風フライドヌードル。

ピアノの生演奏付きでした。


ホテルでは、午後のお茶のサービスがあります。
そのときに、なにかおやつがでるかも、
という期待感があったので(笑)、
昼食は軽めに済ませて、
ホテルに戻りました。


(つづく)

高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑥ - 国立博物館のガイドツアー(2018年7月12日/2日め)

2018年7月12日 バンコク国立博物館で。


7月12日


世界中から観光客が集まる、バンコク国立博物館。広いです。


バンコク国立博物館。
広大な敷地内で見学できる展示館の数々は、
見ごたえ十分です。
最近は、毎週水曜日と木曜日の9:30から二時間程度、
日本人ボランティアによるガイドツアーが開催されています。


夫は、ネットでそれを調べ、
「ぜひ、ここに行きたい!」
と、何度も言っておりました。


ボランティアのガイドチームは、
主に、タイ在住の日本人女性で構成されています。
ボランティアではありますが、
その知識の豊富さ、ガイドの巧みさは、プロ級です。


日頃から、頻繁に勉強会を行っていて、
活動の一環として、博物館についての本も作成されました。
その本は、館内の売店でも販売されていて、
収益金は、すべて、博物館に寄付しておられるそうです。


ガイドツアーは無料で、
予約なども不要です。
希望者は、当日、博物館の入場券売り場の横に集合するだけ、という
非常にゆるいルールで、参加することができます。


私たちも、9時20分ごろに、
入場券売り場に行ってみました。


すると、あ、いました、いました。^^
15人くらいの日本人が、集まっています。
私たちと同じように、
この日の朝、バンコクに到着し、
荷物をホテルに預けて、博物館に直行してきました、
という方が、ほかにもいました。^^


なぜか、全員、女性です。(爆笑)
見学者も、ガイドさんも、全員、女性。笑
男性は、うちの多動夫ひとりだけです。
日本人の男性のみなさん、どこに行っちゃったんでしょうか。


こういうとき、夫がいつも言います。
「日本の女の人は、面白いことや楽しいことを、
 ほんとうに、よく知ってるよな~。
 話題のレストランなんかも、
 食事してるのは、女の人ばかりだし。」
と。
たしかに、そうかもしれません。^^


参加者が多かったので、2グループに分けられました。
そして、それぞれのグループに、
ガイドさんがふたりひと組で担当されました。


見学開始です。ひとつめの展示館に、ガイドさんに案内されて、ぞろぞろと入りました。


さて、この、「バンコク国立博物館日本語ガイドツアー」ですが、
なんと、2時間もかかります。
博物館そのものが、非常に規模が大きく、
膨大な展示物を擁しているのですが、
ボランティアのガイドさんは、それらを、
非常に詳しく、ていねいに説明してくださいます。


その概要は、以下の4つに分かれています。
 ①壁画を見ながら、ブッダの一生について学ぶ。
 ②タイを代表する建築物・美術品を観賞する。
 ③葬儀の間で、プミポン前国王の葬儀に使われた山車や葬送品を見学する。
 ④仏像をたどりながら、タイの歴史を学ぶ。


①壁画を見ながら、ブッダの一生について学ぶ。


室内の全面を埋め尽くす、壁画。圧巻です。

壁画には、仏陀の一生が描かれており、それらを、ガイドさんが丹念に説明して下さいます。

縁側に座って、さらに講義が続きます。

ひとりが説明し、その説明に合わせて、もうひとりが、お手製の写真図画のファイルを見せてくださいます。


②タイを代表する建築物・美術品を観賞する。


美術品は撮影禁止でしたので、
ここでは、古い家の中のようすをご紹介します。


昔の王女の住まいが、そのまま移築されていました。

当時の美しい食器が多数。王族が使う食器は、中国に発注していたそうです。


③葬儀の間で、プミポン前国王の葬儀に使われた山車や葬送品を見学する。


展示場には、いつくもの山車が並んでいました。

暑い中、ガイドのさんの説明が続きます。


④仏像をたどりながら、タイの歴史を学ぶ。



暑い中、これだけの充実した内容を、
2時間もの時間をかけて説明してくださり、
それでいて、無料、なのです。
日本人って、ほんとうにすごいなあ、と
頭がさがる思いでした。


ボランティアのみなさま、
どうもありがとうございました。


夫がなにより楽しみにしていた見学ツアーも終了し、
時間も12時に近くなっていたので、
トゥクトゥクに乗って、ホテルに戻ることにしました。


今度こそ、ホテルのお部屋に入ることができます。
いよいよ、憧れのホテルライフです。^^


追記:
これを書いていて、昨年の7月に、上野の国立博物館で開催された、「日タイ修好130周年記念特別展」に行ったことを思い出しました。あのころは、同じ物を一年後にタイで見るとは、思ってもみませんでしたが。当時の展示物もすごいものでしたが、やはり、バンコクの博物館で直接見たときの高揚感は、バンコクでしか得られないように思います。
とはいえ、この日は、「私は、ホテルの部屋で寝っ転がっていたいだけなのに、こんなとこに連れてきて」と、夫に文句たらたらだったんですけど(苦笑)。


(つづく)

高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑤ - バンコク国立博物館前を散歩(2日目)

2018年7月12日 国立博物館付近にあるお寺で。


7月12日


ひとつめの行き先は、夫のたっての希望で、
国立博物館と決まっていました。
この博物館では、毎週水曜と木曜の9時半から、
ボランティアによるガイドツアー(無料)が開催されています。



国立博物館には、20年くらい前にも、
行ったことがあるように思いますが、
なにを見たのやら、さっぱり記憶にありません。(苦笑)
・・・ということで、2回目の訪問となりました。


ホテルからタクシーで直行したので、まだ8時半です。
やむをえず、ツアーが始まるまでの1時間もの間、
多動夫に引きずられて、
付近をぐるぐると徘徊することになりました。


私としては、
「高級ホテルに泊まって、のんびりする」ための旅行、
のつもりだったのですが、
なにしろ、多動夫がいっしょです。
かたときも、じっとさせてはくれません。


通りがかった、名前も知らないお寺。こんなところでも、夫は、中にはいって、くまなく歩いてみないと気がすみません。やむなく、いっしょに歩く私。

とりあえず、「カフェでアイスコーヒーを飲ませてください。」と、お願いしてみました。

タイ風の絵馬。お願いを書いて置いていくようです。

お寺のそばで、お参りグッズを売っているお店です。

良家の子女が通うといわれる、タマサート大学もありました。


歩いているうちに、セブンイレブンを発見!
暑いので、吸い込まれるように、
はいってしまいました。^^


日本でもよく見かけるガパオライスなど、タイ料理が、そのまま持ち帰り弁当になっていました。

各種おつまみは、100円前後くらいです。

肉まんは、一個50円くらいです。

セブンイレブンのおにぎり。


セブンイレブンで、おにぎりとお水(一本30円くらい)を買いました。
なんたって、朝ごはんを機内食で食べたのは、
午前3時。
おなかがすいています。


ということで、歩きながら、おにぎりをもぐもぐ。^^
具は、「鮭の照り焼き」です。
1個が70円くらい。


「おにぎり~♪」と期待して食べたら、
ちょっとちがっていました。
ごはんが、酢めしなのです。
ふつうのおにぎりのような、塩ごはんを期待していたので、
やや、がっかり。


酢めしに具を入れて、海苔で包む・・・
つまり、形が三角形なだけで、
目をつぶって食べたら、手巻き寿司と変わりません。笑
これはこれでおいしいのですが、
いつもの、普通のおにぎりがなつかしくなってしまう、
ちょっとさびしい、おにぎりでした。


今頃は、ホテルの清潔な部屋で、
ベッドにねっころがって、
のーーーんびりできたはずなのになあ・・・。
と思いながら、多動夫のあとを歩いているうちに、
ようやく、ガイドツアーが始まる時間になりました。



(つづく)