定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 119 - 国立歴史博物館(2019年10月18日/48日め)
2019年10月18日 国立歴史博物館で。入り口で記念写真を撮る、子どもたち。
10月18日
さて、今日はいきなり、変わった朝ごはんです。
朝ごはんは、松山銘菓、「一六タルト」。笑 きゅうり、ヨーグルト、ハス茶といっしょにいただきました。
兄夫婦が、お土産にと、日本から持ってきたものです。スポンジの中に、あんこと大きな栗が入ってる、和風ロールケーキです。
「そういうものは、喜ばれないと思うよ。」
…と、私がとめるのもきかず、
兄が日本から持参したお土産でした。
ですが、意外にも、
ローさんとタムさん一家には好評だったようです。
「これ、おいしいね!」
と、とっても喜ばれました。
まあ、なにはともあれ、
気に入ってもらえてよかったです。^^
そして、一六タルトの朝ごはんという、
珍しい食事を終えたころ、
朝いちばんに、夫から、
残念な知らせが届きました。
「今日のフライトは、
出発が一時間遅れるそうです。」
やれやれ…。
夫と長女は、5日間の予定でやってきます。
もともと、ベトナムには、
夫がひとりで来る予定でした。
この日は、即位の礼があり、
日本が3連休になるとのことで、
それに有給休暇を2日加えれば、5連休になります。
そうやって5日間のお休みを捻出し、
10月18日の朝のフライトで夫がベトナムに来るのは、
私が日本にいるときから決まっていたことでした。
すると、長女が、
「私も行く。
おかあさんに会いに行く。」
と言いだし、同じように休暇をとって、
夫と同じフライトのチケットも買ってしまいました。^^
かくしてこの日、朝9時半のベトジェットVJ933便で、
夫は長女といっしょに、
成田を出発することになっていました。
ところが、出発が一時間も遅れるとは…。
空港で出発を待つ、夫と長女。
ベトジェットVJ933便です。行きも帰りも、私が利用したのと同じフライトです。往復で、ひとり30000円くらい。
結局、一時間以上遅れて出発したそうです。
ベトナムに着いてからは、
夫の希望で博物館に行き、
夕方、MIYOが住んでいる家にお伺いします。
さらにその後、夜行列車でサパに出発する、という、
ぎちぎちのスケジュールを組んだのは、
もちろん夫、別名「ハンキュウ」です。
「ただでさえ、余裕のないスケジュールなのに、
一時間も遅れるとなったら、
予定はどうなるのだろう。」
と思いましたが、
気をもんだところで、どうにもなりません。
まあいいや。
私は私でやるよ。
…ってことで、私も、
お昼前に家を出発しました。
出発が一時間遅れなので、
夫と長女が到着するのは、
午後2時半ごろだと思われます。
待ち合わせ場所に来るのは、さらにその一時間後で、
3時半くらいでしょうか。
それまでには、かなり時間がありましたが、
とりあえず、私には、
ふたりが来る前に、
行っておきたいところがありました。
それは、「国立歴史博物館」です。
この博物館は、ふたつの施設がセットになっていて、
そのひとつである、「旧・革命博物館」には、
一週間前に行きました。
そのときに、もうひとつの、
「元祖・歴史博物館」の方には行きそびれたので、
それが気にかかっていました。
ネットで調べてみると、
「チケットは3日間だけ有効」だとか?
しまった…。
チケットの有効期間が終わっています(苦笑)。
チケットは、ふたつの博物館の入場券がセットになっていて、40000ドン(約200円)です。「10月12日」というスタンプが、しっかり押されてしまっています。すでに、6日も経過しています(汗)。
まあ、でも、
行けばなんとかなるかも(爆)。
とりあえず、行ってみよう、と。
国立歴史博物館の正門。入り口は小さいのですが、中は意外に広く、見ごたえ十分です。
入り口をはいって、
なにくわぬ顔で、チケットを出したところ、
係の人は、6日も前の日付だとは、
全然気がつかなかったみたいで、
そのまま入れてもらえちゃいました。笑
よかった、よかった…。^^
王朝時代の装束や物品が展示されています。
フエにある王宮の、全体写真。
通路を歩いて反対側に行くと、そちらには、古代の石像が展示されていました。
表情が、カンボジアのクメール像と似ています。
売店に入ってみたところ、女性スタッフが英語で、
「日本人ですか?
私の娘は、今、日本に留学してるのよ。^^」
と話してくれました。
ハノイを歩いていると、ベトナムの人が、
気さくに話しかけてくれるのは、
そう珍しいことではありませんでした。
日本を好意的に見てくれているなあ、と感じます。
うれしいですね。^^
(つづく)