定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 151 - お土産物市場③(2019年10月20日/50日め)
2019年10月20日 お土産物市場で。こんなお店が、何十軒も並んでいました。
10月20日
お土産物市場の奥にある、衣料品コーナー。
ひしめきあっている、「なんちゃって衣装」のお店を、
かきわけるように進んでいきました。
すると…。
ありました!
花モン族の衣装のお店です。^^
うわ~。花モン族のスカートが、たくさんぶらさがってる。笑
こちらのお店でも、花モン族のブルー系の衣装だけを売っていました。
花モン族衣装に見入る女性。サンデーマーケットでは、丈の短いスカートが主流でしたが、ロングドレスもすてきです。^^
花モン族のスカートばかりが、ずらりと並んでいました。
左側は花モン族衣装、右側はなんちゃって衣装です。
店番をしながら、刺繍に精を出す母娘がいました。
花モン族衣装専門店。ブルーの色調の美しさに魅かれます。
何十軒もの衣装屋さんは、
2種類に大別されます。
つまり、花モン族の衣装屋さんと、
なんちゃっての衣装屋さんです。
それぞれのお店の節度があるのでしょうか。
両方の衣装をごちゃまぜにして売っているお店は、
なかったように思います。
どちらのお店であっても、
買い物をしているのは、花モン族の女性です。
お土産物市場の敷地内にはあるのですが、
ここでは、観光客はほとんどみかけませんでした。
今では、この市場で販売されている衣装が、
花モン族の衣装文化を
支えているのかもしれません。
これまで私は、
「少数民族の衣装は、
自分または母や祖母が手作りするもの」
と思い込んでいました。
ほんとうに、そうだったのです。
けれどいまでは、
少数民族が自分の衣装をお店で買う、
そんな時代になっているようです。
市場を出て、周囲の通りを歩いてみました。
ここでも、道路のあちこちで、
お店を開いている人々がいました。
野菜、穀物、ちまき、となんでも売っているようです。
路上で、布バッグを売る女性たち。
ここは普通の道路なのですが、市場のように賑わっていました。
子どもを背負っている女性の数も、日本に比べて、かなり多いように感じます。
どっちを向いても、花モン族が歩いています。^^
花モン族の美しい衣装を着た母親と、完璧になんちゃって衣装を着ている娘。これが、いまどきの花モン族の、普通の姿になっています。
大勢の人でにぎわう通りを歩いて、元の場所に戻りました。
集合場所になっていたレストランです。
ふう。やれやれ。さすがに疲れました。^^
レストランのテラス席で休憩する、MIYOと長女。
そのふたりを残して、夫はまたもや、
レストランを出て行ってしまいました。
「まだ15分くらいあるから、もう少し見てくる。」
のだそうです。
はいはい。
どうぞ、お好きなように…。
さすが、多動夫です。
かたときも、
じっとしてはいられない性分なのです。(苦笑)
(つづく)















