MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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のんたんの冬休み-92 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - サイゴン・オペラハウス(2017年12月30日/7日め)

2017年12月30日 サイゴン・オペラハウスで。(のんたんとあみちゃん 22歳)



サイゴン・オペラハウス



サイゴン・オペラハウスは、
フランス植民地時代に建設された伝統的なバロック建築で、
その歴史は100年以上。
当初は、オペラハウスとして建築され、
その装飾品や調度品などは、フランスから持ち込まれました。
当時入植したフランス人たちの、優雅な生活の象徴ですね。


その後、第二次世界大戦の後に、フランスから独立を果たしたベトナム共和国は、
分裂し、悲惨な南北戦争へと突き進みます。
戦争当時、オペラハウスは、
「南ベトナム共和国政府」の下院議員用国会議事堂として使用されていました。
その際に、外観や内部装飾は簡素なものに改装され、
豪華な調度品類も全て撤去されたそうです。


現在のオペラハウスは、1976年の南北統一後に修復され、
さらに創建時の復元を終え、100年前の姿に戻っています。


(画像をお借りしました。)


通常、内部見学はできませんが、
AO SHOWの公演時にだけ、特別に内部に入ることができます。
1,800席ある大劇場に腰を下ろし、
歴史ある建物の中で、ベトナムの人々の歴史と想いを感じられるAO SHOW。
まあ、それはそれで、おもしろそうです。



・・・というわけで、ベトナム最後の夜は、
多動夫が衝動買いしたチケットを握りしめて、
この、サイゴン・オペラハウスへ行くことになりました。


「しずかにね…」と言いながら、開演を待っています。


(つづく)

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