MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 168 - ドンスアン市場(2019年10月21日/51日め)

2019年10月21日 果物や野菜を売る女性たち。


10月21日


ドンスアン市場です。
とにかく広いです。


1階には、雑貨屋さんが並んでいます。

かばんも、こんなにたくさん。天井まで商品で埋め尽くされ、ドンキみたいですね。^^

ノンラーです。小さな置物サイズから、各種そろっています。

人形屋さんでは、日本のアニメも人気です。

そして、水上人形劇で使われる人形。

エスカレーターで2階に上がってみました。2階から見下ろすと、こんな感じです。体育館みたいですね。^^

たくさんの生地が積み重ねられています。ここでは、アオザイを仕立ててもらえるんです。

いかにもアオザイ、という柄ですね。

小さなイスの上で、半分あぐらをかいているような、すごい恰好で店番をしていますが、こんなことで驚いてはいけません。

実は、2階の布地屋さんで店番をする女性たちの、ふつーのスタイルは、こちらです(爆笑)。積み上げた布地の上で、一日中、座って過ごしています。この状態で、お昼ごはんを食べることも…。


いや、コレがベトナム風なんです。笑
…とは言うものの、
じゃあ、この店で買い物するかってきかれたら、
MIYOは絶対に買いません(苦笑)。


毎日こんなことしてたら、
商品は汚れていくだろうし、
女性の汗とか脂とかだって、
少しずつ、ついていくはず。


なにより、
こんなふうに粗末に扱われた商品は、
絶対に買いたくない、
と思うのです。
神経質ですかね…。


でも、ローさんにそんなことを言ったら
(言いませんけど)、
きっとまた、
「そんなことを考えるベトナム人はいません。」
なんて言われることでしょう。


たしかにベトナムでは、
誰も気にしていないのでしょう。
2階では、ほとんどの店が、
このスタイルですから。笑


2階は、衣料品のお店ばかりです。やはり、天井まで積み上げられています。笑


3階では、子ども服ばかりを扱っています。
とりあえず、私たちには用がないので、
ここは省略して、
ドンスアン市場を出ました。


ローさんに先導されながら歩き始めて、
すぐに、こんなものを見かけました。


色とりどりの野菜や果物を売る、ノンラーの女性たち。なぜか、道路の真ん中に、一列に並んでいました。

「担ぎ売り」するための天秤棒がついたままのカゴです。


一列に並んだカゴのようすが、
まるで一組のおもちゃのように、
かわいらしい。^^


ノンラー、カゴ、色とりどりの果物。
あまりにもベトナムらしく、
なんだか、見ているだけで、
うれしくなってしまいます。


帰国して4か月になりますが、
今でも、よく、
「ベトナムの、どこがそんなに良かったんですか?」
と聞かれることがあります。
そんな質問には、とうてい、
一言で答えることはできません。


そんなとき、私の脳裏ではいつも、
きらきらと輝く、ベトナムの情景が
いくつも、浮かんでは消えていきます。
そんな情景のひとつとして、
忘れることができないのが、
このときのシーンなのです。


(つづく)

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