家族でお祝い 天ぷら 一宝+ギンザシックス+俺のやきとり③
2003年8月20日
夏休み中は、毎日、学童保育で過ごしました。
朝、夫といっしょに、学童まで歩いているときの写真です。
(のんたんとあみちゃん 8歳)
真ん中だよ
話が前後しますが、
このお店では、私たち3人、カウンター席に通されました。
個室がたくさんあるのですが、
目の前で、揚げたてを食べるとなったら、やはりカウンターですね。^^
3人で並んで、私、娘、夫、の順で座りました。
この順番には、理由があります。
今日は、そのお話です。
子供達が小さい頃、家族で回転寿司に行って、
4人でカウンターに座るようなことがあると、
我が家では、必ず、座る順番が決まっていました。
一番左端が、私。次が、障害のある長男。
そして、夫、長女、と続きます。
左利きの私が、左端に座り、右側の長男の食事を介助するため、
私の隣りは、必ず、長男でした。
おしぼりとかお茶とか、ちょっとしたヘルプをしてほしいし、
飲み物をこぼしたとか、不測の事態に備えて、
長男の右隣りは、いつも夫です。
私と夫が、長男をはさんで座り、さらにその隣りに、娘が座る、というわけです。
これは、小学生の頃の娘には、おもしろくなかったんですね。
「私も、おとうさんとおかあさんの間に座りたい。」
そう思うのは、当然でした。
わかっていたけれど、それはできなかったのです。
そのことに納得できなかったのでしょう。
あるとき、長男を差し置いて、長男が座るはずの席に、
娘がさっさと座ってしまったことがありました。
彼女の気持ちは、わかります。
でも、それを許すことができない状況が、我が家にはありました。
「あみちゃん、そこはのんたんが座るんだよ。
のんたんは、自分で食べられないでしょう。
うちでは、のんたんがここに座らなくちゃいけないんだよ。」
しぶる娘を立たせて、右端に移動させて、
娘が座りたかった席に、長男を座らせました。
かわいそうなことをしました。
あのときのことを、娘は、おぼえているでしょうか。
たとえ、彼女が忘れていても、
私の方が覚えているんです…。
だから、今、3人家族となって、カウンター。
娘よりも、私の方が、席にこだわります。
左がおかあさん。
真ん中が、あみちゃん。
そして、右がおとうさん。
「あみちゃんは、真ん中だよ。」
心で、娘に言います。
遅ればせながら。
いまさら、ですが。
就職内定、おめでとう。
(つづく)
「あみちゃん日記」を、
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小さい頃のあみちゃんのお話です。
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