MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

のんたんの冬休み-88 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 日本食でなくちゃ。^^(2017年12月30日/7日め)

2017年12月30日 ホーチミンの「寿司世界(SUSHI WORLD)」で。長男は、相変わらず、左手で母の手を触っています。^^
(全盲難聴・のんたん 22歳)



私と長女がホテルに戻ってから、10分くらい後に、
夫と長男も帰って来ました。
午前中は二手に別れて別行動でしたが、
ふたたび、家族4人がそろい、お昼ごはんを食べに行きました。


おなかがぺこぺこです。
目指すところは、「寿司世界」!笑


前日の夜、サイゴン・センターで、久しぶりの日本食にありついて、
大満足で帰路についた私たち。
ホテルに戻る途中で、こんなお店を見つけてしまったのです。


SUSHI WORLDというネオンがついたお寿司屋さん、「寿司世界」。ちょっと高そうでしたが、店内は混んでいて、座って順番を待っている人もいました。


このお店を右に見ながら歩いて、角を右に曲がると、お隣は、「七輪焼肉」と「牛繁」でした。^^


お寿司に焼肉!
もう、全部はいりたい! とおおさわぎ。(笑)


「どうせ、翌日には日本に帰るんじゃないか。
 今さら日本食を食べなくても。」
と思いたいところなのですが、
サイゴンセンターで、久しぶりの日本食を食べたら、
すっかり里心がついてしまって、もう止まらなくなりました。
「明日のお昼は、ここで食べよう。」ということに。


というわけで、情けないですが、この日のお昼も、日本食です。
いつものように、あれこれ、違う物を注文して、
みんなでわけあって食べました。


広くてきれいな店内。カウンターもあり、日本の普通のお寿司屋さんと変わりません。


天丼は、長男の大好物。がんばって、自分で食べています。


ベトナム最後の食事が日本食、というのも情けないのですが、
おいしかったので、まあ、いっか、と。笑
ご覧の通り、日本のお店と比べて遜色のないものばかりでした。
サラダや茶碗蒸しがついているので、けっこうなボリュームで、
食べきるのがたいへんでした。
4人で食べて、お会計は、全部で10000円くらい。
またまた、長女の5%引きカードにお世話になりました。^^


レストランの近くで見つけた、サークルK。


店内の奥にはイートインコーナーがあります。その後ろに積み上げられているのは、大量の、商品の山。日本だったら、壁の反対側に置いて、お客さんからは見えないようにしますが、ベトナムでは、誰も気にしません。
どこにでもある、ベトナムのふつうのお店です。


サイゴンセンターの近くにある、日本食専門のスーパー。高いけど、質の良いお品がそろっていました。品物は整然と並べられていて、床もピカピカです。このお店だけが、店内は「日本」でした。(苦笑)


(つづく)

「私が死んだら、3匹の猫は安楽死させて、私と一緒に焼いて。」と、姑は言いました。

「私が死んだら、3匹の猫は安楽死させて、私と一緒に焼いて。」


これは、現在、脳梗塞で入院中の、夫の母親が、ずっと前に放ったことばです。
こんな考え方をする人が、世の中にいるとは思いませんでした。


「自分がエサをやれなくなったときは、殺せばいい。」
と思うのなら、
はじめから飼わなければいいのに、と思います。


先月、宮崎まで行き、
入院中の彼女と話したことを、以前のブログで書きました。
当時の記事は、こちらです。
 ↓
(長男の障害を、22年間受け入れなかった姑、その老後。 - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと)


「私は、最後まで、ひとの世話にはならない。」と豪語する彼女に、
私は、
「じゃあ、猫はどうするんですか。
 3匹の猫を、殺処分に連れて行く人は、いませんよ。
 そんなこと、誰もできません。」
と言ってしまいました。


でも、彼女は、
「近所にいい獣医さんがいるから、大丈夫。
 ムスメに、もう頼んである。
 ムスメが絶対にやってくれる。」
と、言い張っていました。


当の「ムスメ(夫の妹)」は、ドイツ在住で、
「私は、そんなことやらない。」
と言っています。


(殺処分が)できるかどうか、ではなく、
そもそも、「こういう考え方をする人が、動物を飼う」
ということが、問題なのだと思います。


もうすぐ、夫の母親は、老人ホームにはいる予定です。
今は病院で暮らし、入所待ちの状態です。
入所が決まったとき、自宅に残る3匹の猫を、
いったいどうするつもりなのか。


夫も私も、宿題を抱えているような気持ちです。


Sandyさんの記事を読み、あらためて、考えさせられました。
ありがとうございました。
もう、たくさんの方がリブログされておられますが、
私も、リブログさせてください。



(引用文の文字が小さかったので、以下にタイプアウトしました。)


「動物愛護先進国に生まれ変わろう。」


日本に
うまれなければ
よかった。


無責任が生んだ一年間の殺処分の数。
日本 82902頭
ドイツ 0頭


日本生まれ、日本育ちのボクはいま、保健所にいる。
平成27年度、日本で殺処分された犬・猫は、82,902頭もいた。
「可愛くない」「飽きた」「高齢」「繁殖犬として用済み」
身勝手で無責任な飼い主・ブリーダーが多すぎる、とボクは思います。
一方、ドイツに暮らす犬・猫は、さまざまなルールで守られているらしい。
命の衝動買いを防ぐために、ペットショップは、ほとんど存在しない。
多くの場合、保護施設やブリーダーから引き取られ、育てられている。
それに、たとえ保護されたとしても、殺処分されることはない。
新しい飼い主を待ちながら、一生を保護施設で過ごすこともできる。
ボクたちみたいに、収容期限や殺処分に怯える心配もなく、
安心して暮らすことができるんだって。
ただし、重い病気などで「もうこれ以上治療ができない」
という時だけ、安楽死が選ばれているみたい。
あくまでも、痛みや苦しみから救うための、最後の方法としてね。
ドイツは「命を飼う」という行為への責任が強い「動物愛護先進国」。


ひとつの命、あなたの責任で。
動物愛護先進国に生まれ変わろう。

のんたんの冬休み-87 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 父と息子のホーチミン④またまたバイクに乗って!(2017年12月30日/7日め)

2017年12月30日 バイクタクシーのおじさんが長男を見ている表情が、優しいですね。
(全盲難聴・のんたん 22歳)



またまたバイクに乗って!


ダムセン公園で2時間くらい過ごし、
のぞみ君に、「今日はこれでおしまいだよ!」と言うと、
満足したのか、「もっと!」と言い張ることもなく、
素直に、「これでおしまいね!」と言ってくれました。


ダムセン公園で。


「のぞみ君! 帰りもバイクに乗りたい?」
ときくと、間髪を入れずに
「はい!」
と答えてくれました。(笑)


ということで、ダムセン公園のゲートを出ました。
バイク屋さんがいないか?と探すまでもなく、すぐに見つかりました。
早速交渉開始!


帰りに乗ったバイクタクシーのおじさん。


まずは、ホテルの名刺を見せて、次に、名刺の裏に描かれている地図を見せました。
すると、バイクのおっちゃんの知らない場所だったようですが、
その横にいた婆ちゃんがよく知っていたようで、
おっちゃんに説明をし始めました。


婆ちゃんは80歳以上に見えましたが、眼鏡もかけずに、
名刺の地図に書いてある通りの名前を読み始めました。
けっこう細かい文字で書いてあったのに、
すらすらと読んでいたので、ビックリでした! 婆ちゃん凄い!!


ダムセン公園からホテルまでは、さすがに遠いので、
来るときに乗ったバイクタクシーより高いかな?と思ったら、
行きよりも安い値段で交渉成立!
(MIYOのつぶやき: つまり、先ほどのバイクでは、ぼられた、ってことです。笑)


さっそく、またのぞみ君にヘルメットをかぶせて、3人乗りで出発です。
渋滞の道もなんのその!
すいすいとバイク洪水に乗っかって行きます。
「バイク・サーフィン」みたい!と思いましたね!!



バイクのおっちゃんは、ホテルのある方面にはあんまり行ったことがないらしく、
途中で何度か道をききながら、走ること約30分!
無事にホテルに到着です。
いやあ!ベトナムでバイクがなぜこれほど愛されているかがよくわかりました。
何といっても、バイクは、早い!安い!便利!です。
でも事故も多いんだろなー・・・・(-_-;)


バイク3人乗りだったけど、無事に到着できてよかったです。


今回も、降りてから、バイクに触らせてもらいました。


バイクに乗りながら、ビデオも撮りましたが、後でみてみたら、
「本当に、バイクの洪水の中をビュンビュン走ってたんだなあ!」
と、改めて感心しました。
ベトナムで、自分でバイクに乗る自信はとてもありませんので、
本当に良い経験をしたと思います(^_^)Y


のぞみ君も大満足だったようです。
次にまたベトナムに行く機会があったら、
「バイクに乗りたい!」
と言われるんだろな~!(笑)


バイクタクシーで、ホテルの前まで帰ってきました。


帰りのバイクタクシーに乗っているときに撮った写真です。
さすが、ホーチミンは、立派な建物がいっぱいです。


サイゴン・オペラハウス


(つづく)

のんたんの冬休み-86 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 父と息子のホーチミン③ダムセン公園(2017年12月30日/7日め)

2017年12月30日 ハノイ・ダムセン公園で。(全盲難聴・のんたん 22歳)



ダムセン公園


ようやく、めざすダムセン公園に到着しました。
まずは、切符売り場に向かいます。


言葉が全然わからないので、とりあえず列に並んでみました。
すると、どうやら障害者は入場料が無料のようで、
係の人に「こちらからどうぞ!」(とたぶん言ってる)と言われて、
そのまま入場しました。



公園内のあちこちに、小さなチケットブースがあります。
アトラクションを利用するためには、
毎回、そのブースでチケットを購入しなければなりません。
まごまごしていると、
英語ができる人がやってきて、いろいろ説明してくれます。
また、英語ができなくても、入り口はあっちだ、とか、
近くにいる人が次々に助けてくれます。
のぞみ君を連れていると、
ベトナムの人たちは、本当に親切にしてくれて、嬉しいです。



2時間ほどいろんな乗り物にのって、最後に、
前回来たときにも乗った、「ダッゼムカー」に乗りました。
これは、お互いにバンバンぶつけ合いをする車のアトラクションです。
のぞみ君はこれが大好きで、ぶつかるたびに、
「どすーん!」、「どかーん!」
と言って大喜び! 笑
終わっても、「もういっかい!!」と言われるので、
結局、5回ぐらい乗りました。^^


ダッゼムカー


この日は地元の人にとってもお休みの日だったので、
たくさんの子供たちが来ていました。
アトラクションの料金は、一回50円~200円ぐらいなのですが、
地元の物価からすると、けっこう高い気がしました。


龍の頭がついた、コースターです。


(つづく)

のんたんの冬休み-85 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 父と息子のホーチミン②バイクタクシー(2017年12月30日/7日め)

2017年12月30日 バイクタクシーに乗りました。おじさんの後に座りながら、ハンドルを熱心にさわって、興味津々の長男です。(全盲難聴・のんたん 22歳)



タクシーをさがして歩いていると、
いきなり、バイクタクシーのおじさんから、
「どこへ行くんだ? わしのバイクに乗っていかんか?」
と言われました。


う~む、目の見えないのぞみ君をバイクに乗せるのかあ・・・と迷っていたら、
おじさんから、
「二人一緒に乗っていけ!」
と言われました。


あのバイクの大洪水の中を3人乗りで行くのは、やばそうだなあ・・・と思いましたが、
これ以上うろうろするのもイヤなので、
エイヤっと乗ることに決め、価格交渉を開始。
でも、バイクには一回も乗ったことがないので、相場がわかりません。
もともと、タクシーで行くつもりになっていたので、
そのタクシーの半額ぐらいなら、まあいいか?と思いながら、
価格を決めました。


おじさんからヘルメットを受け取って、のぞみ君にかぶせたら、
のぞみ君は、「ポコポコ帽子!」と言っておお喜び!(笑)
「ポコポコ帽子」というのは、のぞみ君が20歳まで通っていた乗馬教室で、
いつもかぶっていた帽子の名前(愛称)です。


のぞみ君は、小学生の頃から、ほぼ毎月のように乗馬教室に通い、
「ポコポコ帽子」をかぶっていました。
なので、ヘルメット=乗馬という連想が働きます。
「これから、馬に乗るのかな?」と思ったかもしれません。


でも、今回は乗馬ではないので、のぞみ君に、
「これからバイクに乗って、ダムセン公園に行くよ!」
と言うと、とても嬉しそう!


ということで、おじさんの後ろにのぞみ君、
そのまた後ろに小生が跨って、3人乗りで出発です!
まさか、あのすさまじいバイクの洪水の中を、
自分もバイクに乗って走ることになろうとは、考えもしませんでした!


しゅっぱ~つ!


道路を埋め尽くす、たくさんのバイク。この中を、いっしょになって走りました。



しかし、さすがにバイクの運転に慣れたおじさんです!
見事に、バイク洪水の流れに乗って、20分ぐらいでダムセン公園に到着しました!
スリルがあって、小生も大いに楽しませてもらいました!
(こうなったら、帰りもホテルまでバイクだな・・・と思いました。)


のぞみ君も、ダムセン公園よりこっちの方が楽しかったかもしれません。
バイクから降りる時に、ちょっとだけバイクに触らせてもらいました。


興味津々で、バイクをさわっています。



MIYOのつぶやき
9年前、初めてホーチミンに行ったときから、バイクタクシーを見るたびに、
「のんたんを乗せてあげたい。」
と、私は何度も言っていたのですが、夫はOKしませんでした。
「危ない」と言うのです。
私に、あれだけ、「だめだ」と言っておきながら、
こんなにも簡単に、バイクタクシーを楽しんでいるとは。
「今までの『だめ』は、一体なんだったんだーーーーー
 そんなことなら、もっと前から乗せろーーーーー!」
と、あとで私に怒られたことは、言うまでもありません。(苦笑)


(つづく)


バイクタクシーの後ろに乗って走ると、道路はこんなふうに見えます。